2019年JAF全日本ダートトライアル選手権第4戦
「北海道ダートスペシャル in スナガワ」
大会のひとコマ
1 土曜日日曜日のパドック


① SC2クラスCMSC千葉・ヨレヨレトモキ選手は毎戦師匠のCMSC千葉・平塚忠博選手とWエントリー。マシンは昨年はDクラスでしたがスペックはSC2クラスのままだったので、すんなり古巣クラスに戻れました。今年のDクラスは新しい参入者が増えて激戦区。「元のクラスに戻って良かった」と。
② 昨年のSA2クラスチャンピオンCMSC道北・鎌田卓麻選手(左)はその激戦区Dクラスに参入。早くも第2戦恋の浦で優勝。スナガワは熟知した地元コースだけあって2勝目を狙いに行きます。第1戦は亀山晃選手、第3戦はCMSC広島・川崎勝已選手が優勝。毎回優勝者が変わっていますが、なんと昨年Dクラスチャンピオンの谷田川敏幸選手は第3戦が終わって依然未勝利です。
右はウインマックスの伊藤和浩さん。今年は全日本ジムカーナに参戦しており、第1戦ではSCクラス4位に入る実力です。


③ CMSC道北・鎌田豊さんはご子息卓麻選手やCMSC道北選手のサポート役です。
④ CMSC福島・佐藤秀昭選手(右)は昨年SC1クラスから今年は新設のPN3クラスに参戦。車がFFからFRに代わって「随分練習してきたんだがなあ」と、イマイチ自信なさそう。右後ろの須田行雄さんの私生活をCMSC群馬の林恵一さん(左)に面白おかしく話していました。


⑤ 公開練習土曜日は朝から快晴で気温もどんどん上昇。日向が暑いのでCMSC選手5名はドライバーズブイーフィング開始時刻まで日影で待機中でした。
⑥ 第1戦第2戦優勝のCMSC京都・矢本裕之選手は、第3戦はエンジントラブルでリタイヤ。エンジンをオーバーホール。修理完了スナガワに間に合いました。JAFスポーツの佐藤均副編集長のインタビューを受けていましたが、エンジントラブルの詳しい状況を聞いていたようです。


⑦ PN1クラスCMSC札幌・井土拓己選手はプレイドライブ誌が独自に設定した、公開練習のスタートから1コーナーまでの区間タイムで、PN1クラス最速賞を獲得。賞金は無し、インタビューだけでした。井土選手は昨年のスナガワで全日本初勝利を上げており、今年も優勝候補です。
⑧ CMSC札幌・星野幹男選手(中)は、昨年まで乗っていたN1クラスのインテグラを売却したので、今回PN2クラスCMSC札幌・宝田ケンシロー選手とWエントリーです。
右のCMSC札幌・井土正高さんは北海道ラリー選手権にドライバーで参加しており、今回は甥っ子P
N1クラスCMSC札幌・井土拓巳選手のサポートです。


⑨ CMSC札幌・井土卓治さんは井土拓己選手の父親。北海道ラリー選手権に同じくCMSC札幌・松川萌子さんと組んで参戦中。全日本ラリーも第6戦ラリー洞爺と第8戦のラリ―北海道にも参戦予定です。
⑩ CMSC東京のSC2クラス・アキマただゆき選手とSC1クラス小出久美子選手はダートラ界のおしどり夫婦。いつも2人仲良く揃って参加には敬服します。


⑪⑫ パドックにカラスが舞い降りてきて、選手の弁当やお菓子を狙っています。スキを見て次から次へと食べ物をかっぱらって行きました。


⑬ CMSC道北・日詰教之さんは北海道ダートラ選手権に参戦中ですが、今回の全日本スナガワは選手としては参加せずに、N2クラスCMSC道北・五十嵐貴右選手のサービス参加です。2日間もっぱら鍋奉行ならぬBBQ奉行を務めていました。ホタテご馳走様でした。
⑭ CMSC札幌の藤原広明さん(右)は2012年の全日本を最後にダートラからすっかり引退。スナガワ会場のすぐ隣の新十津川町に住んでおり、全日本の大会にはいつも顔を出してくれるのは嬉しいです。一方当時一緒に走っていた仲良しの伊藤上司さん(左)は今でも元気に北海道ダートラ選手権を追っています。しかも毎年スナガワの全日本にはエントリーしています。


⑮ CMSC道北・秋葉貴之さん(左)は全日本ラリーの鎌田卓麻選手のサ-ビスをしていますが、今回スナガワは地元北海道ということで応援に駆け付けました。
CMSC帯広・猿谷洋文さん(右)はその昔北海道ラリー選手権に参加していましたが、かれこれ15年前長野県に転勤、その後千葉県、岩手県に転勤。昨年再び北海道に戻ってきました。仕事が多忙でラリーからすっかり遠のいてしまいました。ダートラ観戦も10年ぶりだそうです。
⑯ CMSC道北・木戸達三さんも全日本ラリーの鎌田卓麻選手のサービスを務めていますが、今回は冷やかし応援です。
2 決勝日 朝の慣熟歩行

①本日の決勝コース


② CMSC福岡・岸山信之選手は昨日の公開練習は1位。プレイドライブ誌の独自計測区間タイム(スタートから1コーナーまで)も1位と、昨年のチャンピオン地元北條倫史選手を押さえて絶好調。決勝もこの勢いで行くぞ!と気合いを入れていました。(結果は2位)
右は同じ福岡県のSA2クラス井上博保選手。
③ こちらも九州福岡からはるばる遠征のSC2クラスCMSC福岡・岩下幸広選手(左)とDクラスCMSC福岡・江川博選手。


④ DクラスCMSC長野・宮入友秀選手(左)とSC1クラスCMSC長野・坂田一也選手(右)の今日の成績目標は2人とも人差し指の「優勝」です。二人とも願いがかなって優勝しました。
⑤ CMSC札幌・山田善之会長(右)はSC2クラスCMSC兵庫・杉尾泰之選手(左)に「昨年はケンシローが(競技車整備、運搬で)お世話になり、ありがとうございました」と。


⑥ SA2クラスCMSC群馬・荒井信介選手(左)とN2クラスCMSC京都・矢本裕之選手(右)は共に第1戦丸和、第2戦恋の浦で2連勝。幸先良い出足となりましたが、第3戦コスモスは荒井選手は6位、矢本選手はエンジントラブルリタイヤでした。二人とも態勢を立て直して北海道スナガワに乗り込んできました。(結果は3位、3位) 中はN2クラスCMSC福島・佐藤善彦選手。
⑦ N2クラスCMSC道北・五十嵐貴右選手は昨年スナガワは1本目転倒リタイヤした苦い思い出があるだけに、今年はきっちり走り切りたいと。(結果は8位)
右はCMSC本部動画担当の近藤務さん。


⑧ SA2クラスCMSC札幌・島部亨選手は帯広郊外芽室町でカルビーポテチのジャガイモを生産しています。牧場が忙しい春4月と秋9月は全日本をお休み。今回は合間なので、しかも得意の地元スナガワで上位を狙っています。(結果は6位)
⑨ SA1クラスCMSC仙台・稲葉幸嗣選手は今季優勝こそありませんが2位2位3位ときています。シリーズポイント争いを面白くするためにも優勝を期待しています。(結果は9位)
左は昨年PN1クラスチャンピオンで今年はPN3クラス参加の山崎利博選手。
3 開会式

① 開会式は7時55分から。


② 来賓挨拶は地元砂川市の湯浅克己副市長。歓迎の挨拶とともに砂川市の物産もしっかりPR。
③ 中は田畑邦博組織委員長(主催者AGMSC北海道代表)


④ 左から嶽下宗男審査委員長、村瀬晴信審査委員、恒松雅彦審査委員、槇田龍史競技長。
⑤ 右から競技長の関根正人さん、計時委員長の永井真さん。 司会は大会アナウンサーの間野目聖子さん。
4 決勝日 昼の慣熟歩行


① PN1クラスCMSC道北・内藤修一選手(左)とPN3クラスCMSC帯広・和泉泰至選手(右)は共に1本目1位でした。さすが走り慣れた地元コース。2本目も頼みますよ。(結果は内藤選手優勝。和泉選手2位) 内藤選手は昨年利尻島から旭川に転勤になり、全日本ダートラ遠征が少し楽になったばかりでしたが、来月から稚内に転勤の予定。またもや遠征に苦労しそうです。
② DクラスCMSC道北・鎌田卓麻選手も1本目1位。地元選手は速い!(2本目マシントラブルでDNF。結果は5位)


③ PN3クラスCMSC福島・佐藤秀昭選手は1本目6位。「道を覚えられなくて」と今更訳の分からないコメント。(結果5位)
④ PN2クラスCMSC札幌・宝田ケンシロー選手の慣熟歩行に同行するのは2001年~2009年まで10年連続全日本ダートラチャンピオンだった原宴司さん。お懐かしゅうございます。


⑤ 「夏空に日傘を差す男」はSC2クラスCMSC千葉・平塚忠博選手。
⑥ 印象派のクロード・モネの絵は「日傘を差す女」


⑦ N2クラスCMSC山形・伊藤久選手(左)は注文したクラッチが届かず、出発前日に届き、辛うじて間に合いました。1本目4位。(結果4位)
⑧ SC2クラスCMSC兵庫・吉村修選手は2年前のスナガワ以来ほぼ2年間優勝から遠ざかっていますが、昨日の公開練習は1位でしたのでスナガワと相性はいいようです。しかし決勝1本目は4位と遅れてしまいました。(結果は2位)


⑨ SC2クラスCMSC青森・大西康弘選手(左)は1本目1位でご機嫌。(結果は4位)
昨年SC2クラスチャンピオンで今年はDクラスに移行、今季2戦目のCMSC本部田口勝彦選手(右)は1本目5位。(結果4位)
⑩札幌在住CMSC特派員の米屋賢吾さんはSA2クラスCMSC岐阜・北村和浩選手の応援団「人生横向き隊」の隊員です。北村選手が1本目転倒リタイヤして、2本目は走れず、米屋さんも意気消沈。横向き隊の旗をしまうところでした。

⑪ 2日間5月の北海道は内地同様30度を超す暑さとなりました。体の対応がまだ夏モードになっていないので結構つらかったですが、撮影は2ヒートで4時間だったので何とか持ちました。
5 表彰式

① PN1クラス 優勝CMSC道北・内藤修一選手全日本初優勝 2位児島泰 3位上野倫広 4位工藤清美の各選手

② PN2クラス 優勝細木智矢 今季3勝目 2位CMSC札幌・宝田ケンシロー 3位河石潤の各選手

③ PN3クラス 優勝山崎利博 2位CMSC帯広・和泉泰至 3位河田富美男 4位竹本幸広
5位CMSC福島・佐藤秀昭 6位熊久保信重の各選手

④ N2クラス 優勝北條倫史 今季2勝目 2位CMSC福島・岸山信之 3位CMSC京都・矢本裕之 4位CMSC山形・伊藤久 5位西田裕一の各選手

⑤ SA1クラス 優勝崎山晶 2位浦上真 3位海野正樹 4位葛西キャサリン伸彦 5位松井正嗣 6位福山重義の各選手

⑥ SA2クラス 優勝黒木陽介今季2勝目 2位CMSC岐阜・マイケルティー 3位CMSC群馬・荒井信介 4位林軍市 5位小林茂則 6位CMSC札幌・島部亨の各選手

⑦ SC1クラス 優勝CMSC長野・坂田一也今季2勝目 2位山崎迅人 3位松田宏毅の各選手

⑧ SC2クラス 優勝CMSC福岡・岩下幸広 2位CMSC兵庫・吉村修 3位上村智也 4位CMSC青森・大西康弘 5位CMSC千葉・平塚忠博の各選手

⑨ Dクラス 優勝CMSC長野・宮入友秀 2位炭山裕矢 3位谷田川敏幸 4位CMSC本部・田口勝彦 5位CMSC道北・鎌田卓麻 6位田辺剛の各選手