2019年JAF全日本ダートトライアル選手権第8戦
「2019年東北ダートトライアル IN KIRIYANAI」
旅の途中
大会のひとコマは https://ameblo.jp/cmsc-yokohamasugar/entry-12515146762.html
CMSC選手結果は
6位以上https://ameblo.jp/cmsc-yokohamasugar/entry-12514888562.html
7位以下 https://ameblo.jp/cmsc-yokohamasugar/entry-12515119669.html
8月22日(木)東京新宿から高速バスで20時に仙台到着。大学時代の後輩と待ち合わせして、彼の車で三陸海岸を経由して八戸に向かいました。
三陸自動車道(一部有料 ほぼ無料)は仙台から宮古まで一部区間未整備ですが繋がっています。
1 三陸海岸
2011年3月11日に起きた東日本大震災による被災地はその後どの程度復旧しているか、自分の目で確かめることにしました。復興特別税を徴収されているので尚更関心が高まります。
復興特別税は東日本大震災からの復興に当てる財源の確保を目的として所得税、住民税、法人税に上乗せするという形で徴収されています。税の使途は被災地に限定しており、政府はこれらの増税で10.5兆円を捻出する予定だそうです。
1-1 気仙沼市(宮城県)
① 道の駅大谷海岸。ここで車中泊。写真は翌朝です。国道45号線が海岸膨張堤と一体となってかさ上げ、それに伴い道の駅も45号線の盛り土の後背地にリニューアルする途中でした。
② 道の駅の裏側。盛り土したことが分かります。
③④ 道の駅の端には献花台。
⑤⑥⑦ 気仙沼港周辺
1-2 陸前高田市(岩手県)
① 陸前高田駅 JR東日本大船渡線の駅。東日本大震災の津波で流され、今は移転して新しい駅舎になりました。
② しかし大船渡線(気仙沼~盛間)はBRT(バス高速輸送システム)が運行されており、線路はありません。
③ 陸前高田駅おっぽくんノート
④⑤ 陸前高田市内の道路は工事中でした。
⑥⑦ 至る所更地 遠くに「奇跡の一本松」 その奥は防潮堤。
1-3 大船渡市(岩手県)
① JR東日本・盛(さかり)駅
② 三陸鉄道・盛駅
③ JR東日本大船渡線はBRT(バス高速輸送システム)により、バスにより運行されています。
④⑤ 第三セクターの三陸鉄道の線路。
1-4 釜石市
①② 釜石港
③ 釜石市内道路も工事中
1-5 山田町(岩手県)
①② 山田町市街地
③ 三陸鉄道・陸中山田駅 リニューアルされていました。
1-6 宮古市
①②③ 浄土ヶ浜 津波の被害で観光地として大打撃を受けた浄土ヶ浜も、関係官庁と地元民の努力で白い浜を取り戻し、ボートや遊覧船も運航。崖に沿った滑りやすいコンクリートの歩道は、誰もが歩きやすい木道へと変貌を遂げ、震災前と同様以上の美しい景観を見せてくれています。
④⑤ 津波遺構「田老観光ホテル」
2 カーステージハシシタ(岩手県久慈市)
①② 八戸の手前、岩手県久慈市にある橋下文夫さんの店カーステージハシシタを訪問。
③ 橋下文夫さんと5年越しの一献。昔全日本オーガナイザー&名物アナウンサーでした。右は小生の大学サークルの後輩の飯島治さん。仙台から切谷内取材に同行助っ人してくれました。
3 八戸舘鼻(たてはな)岸壁朝市
① 舘鼻岸壁は普段は何もない広大な岸壁です。
②③④⑤⑥⑦⑧⑨
その岸壁に毎週日曜日の早朝にだけ出現する巨大朝市・館鼻岸壁朝市。全長800メートルにわたって300以上の店が立ち並び、毎週数万人もの人出を誇る、青森県内・東北はもちろんのこと、国内でも最大級の朝市です。
4 こま温泉(青森県三戸町)
①②③ 切谷内終了後の帰路立ち寄り汗を流しました。泉温25,5度沸かしのナトリウム塩化物泉で、大人450円の銭湯です。
5 尿前(しとまえ)の関(岩手県大崎市鳴子町)
①②③松尾芭蕉が「おくのほそ道」紀行で平泉から出羽の国に行く途中、1689年7月1日(元禄2年旧暦5月15日)ここ鳴子の地を訪れました。伊達藩の藩境である鳴子には尿前の関が設けられ、人やモノの出入りを厳しく見張っていました。芭蕉一行は通行手形を持っていなかったので、関所の役人から厳しい取り調べを受け、なかなかすぐに通してくれませんでした。
④ 休み茶屋で休憩。ユーモラスな村人がおもてなしをしてくれました。
6 境田分水嶺(山形県最上町)
①②③ JR東日本・陸羽東線境田駅前には、太平洋と日本海へと分かれる「分水嶺」があります。
東側(宮城県)は江合川、旧北上川を経て116Kmを下り、宮城県石巻市の太平洋へ、西は小国川、最上川を経て102Kmを下ると山形県酒田市の日本海へ注ぎます。
平坦な場所にある分水嶺は全国的に珍しく、東西の海へと分かれる分岐点を目の前に見ることができます。
7 山刀伐(なたきり)峠(山形県最上町)
①②③④ 山形県最上郡最上町と尾花沢市を結ぶ峠。松尾芭蕉も「おくのほそ道」最大の難所であると言われるこの山刀伐峠を越えて尾花沢に向かいました。現在山刀伐峠の山頂へは舗装道路(旧道)が整備されており、芭蕉が辿った険しい山道は、遊歩道「歴史の道」として別にあります。
8 最上川(山形県大石田町付近)
①②③ 今から800年前、義経は日本海沿いに北上し、最上川をさかのぼって平泉を目指しました。その502年後、俳人松尾芭蕉は、江戸(深川)を出発。 平泉を経由し最上川を下り日本海沿いを南下し、美濃(岐阜県)まで156日間の旅をしました。歴史上の二人が、時代を超えて奇しくも同じく最上川を通ったことに、歴史のロマンを感じます。
④ 大石田町で美味しい「板そば」1.5人前を頂きました。
9 建勲(たけいさお)神社(山形県天童市)
①②織田信長を神様として祀った神社。京都市と兵庫県丹波市にも建勲神社があります。
山形県天童市には信長の血筋を受け継いだ「天童織田藩」がありました。
天童織田家は、織田信長の次男・信雄の子孫で、信雄の四男・信良を祖としています。子孫は上野国小幡藩から出羽国高畠藩と渡ったのち、天童に陣屋を移しました。
③④ 宮司の鎌倉景昭さん。お会いした時は境内の掃除でラフな恰好でしたが、お勤めの時は正装です。
⑤ 拝殿の中には織田信長の肖像画がありました。
10 仲野次郎さん(山形県天童市)
① 切谷内の帰路、山形県天童市の仲野次郎さん宅にて。全日本ラリー選手権審査委員を長く務めています。最終戦の福島いわきで再会を約束しました。
11 CMSC山形 訪問(山形県村山市)
① CMSC山形・会長の小川日出生さんを訪ねましたが、あいにく病院検査で不在。奥様にご挨拶して失礼しました。S耐のエボⅩは日々動かし動態保存していました。
12 仙台市内でCMSC仙台会長の佐藤政一さんとCMSC秋田事務局長の柳舘義和さんと
① 帰路仙台市内でCMSC仙台会長の佐藤政一さんとCMSC秋田事務局長の柳舘義和さんに、夜行バスの出発時刻24時まで付き合ってもらいました。前回8月3日(SUGO全日本ジムカーナ第8戦取材前日)の時もお会いしたので、8月に2度もお会いしました。




































































