2024年JAF全日本ダートトライアル選手権第6戦

「All JAPAN SUPER DT in EBISU」

 

『旅の途中』

 

8月1日(木)21時、横浜の自宅を出発しました。

その前に道中の不測の事態に備えて、ロキソニンとツムラ68番で予防。

途中適当に寄り道しながら国道4号線を北上して、

エビスには3日(土)9時30分に到着しました。

 

 

 

 

 

 

 

1 飛山城跡 (栃木県宇都宮市)

 

自宅から200㎞を4時間で 深夜に到着。そのまま朝を迎えました。

飛山城は鎌倉時代の後半に、

鎌倉幕府有力御家人宇都宮氏の重臣芳賀氏によって築かれた平山城で、

鬼怒川を見下ろす宇都宮東部の要衝。豊臣秀吉の命で破却されました。

史跡公園としての整備が行われ、2005年(平成17年)3月に

「飛山城史跡公園」として開園しました。

公園内には、土塁や空堀、木橋、兵士の詰所と思われる堀立柱建物などが復元されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手前は鬼怒川。遠く宇都宮市街が見渡せます。

 

 

城内小1時間の散歩のあとは朝ごはん

 

 

 

2 宇都宮城(栃木県宇都宮市)

 

老中本多忠純が失脚させられた二代将軍徳川秀忠暗殺計画「宇都宮釣り天井事件」の城。

宇都宮城は1868年に起こった幕末の戊辰戦争で焼失したのち、

2007年に宇都宮城址公園として本丸の一部が外観復元されました。

 

 

 

 

 

 

本丸跡地

 

 

本丸御殿模型 

ここが釣り天井事件があった場所

 

 

3 宇都宮の西野洋平さん 

 

GRガレージ宇都宮にちょっと立ち寄りました。

GRガレージ宇都宮は全日本ジムカーナの西野洋平さんの勤務先です。 

西野さんは全日本ジムカーナの現役選手。

2019年2020年のPN3クラスのチャンピオンです。

 

 

 

 

7月のイオックスアローザ全日本ジムカーナ第6戦ではPN3クラス5位でした。

 

 

せっかくなので「GRパーツカタログ」を頂きました。

トヨタのほとんどの車種にGRパーツが設定されています。

 

 

 

 

 

 

 

4 宇都宮ライトレール(宇都宮LRT)

 

昨年8月に開業した栃木県宇都宮市と芳賀(はが)町を結ぶ次世代型路面電車(LRT)。

営業距離は14.6 km。

沿線には大型ショッピング施設 ・大学 ・工業団地があり、

朝の時間帯は上り線(宇都宮方面)より下り線(芳賀方面)が混雑していました。

 

 

 

 

 

飛山城跡駅

専用軌道でした。

 

 

 

 

 

陽東3丁目駅

併用軌道でした。

 

 

 

 

5  JR新白河駅

 

JR新白河駅の正面口前には、芭蕉像が立っています。

台座には「おくのほそ道」の一節

「心もとなき日数重るまゝに白河の関にかゝりて旅心定りぬ」

が刻まれていて、陸奥(みちのく)を進む決意を表現したと分かります。

 

 

  

 

 

6 須賀川市役所

 

須賀川市は特撮映画ウルトラマンの円谷英二監督が生まれた町です。

役所内にはウルトラマン一家が展示されています。

 

 

 

 

  

7 円谷幸吉メモリアルホール(福島県須賀川市)

 

須賀川市は1964年東京オリンピックマラソン3位の円谷幸吉選手の生まれた町です。

円谷選手が最後にイギリスのヒートリーに抜かれたことを、今でも鮮明に記憶しています。

もう40年も前になりますが、そのヒートリーの娘さんと

ロンドンからリバプールの列車の中で会ったことがあります。

日本人と見て声をかけられました)

 

 

 

 

 

  

 

円谷がヒートリーに抜かれるシーン

 

 

 

 

 

 

 

8 風流のはじめ館(福島県須賀川市)

 

須賀川市は、奥州街道屈指の宿場町として栄えていたころ、

松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅の途中、

俳友の相楽等躬を尋ねて、八日間滞在したまちです。

その足跡を中心に芭蕉ゆかりの掛軸など関係資料を展示しています。

 

 

 

 

 

 

「風流の 初めや奥の 田植えうた」 

芭蕉が白河の関を越えて詠んだ句。

 

 

わが蔵書

 

館長の高橋亜純さん

 

 

9 安積山(あさかやま)

 

芭蕉は奥の細道の旅で須賀川を発って郡山の安積を訪ねています。

安積はいにしえより風光明媚な「歌枕」の地。

現在は安積山に整備された公園には、奥の細道の石碑も建てられています。

 

 

 

 

 

 

 

奥の細道の石碑

「等窮が宅を出て五里計 桧皮の宿を離れてあさか山有路より近し 

此あたり沼多しか津み刈比もやゝ近うなれば 

いづれの草を花か津みとは 云ぞと人々に尋侍れども更知人なし

沼を尋人にとひか津みゝと尋ありきて日は山の端にかゝりぬ」

と刻まれています。

 

 

 

10 帰路

 

帰りは一目散。

ツムラ68番のおかげで足をつらずに、

下道300㎞を6時間20分(休憩を含む)、平均時速48㎞/hで帰宅できました。

 

 

 

 

 

エボ10の燃費は最高時12.0㎞/ℓでした。