2018年JAF全日本ラリー選手権第9戦


「第46回MCSCラリーハイランドマスターズ2018」


大会のひとコマと旅の途中


その2 大会前の寄り道



 
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① 今回高山での全日本ラリー取材には、エボ10で行きました。昨年同様塩尻から木曽福島経由で向かいましたが、中山道・信濃路の洗馬宿、本山宿、木曽路の贄川宿、奈良井宿をぶらり寄り道(何度訪ねても良いところです) しながら、昨年はパスした鳥居峠をアタックしました。

 
 

 
1 中山道・信濃路 洗馬宿~本山宿(長野県塩尻市)
 

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①② 洗馬(せば)宿


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③ 浮世絵師葛飾北斎と渓斎英泉が描いた「木曽街道六十九次」浮世絵の洗馬宿(コピー)。復元された「贄川関所」内にある観光案内所に飾られていました。



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④~⑧ 本山宿





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⑨⑩ 「是より 南木曽路」の碑。これより北は信濃路です。本山宿と贄川(にえかわ)宿の間の国道沿いに建てられています。
 


         2 中山道・木曽路 贄川宿~奈良井宿(長野県塩尻市)


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①② 贄川(にえかわ)宿 木曽十一宿の最北端の宿場町。


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③④ 北の出口に復元された「贄川関所」



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⑤~⑩ 奈良井宿

中山道34番目の宿場。難所の鳥居峠を控え、多くの旅人で栄えた宿場町。江戸時代にタイムスリップしたような情緒ある町並み。宿場時代そのまま の老舗旅館や千本格子の家々などが残っています。

 
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⑪ 御岳百草丸
御岳百草丸は長野県製薬が製造販売する家庭の常備薬。長野県民の味方。食べ過ぎ、飲み過ぎ、弱った胃腸によく効く胃腸薬。奈良井宿のあちこちでディスプレイされているので観光客にも人気の薬と思われます。

⑫JR奈良井駅  



 
3 鳥居峠 

 
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①②③ 峠の手前の峰の茶屋。立派な休憩所。この少し先が鳥居峠。鳥居峠には旧中山道鳥居峠越えの山道がありますが、自動車で行ける未舗装の林道もあります。
 


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④ 鳥居峠石碑(丸山公園内) 木曽街道薮原宿と奈良井宿を結ぶ約6キロは、標高1197メートルの鳥居峠越えをする山の道。中山道屈指の難所だった。この鳥居峠が日本海に流れる信濃川水系と太平洋に流れる木曽川水系の分水嶺。あの松尾芭蕉も鳥居峠を越えて長野善光寺に参詣しました(更科紀行)
 

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⑤ 鳥居峠越えコース説明パネル。



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➅⑦  鳥居峠から少し薮原方面に行った辺り。ここは車では行かれません。




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⑧~⑪ 御嶽神社(御岳遙拝所)。ここが「鳥居峠」より標高の高い、峠の最高地点です。御岳神社は、御嶽山に登る代わりにお参りすれば御利益があると信じられてきた場所です。両脇に、おびただしい数の仏像や石碑があり、御岳信仰の深さが感じられます。うっそうとした木立の中、背筋が続々としてものすごく霊気を感じました。
「鳥居峠」の名前は、源義仲の子孫と称する戦国大名の木曽義元が松本の小笠原氏との闘い時に御嶽山に戦勝を祈って鳥居を建てたことに由来すると伝えられ、今はその後に再建された鳥居があります。

 

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⑫⑬ 丸山公園。公園には多数の石塔が立っていますが、その中に「芭蕉句碑」があります。
 「木曽の栃 うき世の人の 土産かな」

<句意>
 杜甫や西行が詠んだように、トチの実を拾うことは世を避けて山の中に暮らす人の営みなのだ。私はそれを山深い木曽路で拾うのであるが、しかし世を避けてしまうのではない私は、この実を世の中で活躍している人の土産にするのだ。(ほんの短い間の世捨て人のまねごとなのだ

芭蕉が長野の善光寺に参詣する「更科紀行」の際に鳥居峠で詠んだ句です。






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⑭ 丸山公園の眼下に薮原宿が見えました。
⑮ ところどころに石畳が残っていました。写真の2人は日本の古道を訪ねるフランス人。渋いなあ。
 



4 往年の三菱名車雨ざらしコレクション


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①~④ 藪原と木曽福島の間で、GTO FTO セレステ 初代ギャランなど往年の三菱名車の朽ち果てた姿を発見!懐かしいというか、錆だらけは悲しいというか。このまま雨ざらしは勿体ない。