5/19-20日三重県・鈴鹿サーキット(1周×5.807km)にて、今シーズンを占う一戦
2018 AUTOBACS SUPERGT Rd.3 「SUZUKA GT300km Race-FAN FESTIVAL-」
が行われました。昨年まで8月に開催されていた鈴鹿ラウンドも5月となり、距離も
1000kmから300kmへ、レースウィークは天候にも恵まれ予選から見応えあるバトル、
先日のGT500クラス公開に続き、今回はGT300クラス優勝#96 K-tunes RC F GT3 を
メインに今回取材したものを公開します。
予選日昨年取材させていただいたLMcorsaチームを訪問、今大会も取材機会を得ました。
#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 吉本大樹/宮田莉朋組 監督 飯田 章 Tire YH
#96 K-tunes RC F GT3 新田守男/中山雄一組 監督 影山正彦 Tire BS
LMcorsaチーム#60#96号車2台共に良いパフォーマンスを発揮、土曜日公式練習では
ワン・ツーのタイムを叩き出す。良い流れで望んだ午後からの公式予選では、#96号車
ポール・ポジションを獲得する1'55.531、#60号車宮田莉朋がドライブ予選5番手となる
1'56.461で決勝レースへ挑む。
決勝を前にサーキットの施設にトラブル発生、40分遅れタイムスケジュールに影響が
あったがチームは冷静に対応し、いざグリッドヘスタートドライバーは新田守男選手。
15:20～パレードラップののち、300kmの決勝レーススタート、全車1コーナーへ！
序盤から後続を引き離しにかかる#96号車、タイヤ無交換で上位を狙う
チームもある中で24周目にピットイン給油とタイヤ4本交換ドライバーは
中山雄一選手に交代、メカニックも完璧なピット作業でコースへ送り出す。
#96 K-tunes RC F GT3 中山雄一選手は、新田守男選手からステアリングを引き継ぎ
トップへ返り咲くと後続車を引き離し2位に15秒以上差をつけて完勝今期初優勝を飾る。
LMcorsaチームは、#96 K-tunes RC F GT3 新田守男/中山雄一組GT300クラス優勝、
#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 5位入賞と LMcorsaチーム一丸となって獲得した
歓喜のレースウィークとなりました。
2018 AUTOBACS SUPERGT Rd.3 SUZUKA GT300kmRace
< GT300Class>
優勝 #96 K-tunes RC F GT3 新田守男/中山雄一組
2位 #25 HOPPY 86 MC 松井孝允/坪井 翔組
3位 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人/山内英輝組
今回GT300クラス優勝した#96新田守男選手はGT300通算勝利数を19勝とし、
再び 高木真一選手と並び最多勝記録に並びました。
又、今回第3戦の素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたメカニックに送られる
「ZF Award」に「K-tunes Racing LM corsa」が 選ばれました。
今回のLMcorsa様取材に際しチーム関係者の皆様には大変お世話になりました。
改めて御礼申しあげます。有難うございました。
< Photo & Report by E. Ebato >