2019年JAF全日本ダートトライアル選手権第6戦
「NOZAWAダートトライアル」
旅の途中
CMSC選手結果
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大会のひとコマ
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7月4日(木))夜横浜の自宅を出発。最短距離の越後湯沢経由で行かず、甲府~松本~長野~野沢温泉村、帰りも松代~上田~高崎~横浜と遠回り。途中友人と再会、観光しながら下道をノンビリ行き、8日(月)夜帰宅しました。前回の門前より短い片道350キロ往復700キロの旅となりました。
1 松本城 日本百名城
①② 松本城の天守は姫路城、彦根城、犬山城、松江城とともに国宝に指定されています。
松本城は戦国時代の1504年に築城されたのが始まりです。その際は深志城といいましたが、徳川家康の配下になった小笠原貞慶が松本城と改称しました。1590年石川数正が入城し、城下町を整備しました。その後何度も修復を繰り返し、国宝の城となりました。松本城の特徴は建物が壁面の上部を白漆喰、下部を黒漆塗りの下見板にしています。白と黒の対比が美しさを出しています。
③ 黒門二の門 内堀を渡った先にある門。ここから先は610円の入場料。門には侍に扮した係員の姿が。この先の黒門一の門を抜けると本丸御殿、天守に続きます。
④ 外堀
⑤ 明治になって埋め立てられた総掘のあとには四柱神社。左の広場は松本城大手門枡形跡。
⑥ 女鳥羽川(めとばがわ) 四柱神社のすぐ南側を流れています。松本城の総掘りを更に囲む要塞として機能していました。
2 旧国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道(長野県安曇野市)
①②旧国鉄篠ノ井線は明治35年に全通、長野県の南北を結び多くの人や物資を運搬してきました。昭和45年に蒸気機関車が姿を消して電化され、昭和63年に新線が完成した事で86年間の役目を終えました。
JR 篠ノ井線明科駅から白坂トンネルまでの廃線跡の約6kmがトレッキングコースとなりました。
③④ 旧白坂第2トンネル(閉鎖中)
⑤⑥⑦ 漆久保トンネル
3 善光寺街道
善光寺街道は江戸幕府により整備された脇街道で、京阪や江戸から善光寺に参拝に向かう街道。
更科紀行」の松尾芭蕉も美濃の国大垣から中山道、善光寺街道を通って更科姨捨(おばすて)山の月を見、善光寺詣でをしてから江戸に戻りました。また東海道中膝栗毛の弥次さん喜多さんもこの街道を通り善光寺へ詣で江戸へ帰っています。
①② 長野県麻績村(おみむら)下井掘付近
③④ 長野県麻績村(おみむら)麻績宿付近
⑤⑥ 長野県麻績村(おみむら)猿ヶ馬場峠へはこのような足場の悪い細い山道が続きます。
⑦ 猿ヶ馬場峠手前のお仙の茶屋跡。
4 JR篠ノ井線姨捨(姨捨)駅 (長野県千曲市)
③④ 篠ノ井線姨捨(おばすて)駅は全国でも珍しいスイッチバックの駅。クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の1泊2日コース(@37万円~75万円)の停車駅。来年4月~6月運行分の予約が7月11日から開始されました。眼下に美しい棚田景色が広がっています
日本経済新聞社の2007年アンケート「足を延ばして訪れて見たい駅」の全国第2位にランクされました(1位はJR九州門司港駅)。
⑤ 各駅停車 篠ノ井 長野方面行。いったん後退してホームの左下の線路(見えませんが)を前進します。
⑥ 特急列車はスイッチバックせずそのまま通過。駅は線路の右側土手の上にあります。
5 姨捨の里(長野県千曲市)
①②③ 姨捨(おばすて)は古来「田毎の月」と呼ばれた観月の名所。「田毎の月」はこの棚田に月が映る様子を表わした言葉として、江戸時代より文学、絵画の題材に取り上げられて来ました。
④⑤ 長楽寺は「信濃三十三番札所」の14番目に数えられており、昔から月の名所として多くの文人が訪れており多くの句碑や歌碑が立ち並んでいます。
⑥ 芭蕉も1688年に訪れており(更科紀行)「おもかげや姨ひとりなく月の友」と姨捨の里の風情を詠んでいます。
「芭蕉面影塚」の石碑。右側面に句が刻まれています。
6 野沢温泉
① 野沢温泉の外湯(共同湯)は13か所あります。結局金土日の3日間入りました。
②③ 金曜日は大湯。22時を過ぎていたのでひとり湯船独占。野沢温泉のシンボルともいえる大湯は、温泉街の中心にあり、江戸時代の趣を現在に伝える美しい湯屋建築が目を引きます。
④⑤ 横落(よこち)の湯 河原湯。今回は前を素通り。
⑥⑦ 土曜日は中尾の湯。ダートラ関係者で一杯でした。
日曜日試合終了後は熊の手湯。同じくダートラ関係者で一杯でしたが、あいにくカメラを忘れました。
⑧ 大湯通りでは日曜日朝6時~7時30分まで朝市を開催。6時前にダートラ会場入りするので、諦めました。
7 JR飯山線桑名川駅
①② モーターランド野沢に一番近いJRの駅。無人駅です。
③ 待合室。
④ 上り(長野方面)下り(越後川口方面)各1日8本。終電は上り20時08分、下り21時49分と早い。
⑤⑥ エボ10の車中泊はこんな状態です。レカロシートでもバケットで体がホールドされるので慣れると快適です。
8 松代城 日本百名城
①
武田信玄が北信濃侵攻のための拠点として永禄3年(1560)軍師の山本勘助に命じて築いた城。江戸時代元和8年(1622年)に真田信之(真田幸村の兄)が入封して以来幕末まで250年間、松代藩真田家10万石の居城となりました。
2③ 真田信之以前は「海津城」と呼ばれていていましたが、信之以降は「松代城」と呼ばれるようになりました。
④⑤ 内堀
⑥本丸御殿跡
9 友人との再会
今回も道中や大会当日に多くの友人と再会、旧交を温めました。
①② サカイタイヤサービス社長の酒井洋二さん(長野県須坂市)。お店はJAF加盟クラブ「トライアルチーム北斎」の事務局になっています。酒井さんは2015年まで全日本ダートラで活躍。2010年2012年には優勝経験があります。
③ サカイタイヤサービスの社員であり「北斎」のクラブ事務局長の佐藤範之さんは今回全日本ダートラ第6戦の組織委員です。
④ 宮入忠さんは今回全日本ダートラ第6戦の主催者チーム「ラリーチームロードナイト」の代表。またDクラスCMSC長野・宮入友秀選手の父上です
⑤ モーターランド野沢の管理責任者 平田速雄さん。 CMSC長野の会長 平田朋也さんの父上です。
⑥ CMSC長野の会長 平田朋也さん
⑦ 大会審査委員の小口貴久さん。JMRC関東運営委員長です。
⑧ 大会アナウンサーのCMSC長野・石澤勝彦さん。
⑨ 千曲市のナガノオートスポーツクラブ(NASC)代表中島聡尚さん。スーパーカーやクラシックカーのラリーや展示イベントを主催したり、4駆のレースを主催しています。
⑩ 中島さんは自宅庭に珍しい動物を飼っています。それはゾウガメ。陸生の亀では最大。乱獲の為絶滅に瀕 (ひん) し、国際保護動物に指定されていますが、ワシントン条約(1975年)以前に輸入、その後は許可を取って正規に輸入したそうです。エサはキャベツ。長生きで平均寿命は100歳を超えるそうです。
⑪ 中島さんと一緒に昼飯を食べました。おしぼりうどんは長野県埴科郡坂城町周辺の郷土料理。辛み大根をおろして搾った汁に味噌醤油を入れたつけ汁(写真の左下の器)で食べます。
⑫ 群馬三菱自動車販売の倉石淳さん。帰り道高崎で会いました。鉄道撮影が趣味で、昨年12月には撮影の帰り道にわざわざ我が家に立ち寄ってくれました。