2019年JAF全日本ダートトライアル選手権第10戦(最終戦)

「NANO TOPカップ ダートトライアル in タカタ」

大会のひとコマ

 

各クラス6位以上  https://ameblo.jp/cmsc-yokohamasugar/entry-12534394945.html

      7位以下 https://ameblo.jp/cmsc-yokohamasugar/entry-12534400124.html

 

結 果   大会情報 主催者HP https://jmrc-chugoku.org/2019dirt/index.html

       リザルトpdf  https://jmrc-chugoku.org/2019dirt/sokuhou/all/1006.pdf

       シリーズポイント(JAFHP)http://jaf-sports.jp/competition/point/dirttrial.htm

 CMSCホームページ  http://himaob7.kagebo-shi.com/CMSC/HP/index.html   

 

1 土曜日=公開練習日のパドック

 

① SC1クラスCMSC長野・坂田一也選手(中)は第8戦切谷内で今季5勝目を挙げて悲願のチャンピオンを確定。どことなく余裕の表情。となると最終戦は勝って有終の美を飾れるか?(結果は5位) 

SC2クラスCMSC千葉・ヨレヨレトモキ選手(左)は2007年全日本初挑戦以来、13年目の今季第8戦切谷内で自己最高位の3位を獲得して初のJAF盾を得ました。しかし、次の第9戦今庄では12位に沈み元の定位置順位で終わってしまい、今回最終戦は真価が問われます。(結果は13位)

右後方はDクラスCMSC長野・宮入友秀選手。第5戦スナガワで優勝してDクラスチャンピオン争いに名乗りを挙げましたが、第9戦今庄でその望みが断たれてしまいました。最終戦は順位に拘わらずシリーズ順位が3位なので、消化試合になってしまいましたが、今年は実力者勢ぞろいのDクラスでシリーズ3位は立派です。(結果は3位)

 

 

② SC1クラスCMSC岐阜奥村直樹選手は、昨年は前半で優勝を重ね、後半で失速して惜しくもチャンピオンを逃してしまいました。今季は前半不調で優勝できず、中盤からようやくエンジンがかかり、前戦第9戦今庄で時遅しの今季初優勝。最終戦は宮入選手と同じく成績に拘わらずシリーズ3位が確定してしまいました。(結果は2位)

 

③ SA2クラスCMSC浜松・鈴木信地郎選手は第2戦恋の浦で転倒クラッシュ。全損の為エボⅩ競技車を某選手から購入。今回がエボⅩでの全日本でビュー戦です。まだ乗り慣れていないのでと、不安顔。(結果は6位)

 

④ DクラスCMSC岐阜・栗本利也選手(右)の車は車名、ボディはBRZですが、エンジン、パワートレーンは大井義浩選手(故人)が1999年まで乗っていたキャロッセスーパーD=いわゆるGTOです。その後テクニックステージタカタのオーナー佐々木幸昭さん(左)が買い取り、動態保存をしていたもの。今回栗本選手が佐々木オーナーから長期レンタル、フロントとリヤのカウルをBRZに変え再デビューさせました。果たして20年前の車が甦るか?(結果は19位)

 

⑤ 大井選手のGTOであった証拠に、ボデイルーフには「 Y. Ohi 」の文字が残されていました。

 

⑥ CMSC浜松・太田延昭選手は、昨年管理職となり仕事が多忙で今季も第4戦まで欠場していましたが、会社内で働き方改革の思想が奏功 有給休暇取得が楽になりましたと。(結果は12位)

 

⑦ 浦上真選手(左)と小山健一選手(右)は、2人ともCMSC選手ではありませんが、最終戦にSA1クラスのチャンピオン争いをしている2人です。火花が散っていました。

 

 

2 日曜日=決勝日 朝の受付 と 慣熟歩行

 

① SA2クラスCMSC岐阜・北村和浩選手は第7戦丸和後の練習で転倒クラッシュ。以後N2クラス信田政晴選手の車をレンタルして参戦。そのレンタル車で3勝目を挙げ、この最終戦にCMSC群馬・荒井信介選手とチャンピオンを賭けます。勝った方がチャンピオンです。(結果優勝 チャンピオン確定)

 

② 荒井信介選手も朝の慣熟歩行は3年ぶりのチャンピオン返り咲きに向けて闘志満々。

右のN2クラスCMSC福島・星盛政選手は、今季は前半4戦は10位以内に入れず、後半第8戦切谷内で2位を得ましたが、6位以上の表彰式はこの1回だけ。最後の試合に期待したいです。(結果は14位)

 

③ DクラスCMSC広島・川崎勝已選手は走り切れば速いのですが、マシンの整備信頼性はイマイチ。毎戦何らかのトラブルで決勝2本走り切っていません。今回は地元のタカタだけに思い切り走り切ってほしいです。(結果は2本走り切って6位)

 

④ N2クラスCMSC浜松・伏見浩二選手(右)は第3戦コスモスで6位。2014年第7戦今庄の6位以来5年ぶりの表彰式出席でした。今回タカタで今季7戦目。コース図に目をやりファイト。(結果は5位)

 

⑤ SC2クラスCMSC兵庫・杉尾泰之選手(右2人目)は、昨年N1クラスチャンピオン今年はPN3クラスで走る門下生の岡翔太選手(左2人目)を引き連れて慣熟歩行。

Dクラス昨年チャンピオンの谷田川敏幸選手(左)は最終戦で炭山裕矢選手とチャンピオンを争います。

 

 SA1クラスCMSC長野・飯島千尋選手は昨年苦労してシリーズ6位。シード選手に選ばれましたが,今季は都合で第6戦第8戦の2試合しか出ていません。シリーズも第6戦の7位4ポイントのみでは上位に遠く及ばず、今回今季3戦目は如何に?(結果は12位)

 

⑦ CMSC岐阜・三枝ファミリーの3選手は左からPN2クラス三枝光博((父)、N1クラス聖博選手(長男)、SA1クラス聖也選手(次男)は今注目の的。親子2人は何組かいますが、さすがに親子3人は三枝ファミリーだけです。

 

⑧ 全日本ラリーも追いかけているDクラスCMSC道北・鎌田卓麻選手。翌週は岐阜県高山で全日本ラリー第9戦に出場します。

 

⑨ チャンピオンを賭けて走るN1クラスCMSC栃木・古沢和夫選手(左)は、コースを熟知した地元のSC1クラスCMSC島根・山下貴史選手(右)にタカタ攻略のアドバイスを受けていました。(結果は古沢選手5位チャンピオン確定 山下選手4位) 

 

 

⑩ PN3クラスCMSC帯広・和泉泰至選手。苫小牧からフェリーで舞鶴へ。船中北海道の選手と呉越同舟、やることがないので酒盛りをしていたと想像します。第3戦コスモスで初めて北海道以外で優勝。第4戦スナガワで2位、シリーズポイントは着実に増えて行き、チャンピオン争いに名乗りを挙げました。しかしながら仕事の都合で全戦出られず今季2勝目はお預け、シリーズ6位でタカタを迎えました。(結果は5位)

 

⑪ 昨年N2クラスシリーズ3位のCMSC福岡・岸山信之選手(手前)はここまでシリーズ4位。チャンピオンは既に北條倫史選手が確定してしまいましたが、シリーズ2位を西田裕一選手とCMSC京都・矢本裕之選手(今回欠場)の3人で争っています。(結果は3位、シリーズ2位)

奥にN2クラスCMSC福岡・馬場一裕選手。

 

 

⑫ 昨年Dクラスシリーズ3位のCMSC広島・河内渉選手(左)は、今季は不調のまま終わりそうな気配でした。(結果は8位)  すっかり全日本の常連となったSC2クラスCMSC福岡上原吉就選手(右)も同じく低調なまま今季終了か?(結果5位健闘)

 

⑬ N2クラスCMSC神奈川・影山浩一郎選手は3年ぶりにJAF関東地区N2クラスチャンピオンを奪回。また全日本初優勝するなど充実。願わくばシリーズ6位になって来年シード選手になりたいと。(結果は6位でシリーズは惜しくも7位)

 

 

3 開会式

 

① 開会式は決勝の日曜日朝7時45分から。

 前列左から 三城伸之競技会審査委員長、恒松雅彦審査委員、浅田義友審査委員、岩根つもる組織委員長(CMSC広島の会長JMRC中国の運営委員長)、亀田節医師団長

 

② 左から永山幸二競技長、宮本清副競技長、原博史コース委員長、小野守計時委員長、三宅晃技術委員長、大谷竜三パドック委員長(CMSC広島)、川越一彦救急委員長。ひとり置いて三好工組織委員(CMSC島根)、貞井隆司組織委員。

 

③ 主催者を代表して岩根つもる組織委員長の挨拶。開口一番「去年の今頃は広島カープがセリーグ優勝してご機嫌だったじゃが、今年は4連覇を逸してわしゃものすごう機嫌が悪いんじゃ」と。

 

 

 

 

④⑤⑥ 引き続きドライバーズブリーフィング。説明は永山幸二競技長。

 

⑦ 注意事項が書かれたブリーフィング配布資料

 

⑧ 司会は西元直行さん。競技実況アナウンスも担当です。2日間あらゆる情報を駆使してしゃべりっぱなしは他人にはまねできないとほとほと感心します。

 

⑨ レースクイーンのミユキちゃんから選手へ激励のご挨拶

 

 

 

⑩ 今回4組の親子エントリーがありました。いよいよジュニアが活躍する時代です。後列は親、前列は息子。左から濱口龍一(後ろ PN2クラス) 濱口雅昭(前 N1クラス)、炭山義昭(後ろ Dクラス) 炭山裕矢(前 Dクラス)、後列佐々木幸昭タカタオーナーとレースクイーンのミユキちゃん(親子ではありません 念のため)、 CMSC岐阜・三枝光博(後ろ PN2クラス) CMSC岐阜・三枝聖博(前左 N1クラス) CMSC岐阜・三枝聖也(前右SA1クラス)、 大竹公二(後ろ SA2クラス)、大竹直生(前 SA2クラス)の各選手。

 

 

 

⑪ おまけ

 

 

 

 

4 テクニックステージタカタ

 

① 全国でも有数のテクニカルコースで、アップダウンあり、高速コーナーあり、ロングストレートありのギャラリー・ドライバー共に楽しめる人気のコースです。

 

 

② 高速S字コーナーの観客席からキャロッセコーナー方面のコース

 

③ 高速S字コーナーの観客席

 

④ 本日の決勝コース図

 

 

⑤ CMSCウエブサイトの今回の取材はCMSC本部の福岡市在住の柴尾和廣さん(左)、CMSC香川の田中昭男さん(中)と小生がスチール担当。写真には写っていませんが動画担当はCMSC本部の近藤務さんです。

 

 

 

 

⑥⑦⑧⑨ 散水もコース整備もテクニックステージタカタのオーナー佐々木幸昭さん自ら。

 

 

5 昼の慣熟歩行

 

① 1本目SA2クラスベストタイムのCMSC岐阜・北村和浩選手。普段は他の選手と一緒に慣熟歩行ですが、今回だけは一人黙々と地面を見つめながら真剣そのものでした。

 

② 声をかけると人差し指で気合が入っていることを示してくれました。(結果は優勝 チャンピオン確定)

 

③ N1クラスチャンピオンを賭けたCMSC栃木・古沢和夫選手は1本目6位と出遅れましたが、何故かこの笑顔。でも1本目2位のライバル北原栄一選手が2位以下なら古沢選手の順位に拘わらず古沢選手がチャンピオンとなるので、気持ちに余裕があるようです。(結果は5位北原選手2位で古沢選手 チャンピオン確定)

 

④ SC2クラスCMSC青森・大西康弘選手は1本目4位。DクラスCMSC本部・田口勝彦選手は1本目5位。路面がはけた2本目はタイムが上がりそうなので、二人とも2本目にかけます。結果は大西選手2位 田口選手優勝)

 

⑤ SA2クラスCMSC岐阜マイケルティー選手(左)はいつもの切れた走りで1本目3位。SA1クラスCMSC仙台・稲葉幸嗣選手は1本目6位。2本目のタイムアップに期待。(結果はマイケルティ選手2位 稲葉選手7位)

 

⑥ 今季全日本初参戦のSC2クラスCMSC東京・入山宰次選手。1本目12位。関東地区戦も走っておらず力は余っていても練習不足か。(結果は15位)

 

⑦ アレ!? CMSC神奈川永山裕之さんが選手でもないのに慣熟歩行。きっとCMSC神奈川選手にアドバイスするためだと思います。

 

 

6 表彰式

 

① PN1クラス 優勝は工藤清美 今季3勝目 2位児島泰 3位渥美孝太郎 4位上野倫広(今季チャンピオン確定済み) 5位CMSC道北・内藤修一 6位太田智喜の各選手。

 

 ② PN2クラス 優勝はCMSC岐阜・三枝光博 今季初優勝 23年ぶりの全日本優勝 2位CMSC札幌・宝田ケンシロー(今季チャンピオン確定済み) 3位河石潤 4位川島秀樹 5位原口龍一 6位鳥居晴彦の各選手

 

③  PN3クラス 優勝は竹本幸広選手 今季3勝目チャンピオン確定 2位岡翔太 3位 矢野淳一郎 4位山崎利博 5位CMSC帯広・和泉泰至 6位熊久保信重の各選手。

 

④ N1クラス 優勝は川本圭祐 今季初優勝 2位北原栄一 3位濱口雅昭 4位井之上優 5位CMSC栃木・古沢和夫 チャンピオン確定 6位長谷川和也の各選手

 

⑤ N2クラス 優勝は北條倫史 今季4勝目 チャンピオン確定済み 2位CMSC岐阜・角皆昭久 3位CMSC福岡・岸山信之 4位信田政晴 5位CMSC浜松・伏見浩二 6位CMSC神奈川・影山浩一郎の各選手

 

⑥ SA1クラス優勝は浦上真 今季4勝目 チャンピオン確定 2位今村宏臣 3位葛西キャサリン伸彦 4位崎山晶 5位花見誠 6位小山健一の各選手

 

 

⑦ SA2クラス 優勝はCMSC岐阜・北村和浩 今季4勝目 チャンピオン確定 2位CMSC岐阜・マイケルティー 3位浜孝佳 4位CMSC群馬・荒井信介 5位黒木陽介 6位CMSC浜松・鈴木信地郎の各選手

 

⑧ SC1クラス 優勝は山崎迅人 今季3勝目 2位CMSC岐阜・奥村直樹 3位一柳豊 4位CMSC島根・山下貴史 5位CMSC長野・坂田一也(チャンピオン確定済み) 6位則信重雄の各選手

 

⑨ SC2クラス 優勝は梶岡悟 今季6勝目 チャンピオン確定済み 2位CMSC青森・大西康弘 3位上村智也 4位CMSC兵庫・吉村修 5位CMSC福岡・上原吉就 6位CMSC福岡・橋本和信の各選手

 

 

⑩ Dクラス 優勝はCMSC本部・田口勝彦 今季初優勝 2位炭山裕矢 チャンピオン確定 3位CMSC長野・宮入友秀 4位CMSC道北・鎌田卓麻 5位谷田川敏幸 6位CMSC広島・川崎勝已の各選手