2019年JAF全日本ダートトライアル選手権第8戦
「2019年東北ダートトライアル IN KIRIYANAI」
大会のひとコマ
CMSC選手結果は
6位以上https://ameblo.jp/cmsc-yokohamasugar/entry-12514888562.html
7位以下 https://ameblo.jp/cmsc-yokohamasugar/entry-12515119669.html
1 土曜日、日曜日朝のパドック
① PN2クラスCMSC岐阜・三枝光博選手は1996年 全日本ダートトライアル選手権 AⅢ クラスチャンピオン(三菱ミラージュ)。同じクラブ員の水野徹さんのスイフトを製作。実戦参加で玉成を図っています。前戦丸和で4位ゲット。実戦テストは切谷内、今庄と続き、水野さんに渡すのは年末だそうです。(結果は6位)
② SC2クラスCMSC兵庫・吉村修選手は前戦丸和で転倒。ボディ修理でカラーリングが間に合わず白色のままでした。
③ SA2クラスCMSC札幌の島部亨選手は帯広の北、芽室で大規模農場を経営。地区戦で活躍(昨年は4WD2クラスでシリーズ2位)。全日本は仕事の合間を縫って第1戦丸和、第4戦スナガワに参戦。9月になると収穫が始まるので、今年は切谷内が今年最後の全日本です。(結果は19位)
④ グローバルの神田誠さん(左)はCMSC長野・宮入友秀選手(右)の公開練習走行時のエンジン回転数をコンピューターで解析。宮入選手だけでなくSC1クラス坂田一也選手らCMSC長野の選手に的確なアドバイスをしてくれています。(結果は宮入選手4位、 坂田選手優勝&チャンピオン獲得)
⑤ SC2クラスCMSC福岡・岩下幸広選手(左)は5台積み積載車に自分の車の他に Dクラス江川博選手 SC2クラス上原吉就選手の車、広島でCMSC広島・河内渉選手、川崎勝已選手の車を積んで、片道1900キロ、29時間かけて切谷内に来ました。お疲れ様です。帰りもお気を付けて!(昨年の切谷内は涙の全日本初優勝でしたが今年の切谷内結果は7位)
⑥ 同じく九州から遠征のCMSC福岡・岸山信之選手(中)とN2クラスCMSC福岡・馬場一裕選手。
⑦ CMSC青森・大西康弘選手(右)は昨年シーズン途中SA2クラスからSC2クラスに移行。早くも第5戦門前で優勝。切谷内はコースを熟知した地元だけに2勝目を狙っています。一方今年からDクラスに移行した昨年SC2クラスチャンピオンCMSC本部・田口勝彦選手(左)はまだ今季未勝利。「新しい車はまだエンジンがノーマルなので、チューンしたほかの選手に勝てなくて当然。来年来年!」と。 奥で八戸在住のSA2クラスCMSC長野・金田一聡選手がVサイン。
(結果は大西選手優勝、田口選手5位)
⑧ CMSC東京の青木登さん(左)がSC2クラスCMSC東京・アキマただゆき選手とSC1クラス小出久美子選手夫妻に高価なブドウの差し入れ。両選手とも地区戦は東北地区で戦っており、アキマ選手は昨年Dクラスシリーズ2位、小出選手はDクラスシリーズ4位。だから切谷内はほぼ地元と同じ位コース熟知しているので良い結果が期待されます。(結果は4位、9位)
⑨ 小出選手はお隣のパドックのDクラス亀山晃選手とCMSC神奈川・戸田浩さんにおすそ分け。
⑩ N1クラスCMSC栃木・古沢和夫選手は地元第1戦丸和で優勝。その後は2位4回3位1回、目下シリーズ1位。N1クラスは来年なくなるので最後のチャンピオンを目指しています。(結果は3位)
⑪ SA2クラスCMSC岐阜・北村和浩選手は直前に今庄での練習会で、車をクラッシュさせてしまい今回はN2クラス・信田政晴選手の車をレンタル。土曜日の公開練習で2本ともベストタイム。借り物と思えない切れ味でした。
⑫ SA2クラスCMSC群馬・荒井信介選手(左)は今季3勝を挙げて目下シリーズポイントリーダー。2015年以来のチャンピオン返り咲きなるか?とりあえず腹が減っては戦はできず。(結果は2位)
奥はN2クラスCMSC京都・矢本裕之選手。第1戦第2戦と連勝してこのまま行けるかと思いましたが、第3戦でエンジンブロー。その後は低迷。例によって土曜日の公開練習は走らず、他の選手の走りをじっくり観察しました。
⑬ SA2クラスCMSC浜松・太田延昭選手は、切谷内には2016年以来3年ぶりに遠征。3年前の9位以上 願わくば6位以上を目指しますと。(結果は7位) 右はヤマダグループチームメイトのDクラス田辺剛選手。
2 決勝日朝の慣熟歩行
① PN2クラスCMSC札幌・宝田ケンシロー選手(左)は今季3勝を挙げて、同じく3勝のライバル昨年同クラスチャンピオン細木智矢選手とシリーズ争い。2位2回3位2回あるので細木選手を一歩リード。今回優勝するとチャンピオンに王手になります。(結果は優勝)
PN1クラスCMSC札幌・井土拓己選手(右)は昨年地元スナガワで全日本初優勝を果たしましたが。今年は7位が最高位でなかなか表彰式に呼ばれる成績が出ません。(結果は5位)
② あれあれ すぐ後ろから 宝田芳浩さんがいました。1993年A3クラスチャンピオンは遠い昔のことですが、慣熟歩行してケンシロー選手へのアドバイスを怠りません。
③ PN1クラスCMSC道北・内藤修一選手。昨年旭川から稚内に転勤になり、内地へ遠征するのに北海道(小樽・苫小牧)を出るまで1日がかり。でもその前の勤務先の礼文島よりは楽ですと。
④ DクラスCMSC広島・川崎勝已選手は今季第3戦コスモスパークで優勝。Dクラスチャンピオン争いに名乗りを上げましたが、決勝の2本まともに走り切って好走した時とマシントラブルで撃沈も多く、好不調の波が激しいです。(今回も2本目マシンが不調になり7位)
⑤ PN2クラスCMSC岐阜・三枝光博選手(左)と次男のSA1クラスCMSC岐阜・三枝聖弥選手(中)。SA1クラスは常連選手が多く新参の聖弥選手は第5戦の門前が7位の最高位。なかなかシリーズポイントがもらえません。(結果は12位) 長男のN1クラスCMSC岐阜・三枝聖博選手は残念ながら仕事で欠場。
⑥ SC1クラスCMSC長野・坂田一也選手(中)は前戦丸和で4勝を挙げて、今季2勝の昨年チャンピオン山崎迅人選手とのシリーズ争いも、今回坂田選手が勝てば悲願のチャンピオン獲得。気合いが入ります。(結果は優勝&チャンピオン)
今季激戦区となったDクラスのCMSC長野・宮入友秀選手(右)は第4戦スナガワで優勝し、シリーズは今季2勝の谷田川敏幸選手に次ぐ2位のポジション。今回を含め残り3戦次第ではチャンピオンも夢ではありません。(結果は4位)
⑦ SC2クラスCMSC兵庫・吉村修選手(中)は前回丸和で転倒。マシンの修復はできたものの、カラリングが間に合わず。でも走れるようになっただけでも良かったと、転倒の後遺症もなく切谷内に臨みます。(結果は6位)
⑧ N2クラスCMSC神奈川・影山浩一郎選手(右)は前戦丸和で悲願の全日本初優勝(JAFカップの優勝はあります)。気を良くしての切谷内は気合も十分です。(結果は5位)
⑨ PN3クラスCMSC福島・佐藤秀昭選手は昨年SC1クラスから今季新設のPN3クラスに鞍替え。目下シリーズは7番手。FFからFRに乗り換えても器用にこなしているのはさすがベテラン。左はKITチームの総司SC2クラス小関高幸選手、と思ったらエントリーしていませんでした。
⑩ 左からDクラスCMSC長野・山本康徳選手、SC2クラス熊川嘉則選手、SA2クラス八戸在住のCMSC長野・金田一聡選手。
⑪ N2クラスCMSC神奈川・大橋邦彦選手は昨年関東地区戦N2チャンピオン。今季は地区戦をメインに全日本は3戦目。(結果は10位)
⑫ DクラスCMSC神奈川・下屋敷勝弘選手は青森県八戸市から50km南の岩手県久慈市の出身。果たして故郷に錦を飾れるか?(結果は15位 寄らずに帰ったそうです)
3 開会式
①②
③ 開会式出席は参加選手の義務事項。出席しないと数万円の罰金です。
④ 若宮佳一名誉大会長の歓迎の挨拶。若宮氏は今年6月五戸町町長に就任したばかり。この大会は地域の活性化に多大な効果を上げていると。
⑤ 右から嶽下宗男・審査委員長、槇田龍治・審査委員、小野守平・審査委員、村瀬秋男・JAFスピード競技部会長、杉田JAFモータースポーツ部課長。
⑥ 競技役員。左から松村次男組織委員長(MSCはちのへ)、立川敬士・競技長(AKITA)、阿久津栄一・アナウンサー、田中昇・副競技長、溝部幸夫・組織委員、加藤正美・組織委員、野口誠・コース委員長、山本高史計時委員長、佐々木洋・技術委員長、角浜秀樹・パドック委員長。
⑦ 開会式に引き続き、ドライバーズブリーフィング。注意事項説明は立川敬士・競技長。
⑧ DクラスCMSC広島・川崎勝已選手は「昨夜は飲み過ぎました」。
⑨ 昨年SA2クラスチャンピオンからDクラスに転向したCMSC道北・鎌田卓麻選手は第5戦門前以来の参加。第6戦野沢、第7戦丸和は全日本ラリーとダブったので、全日本ラリーに参加し、全日本ダートラは欠場していました。今全日本ラリーと全日本ダートラの両方を追っている選手は鎌田選手だけです。(結果は2位)
4 本日の決勝コース
① 選手に配付された決勝コース図
② メディアに配付された決勝コース図。赤色の場所が撮影可能エリア。
③④⑤天気は晴れ、残暑厳しい切谷内でした。
⑥ 主催者の手際良い運営で延べ4時間半の撮影で済みました。
⑦⑧ ドローンによる空撮サービスが開始されました。
5 決勝日昼の慣熟歩行
① SA1クラスCMSC長野・飯島千尋選手は今季は第6戦の野沢のみ参加。ポイントも4ポイントのみで、シード権獲得に赤信号。(結果は11位)
② 元チャンピオンが仲良く慣熟歩行。PN2クラスCMSC岐阜・三枝光博選手(中)は1996年A3チャンピオン(ミラージュ)。CMSC札幌・宝田芳浩さんは1993年A4クラスチャンピオン(ランサー)。
③ 第5戦門前以来のSC2クラスCMSC千葉・平塚忠博選手(左)。第6戦野沢第7戦丸和は全日本ラリーのスマッシュチームの監督として参加の為欠場でした。(結果は11位)
SC2クラスCMSC千葉・ヨレヨレトモキ選手(中)は前戦丸和で6位。表彰が5位までだったので悔しがっていました。(結果は3位と過去最高位)
④ SA2クラスCMSC仙台・稲葉幸嗣選手。2015年チャンピオン。その後は年1回は優勝していますが、今季は未勝利です。(結果は4位)
6 会場で再会したモータースポーツ関係者
① コースオーナーの横町秋男さん。いつも万全を期したコース整備ありがとうございます。
② 今大会事務局の日向敏男さん(MSCはちのへ)。いつもメディア窓口ありがとうございます。
③ 今大会組織委員の加藤正美さん(AKITA)。思えば30年の付き合いになりました。
④ 同じく組織委員の溝部幸夫さん(SCCB青森代表)。CMSC青森主催イベントで良くお会いしました。
⑤ CMSC岩手の濱道寿幸さん(左)と玉熊孝次さん(右2人目)玉熊彦士さん(右)。東日本地区戦ラリーで活躍のCMSC岩手三銃士です。
⑥ CMSC岩手会長の工藤守さん。
7 表彰式
① PN1クラス 優勝は工藤清美/今季2勝目 2位佐藤卓也 3位上野倫広、4位渥美孝太郎、5位CMSC札幌・井土拓己、6位CMSC道北・内藤修一の各選手。
② PN2クラス 優勝はCMSC札幌・宝田ケンシロー/今季4勝目、2位河石潤、3位細木智矢、4位川島秀樹の各選手。
③ PN3クラス 優勝は山崎利博/今季2勝目、2位坂井義浩、3位竹本幸広、4位岡翔太、5位河田富美男、6位CMSC福島・佐藤秀昭の各選手。
④ N1クラス 優勝は北原栄一/今季2勝目、2位今隆志、3位CMSC栃木・古沢和夫の各選手。
⑤ N2クラス 優勝は北條倫史/今季3勝目チャンピオン確定、2位CMSC福島・星盛政、3位CMSC岩手・浅沼賢志、4位西田裕一、5位CMSC神奈川・影山浩一郎、6位CMSC山形・伊藤久の各選手。
⑥ SA1クラス 優勝は花見誠/全日本初優勝、2位岩澤研一、3位浦上真、4位CMSC仙台・稲葉幸嗣、5位小山健一、6位今村宏臣の各選手。
⑦ SA2クラス 優勝は黒木陽介/今季3勝目、2位CMSC群馬・荒井信介、3位CMSC岐阜・マイケルティー、4位CMSC岐阜・北村和浩、5位柿本拓自、6位加藤琢の各選手。
⑧ SC1クラス優勝はCMSC長野・坂田一也/今季4勝目チャンピオン確定、2位山崎迅人、3位深田賢一、4位奥村直樹、5位松田宏毅、6位佐藤史彦の各選手。
⑨ SC2クラスCMSC青森・大西康弘/今季2勝目、2位熊川嘉則、3位CMSC千葉・ヨレヨレトモキ、4位CMSC東京・アキマただゆき、5位磯貝雄一、6位CMSC兵庫・吉村修の各選手。
⑩ Dクラス 優勝は炭山裕矢/今季2勝目、2位CMSC道北・鎌田卓麻、3位谷田川敏幸、4位CMSC長野・宮入友秀、5位CMSC本部・田口勝彦、6位目黒亮の各選手。