CMSC「懐古」⑤ 1987年全国大会
1987年全国大会は2月8・9日東京(三菱重工代々木会館)で、競技会無しで開催された。
参加支部の数は2つ増え13になった。
全国大会は1985年7月に開催後、1986年は開催しなかったので、1年半ぶりの開催なった。
86年各支部活動報告と1986年に導入したCMSCチャレンジカップの表彰を行った。
CMSCチャレンジカップはCMSC選手にやる気を持たせる仕組みで、
CMSC選手が全日本や地方選手権での参加と活躍を、成績でポイントを付け年間で争う。
86年は支部対抗戦だけだった。優勝はCMSC帯広 (個人対抗戦は87年から採用した)
2位はCMSC青森
3位は発足3年目のCMSC群馬
この年のパリダカで総合3位に入賞した篠塚建次郎も大会に参加、帰朝報告が行われた。
全国大会参加支部の皆さん
(仙台と埼玉の参加者は省略)
≪追補≫ 1987年CMSCトピクス
12番目の支部は1月に発足したばかりのCMSC仙台。
仙台三菱自動車の社員がメインになって発足した。1985年に始まったミラージュカップに87年から新設される東北シリーズに参戦する。多くの販売会社がモータースポーツを中心に販売促進活動を行った。特に会社の社員がメインのCMSCを持つ販売会社は社員のモチベーションアップにつながった。
13番目の支部は同じく1月に発足したCMSC埼玉。
埼玉コルトの社員がメインとなって発足し、同じくミラージュカップ東北シリーズに参戦する。
全国大会から1週後の全日本ラリー第1戦DCCSウインターラリーで、CMSC青森・館山正嗣選手(#2)がチェックシートの受け渡しのミスで優勝の大魚を逸する事件があった。
1987年ミラージュカップ東北シリーズ
1985年から始まったミラージュカップに1987年から東北シリーズが新設された。
宮城県内の2つのサーキット(SUGOと西仙台ハイランンド)で行われるとあって、
CMSCからは岩手、山形、仙台、福島、栃木、群馬、埼玉の7支部と本部の合計8チームが参加。
もともとラリー、ダートトライアルが得意のCMSCクラブ員だが、コンクリートに挑戦となった。
CMSC岩手 CMSC山形
CMSC仙台 CMSC福島
CMSC栃木 CMSC群馬
CMSC埼玉 CMSC本部



















