2021年FIAインターナショナルラリー
2021年JAF全日本ラリー選手権第9戦(今季6戦目)
「ラリー北海道」
大会のひとコマ
CMSC選手および上位結果 インターナショナルラリー
https://ameblo.jp/cmsc-yokohamasugar/entry-12698313369.html
CMSC選手および上位結果 全日本ラリー選手権第9戦
https://ameblo.jp/cmsc-yokohamasugar/entry-12698446594.html
CMSCHP http://himaob7.kagebo-shi.com/CMSC/HP/index.html
(写真提供&レポート:札幌市米屋賢吾さん)
1 ラリー前車検(9月10日(金))
ラリー北海道は、2002年に日本で初めてのFIA選手権タイトルの国際ラリーイベントとして開催された。
2003年には世界ラリー選手権(WRC)候補イベントとして開催され、
2004年には(WRC)ラリージャパンと併催して開催された。
2005年よりラリージャパンから再び独立し、APRC(アジア・パシフィック ラリー選手権)と
JAFのJRC(全日本ラリー選手権)を併催する国際ラリー大会として開催を続けてきた。
しかし、本年は、COVID-19の影響で海外からの渡航規制の為、
APRCのタイトルを返上してFIAインターナショナルラリーと全日本ラリー選手権の1戦として行った。
今年は例年に比べコンパクトなラリー開催となり、本年も北愛国交流広場内にて車検が実施された。
HQやメディアセンターも設置され、COVID19に対応したラリーとなっている。
2 CMSC 各選手
インター RC2クラス
#6 CMSC東京・小出久美子/C<SC東京・秋間忠之組
FIAインター格式では、20周年記念のゼッケンとなる。
LEG2前半はインター3位の表彰台も見えていたが、結果総合4位に。
全日本 JN1クラス
#55 CMSC道北・鎌田卓麻/松本優一組
北愛国サービスで、ディーラーメカと集合写真。
ラリー自体は大きなトラブルは無かったものの、今回JN-1クラス3位。
マシン開発が進んできた今回1位の勝田選手と。
全日本 JN5クラス
#87 CMSC札幌・井土正高/大日向唯子組
井土選手組はラリー北海道は初出場となった。
LEG1ではSS3で橋の欄干にぶつかりクルマ破損、
.陸別リモートサービスでミッション交換するもタイムオーバー・レグリタイヤとなり、LEG2再出走となった。
LEG2ではマシンも完調となって、本来の走りができたようだ。
全日本 OP-XCクラス
#97 CMSC千葉・平塚忠博/鈴木尚組
全日本ラリー選手権では異彩となるハイラックスだが、林道SSでは大柄なボディの迫力ある走りを披露する。
無観客開催が大変残念だが、今後その走りはギャラリーを魅了するに違いない。
今回ハイラックスはオープンクラス2台出走だったが、いずれも大きなトラブルなく完走した。
3 ラリーセーフティー講習
日本自動車連盟(JAF)主催による講習が、ラリー開始に先立つ9月10日に催された。
会場は過去ラリーHQも置かれた幕別町十勝幕別温泉グランヴィリオホテル幕別にて開催。
JAFモータースポーツ部村田部長挨拶
染宮弘和講師
講師は主催者でもあるAGメンバーズスポーツクラブ北海道からの派遣で行われた。
本来ならラリーショーや、スーパーSSでラリー北海道の幕を開けるのだが、
今年は無観客&短縮スケジュールにて選手一同が集い、競技中の安全性向上の再確認も行われた。
田畑邦夫 大会組織委員長
七田定明 全日本審査委員長
仲野次郎 全日本審査委員
第2戦新城ラリーにてクラッシュした鎌田/松本組もこの機会に対する感謝と、
経験した事柄からの提案も行われていた。
4 タイヤサービス
5 ラリー北海道20周年
帯広駅前のモニュメントは今年も健在。
今年はインター格式のラリーから20年という節目になった。
本来であれば、有観客にて様々な記念イベントが催されていた。
表彰式では、ささやかながら20年連続出場のクルー、
左より地元の金藤公人組、高橋冬彦組(今回、コ・ドラはご子息)、
そしてCMSC東京の小出久美子/秋間忠之組に記念品が贈呈された。
メディアの20年連続参加ということで、プレイドライブ編集長伊吹 浩明氏、カメラマンの小竹 充氏も記念撮影。
最後に表彰式に華を添えて頂いた「とかち青空レディ」とコスプレの方々と、田畑 邦博大会組織委員長。
6 北愛国サービスパーク
霧雨のような細かい雨は降ったが、幸いにしてラリー期間中は本降りにはならなかった。
サービス拠点としてはおなじみの北愛国交流広場だが、やはり観客が居ないには寂しい限りだ。
例年に比較してスプリント要素の強いラリー北海道であるが、
やはり国内最大級のラリーでありサービスは重要となる。
フェンダーも無くなる走りだったのは、高橋冬彦選手、福永修選手のマシン。
例年だと日が落ちてLEG終了となるが、LEG1でも比較的明るいうちに終わるラリーとなった。
LEG2 TC10B北愛国サービスイン
7 陸別
帯広の北愛国サービスパークからはおよそ100kmの陸別町。
ラリー北海道創成期から街を上げての応援はうれしい限りだ
今年もお馴染みとなった、選手応援看板が出迎える。
ここではCMSCに向けた物を紹介したい。
絶好のギャラリーステージとなる陸別サーキットだが、天候が良かっただけに無観客は残念なところだ。
リモートサービスが置かれ、LEG1はここを基点としたラリーは毎回お馴染みだ。
なおかつての国鉄池北線~第三セクターふるさと銀河線の陸別駅は、今は道の駅として機能している。
ここでは気動車の体験運転が出来るので、ラリー観戦のアクティビティとしてもお勧めだ。