2018年JAF全日本ダートトライアル選手権第7戦
「TRIAL KYOTO」
大会のひとコマと旅の途中
その2 大会前後の寄り道
1 知立 藤田屋あんまき


① 7月25日(水)20時横浜の自宅を出発。5時間走って、浜名湖の西にある道の駅塩見坂で車中泊。
② 翌朝知立で8時開店の藤田屋に立ち寄り、あんまきを買いました。@税込190円也。あれ!前は160円だった。値上げした?
2 松尾芭蕉の生まれ故郷 伊賀市


① 伊賀鉄道上野市駅 2004年上野市と周辺町村が合併して伊賀市となりましたが、駅名は以前のまま変わらず。
② 芭蕉翁の像は駅前の駐車場のところに力強くそびえています。

③伊賀市伊賀支所の芭蕉像


④⑤ 芭蕉誕生の地
松尾芭蕉の兄・半左衛門の家と伝えられます。芭蕉(はじめ金作、後、宗房)も、この家で生まれたと考えられます。ただし建物は江戸時代後期のもので、芭蕉の当時のものは残っていません。

➅ 裏庭に立つ「釣月庵」 芭蕉が江戸に発つ前に処女句集『貝おほひ』を執筆したとされる書斎です。左端に芭蕉の木。


⑦ 愛染院 芭蕉の生家松尾家の菩提寺。山門右に「芭蕉翁故郷塚」の碑があります。
⑧ 「故郷塚」そのものは境内のこの門の更に奥にあります。


⑨⑩ 芭蕉公園 福地城跡にあります。福地城は天正伊賀の乱で伊賀を裏切った福地氏の城。



⑪⑫⑬ 公園内には没後200年を期して、芭蕉翁生誕記念碑が建てられています。

⑭ ふるさと芭蕉の森
伊賀市旧上野街を一望できる場所にあり、園内のうっそうとした森の小道をたどると四季を彩る樹木や草花、そして芭蕉翁句碑が迎えてくれました。 芭蕉翁句碑が10基建てられています。


⑯ 「旅人と 我名呼ばれん 初しぐれ」


⑰⑱ 「旅に病んで 夢は枯野を 駈け廻る」 芭蕉「病中吟」 最後の句 辞世の句(とも言われています)にふさわしく、 森の奥の奥に建てられていました。
3 国道9号線旧道
国道9号線に沿って京都と山陰地方を結ぶ古代の道山陰街道があった。今でもその面影が残っている山陰街道は京都の丹波口を起点に山口県小郡まで日本海側を行く道。


① 山陰街道の旧道は現在は七条通りになっている。
② こんな狭い道なのにバスが通る


③ 途中阪急京都線の踏切を渡ります。
④ 旧道は七条通りに沿いは桂川にかかる桂大橋手前で八条通りに合流。

⑤ 桂川 下流方面を望臨む。


➅ 桂大橋の西詰めにある和菓子の老舗「中村軒」。
⑦ 麦代餅が名物。

⑧ バス停「桂離宮前」 すぐ前が桂離宮


⑨ 旧道に面するマンションの塀も周りの家々との調和を意識して古い町並みの景観を保っていました。
⑩ 樫原 山陰街道最初の宿場 今回はこの先旧道を老ノ坂を越えて亀岡市まで行きました。
4 老ノ坂


① 老ノ坂は京都市と亀岡市との間にある峠。山陰道の京都への入り口。
② この老ノ坂峠は夜な夜な霊が彷徨うという噂がある、京都でも有名な心霊ミステリースポットとなっています。昔は宿場で栄えていましたが、今では家は全て廃屋で誰も住んでいません。昼間でも不気味で背筋が寒くなります。


③ 峠の頂上近くにある首塚大明神。酒呑童子の大江山伝説があり、首塚が祀られています。
昼間も薄暗く不気味です。


⑤ 首塚大明神から京都側は車の通れない山道となっています。ここを源義経、足利尊氏、明智光秀が越えたと思うと益々背筋が寒くなりました。
5 小関越え
「小関越え」とは、近江から京都へつながる東海道で、逢坂山の山越えが「大関越え」と呼ばれるのに対し、北国と近江、京都を繋ぐ間道として使われてきた間道を「小関越え」と対比して呼んだもの。
コスモスの帰りに1泊の後、立ち寄りました。

① 旧東海道と「小関越え」の分岐点。三井寺への近道でもありました。
② 徳丸稲荷大明神


③ 普門寺前 右の道が旧道「小関越え」 この先で車の通行不可になる。左の道は車で小関越えの峠を越えられます。
④ 旧道「小関越え」の山道は人がすれ違えるほどの幅の道ですが、簡易舗装されています。


⑤ 峠の手前で 山道の旧道と車の道が合流します
➅ 合流地点から見た小関越えの頂上。


⑦ 小関越えの頂上にある地蔵堂
⑧ 小関越え大津側


⑨ 旅人を守るお地蔵さま。
⑩ 大津側 「小関越え」道標。
6 友人との再会
今回は5名の友人に時間を調整してもらって、旧交を温めました。


①② 伊賀市は小生と同期に入社した小川秀貴氏(左)の出身地。30年ぶりに訪ねました。彼は三菱自動車販売に入社後、小川モータースを継いで社員50名を擁する会社にしています。今は取締役会長で社長は奥様(中)。

③ 京都三菱自動車本社で小林康社長(中) 山崎裕康企画部長(左)にお会いしました。山崎さんはCMSC京都の代表を務めています。CMSC京都では5月にJAFが旗振りしている「オートテスト」を開催、参加者にモータースポーツ心をくすぐりました。

④ 老ノ坂を越えて亀岡市で全日本ジムカーナ選手だった山田賢治さん(右)、竹田宏太朗さん(左)と再会しました。いろいろ事情があって今は競技に出ていませんが、いずれは復活を夢見ているようです。