6/1-3日富士スピードウェイ(静岡県小山町)にて2018ピレリスーパー耐久シリーズ
第3戦「FUJI SUPERTEC 24時間耐久レース」が行われました。
 スーパー耐久シリーズでは十勝24Hから10年、富士スピードウェイでの開催は
 1968年以来、実に50年ぶりの開催メモリアルイヤーとなりました。
 レース開催にあたって、サーキットには24時間レースへ向けて、新たに照明が
増設され5/8日にテストデーが設けられ夜間走行も行われました。
 
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 レース開催当日、朝から晴天に恵まれゲート前は前日からの徹夜組、早朝から
 サーキットへ向かう道路は渋滞となっていました。
 
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 CMSC長崎筒井克彦選手率いるST5クラス#2 「TEAM221ロードスター」シリーズ2戦を
 終え、 ST5クラスランキングトップ筒井克彦選手を含め計6名で24時間レースを迎える。
 金曜日に行われた公式予選では、Aドライバー筒井克彦Bドライバー山西康司で臨み、
 ST5クラス4'14.430でクラス2位、総合42番手から24時間レースを戦う。
 
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 午前中に行われたピットウォーク、各チームパドックへ沢山のモータースポーツ
 ファンが訪れサインを貰う人写真を撮る人思い思いにピットウォークを楽しみました。
 レーススケジュールは予定通り進行し、決勝レースを前にグリッドウォーク始まる。
 24時間先のゴールを目指しマシンがグリッドに整列ゲートオープンされるとコース
上は人で埋め尽くされる。
 
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 15:00~セーフティカー先導ののち、24時間耐久レースがスタート各車1コーナーへ、
 大きな混乱なくオープニングラップを終え、各クラスごとの激しいバトル周回を重ねる
 開始して30分あまり1コーナーでレースアクシデント発生、セーフテイカーがコースへ
 約10分後にレース再開車にダメージを負った#82号車アウディは24時間レースリタイヤ
 第1号となった。
 
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 #2号車は順調にレーススケジュールをこなしクラス上位を走行、1時間半を過ぎた頃から
 各チームに最初のピットイン、ドライバー交代や給油などピットは慌しくなる。
 太陽が西に傾き、だんだんと暗くなっていく中、レース開始3時間半を過ぎた18:30から
 ナイトセッションが開始となる。全車ライト点灯、サーキットの照明にも火が入る。
 この頃から昼間の暑さも一段落し、サーキットは夜を迎えることとなる。
 20:00を過ぎた頃、24時間レースを盛り上げるサーキット内に打ち上げ花火が夜空高く
 コースサイドからパドックから歓声があがりました。
 
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 今回の夜間走行にあたり近隣に住む方への騒音対策として、全車のマフラーに
消音器が取り付けられ排気音を抑える配慮がされました。コース上を走行する
 レーシングカーはGT-RなどST-Xクラスとデミオ・フィットなどST-5クラスのマシンの
トップスピード差は80kmにもなり、追い越す側もラインを譲る側も神経を使いリスクを
伴います。
 
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 20:30を過ぎた頃レースアクシデントが発生、今年から導入されたFCY(フルコース
イエロー)発動されたのち、セーフティカーがコースへ、トップのマシンはこの段階で
185周を走行、まだレースは5時間半を消化しただけまだ1/4にも満たない先は長い。
 
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 #2号車ナイトセッション中に不運なアクシデントがありピットインを余儀なくされる。
 修理に時間を要し順位を落とす事となったが、コースへ復帰後は前車との差を
 詰めるべく猛チャージ間もなく朝を迎える。
 
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 スタートから15時間あまり経過、東の空には朝日が昇りレースも約2/3を消化、
 快晴の富士スピードウェイ、チームメカニックやドライバーの疲労もピークに!
 1つでも上を狙うべくアクセル全開。
 
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 24時間レースも残り僅か、順位を落とすも1つ1つ同クラスマシンを追いかけ
 追い抜き、8位まで後退しましたが、ST5クラス#2号車「TEAM221ロードスター」
 24時間完走597周を走りきりクラス5位でレースを終えることとなりました。
 第3戦を終え、シリーズポイントを66としクラス2位、1~3位までをMAZDA勢独占、
 次戦第4戦は、7/15-16日九州・オートポリスサーキットにて
 「TKU スーパー耐久レース in オートポリス」行われます。
 
 詳しくはピレリスーパー耐久オフィシャルサイト(https://supertaikyu.com/)を
 ご覧下さい。
 
 
 <取材後記>
 今回の24時間耐久レース取材にあたり㈱富士スピードウェイ様チーム関係者様
 には大変お世話になりました。
 有難うございました。
 
 <Photo&Report by E.EBATO>