2018年JAF全日本ダートトライアル選手権第6戦

「NOZAWAダートトライアル」

大会のひとコマと旅の途中

その1(大会当日)

 
1 全日本ダートトライアル選手会ミーティング


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① 土曜日公開練習終了後 選手会ミーティング。日曜日決勝の第2ヒート終了後表彰式前に行う選手会主催の「体験同乗走行会」の打ち合わせ。

② 今年からDクラスの谷田川敏幸選手()が会長に就任。副会長にはSC2クラスCMSC兵庫・吉村修選手()。CMSC群馬・林恵一さん()はギャラリー抽選会担当責任者。
当日は夕方から雨が降り安全面を考慮して、「体験同乗走行会」は残念ながら中止となりました。
 

2 土曜日パドック


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① N1クラスCMSC栃木・古沢和夫選手(左)は第5戦まで優勝1回、3位2回。今季優勝4回の岡翔太選手が一歩抜き出ていますが、僅差で森大士選手に次ぐシリーズ3位。
SA1クラスCMSC仙台・稲葉幸嗣選手(右)もここまで優勝1回、2位1回、3位2回。優勝2回の小山健一選手とチャンピオン争い。何としてもここで優勝して小山選手との差を縮めたいところです。

② SA2クラスCMSC浜松・太田延昭選手(左)は今春管理職に昇進しました。おかげで有給休暇が取りづらくなったとぼやいていました。今季3戦目です。
SC2クラスCMSC本部・田口勝彦選手(右)は第5戦まで優勝1回2位3回。優勝は梶岡悟選手が2回、CMSC福岡・岩下幸広選手が1回、上村智也選手が1回とSC2クラスは群雄割拠。CMSC兵庫の吉村修選手も優勝こそありませんが2位3位各1回4位2回とチャンピオン争いが熾烈です。


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③ 左)CMSC札幌のPN2クラス・宝田ケンシロー選手は昨年PN1クラスで2年連続チャンピオン獲得してPN2クラスに移動。新クラスでも今季2勝、2位2回4位1回で、目下シリーズポイントリーダー。昨年N1クラスチャンピオンの細木智矢選手もPN2クラスに変更して優勝2回と、2人ともスイフトターボで、昨年チャンピオン・ヴィッツターボの川島秀樹選手を上回る成績です。
右)PN1クラスCMSC札幌・井土拓己選手は今季第4戦スナガワでうれしい全日本初優勝を遂げました。このあとも張り切って内地遠征の予定です。
 
④ DクラスCMSC長野・山本康徳選手(前)とSA2クラス三浦昂選手(後ろ)は、2人ともオレンジ色のカラーリングが目立つK-ONEチーム。三浦選手は今年1月南米で開催されたダカールラリーで見事市販車部門優勝を果たしました。この試合が終わると、来年2連覇を目指してすぐに海外トレーニングに出発します。

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⑤ N2クラスCMSC岩手・浅沼賢志選手(左2人目)は今季第3戦切谷内で自己最高位の2位を獲得。今季全日本は3戦目。野沢は初参加。 N2クラスCMSC山形・伊藤久選手()も東北CMSC勢として一緒のパドックです。伊藤選手は第2戦恋の浦でうれしい全日本初優勝。優勝後の第3戦切谷内は逆に気負いすぎて11位惨敗しましたが、その後は3位、6位と表彰式の常連になりました。
2人を支えるのはCMSC岩手・玉熊彦士さん()。浅沼選手と同じ「けんじ」と読みます。盛岡から積載車を運転、秋田経由で2選手の車を積んで野沢に来ました。右2人目は伊藤選手の奥様・夫左香さん。全日本はいつも伊藤選手に同行しています。

 

➅ N2クラスCMSC岐阜・角皆昭久選手は、前戦第5戦門前でN2クラス2位を獲得。その昔2000~2002年の頃は何度も優勝経験がありましたが、2014年3位3回以来久々の表彰台でした。



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⑦ 前戦門前でまさかの転倒で優勝を逃したSA2クラスCMSC岐阜・北村和浩選手のマシン。「つくば」ナンバーから「岐阜」ナンバーに変更したとたんの転倒でした。うまく転んで車の外板のダメージは意外と軽症で済んだので、突貫で修理できました。でもリヤトランク部のステッカーが間に合いませんでした。左は北村選手応援団のみやこさん。右はCMSC岐阜・蓮池淑美さん。

 

⑧ 左はSA2クラスCMSC岐阜・櫛田正文選手。最近年1回どこかで転倒していますね?と声かけると「いや地区戦や練習会の時を含めると3年間で5回こけた!」と。73歳とは思えない元気はつらつハッスルぶりです。もう1台CT9Aを買ってあり、転倒の都度部品取りしているそうです。
右は今大会アナウンサーを務めたCMSC長野・石澤勝彦さん。2月のCMSC全国大会にも来てくれました。


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⑨ SC1クラスCMSC福島・佐藤秀昭選手は、今季3戦目。土曜日公開練習はエントリーしていましたが、雨で路面コンディションが悪いので出走を取りやめました。勿論公開練習料4000円は没収です。
⑩ SC1クラスCMSC岐阜・奥村直樹選手()は5戦終って2勝、2位3回とチャンピオン争いの首位。昨年チャンピオンの山崎迅人選手が前戦門前で優勝して追い上げていますが、こんなに出足いいシーズンはまたとないので是非チャンピオンを取りたい!と。
奥はSA2クラス三浦昂選手。



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⑪ SA2クラスCMSC福島・藤田哲也選手はその昔全日本ラリー アドバンチームのエースでした。
あれから25年。数年前からダートトライアルにプライべ―ト選手として参加、奥様(後ろ)同伴でモータースポーツをエンジョイしています。去年は黒いカラーリングでしたが、今年は赤い車。てっきり色を塗り替えたのかなと思いましたが、程度の良い車が見つかり乗り換えたとのこと。
左はCMSC群馬・登坂均さん。登坂さんも元キャロッセチームのダートラ選手で何度もチャンピオンを取った実力者。藤田選手と同い年です。1999年引退後は全日本ダートラの会場に来ては若手選手にアドバイスしています。
⑫ その藤田選手の車をメンテナンスしているのは同じCMSC福島の大竹幹也さん()と谷津良嗣さん。

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⑬ 全日本のパドックで、いつもチーム・グループ名は「CMSC神奈川」で登録。CMSC神奈川選手・クラブ員のほか仲良しの選手も含まれています。
左からSA2川村永二選手、樋渡友紀さん(今回は写真撮影班)、N2大橋邦彦選手、SC2熊川嘉則選手(チームはASAMA)、D下屋敷勝弘選手、今井東行さん(今回はサービス員)、SA2中澤康治選手(元CMSC神奈川)、N2影山浩一郎選手、堀部英男さん(メカニック)。
 

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⑭ DクラスCMSC神奈川・下屋敷勝弘選手。外観エボ10。エンジンはエボ9(4G63エンジン)。今季全日本は第1戦以来。第1戦丸和では最終走者谷田川敏幸選手が走るまでDクラス1位でしたが、逆転優勝されて惜しくも2位。


 
3 モ-ターランド野沢コース

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①② 週末の西日本は豪雨で大変なことになっていましたが、ここ長野県北部は土曜日の夜雨がかなり降ったものの、土日の昼間は少し降られただけで、無事日曜日決勝の朝を迎えることができました。


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                        ③本日の決勝コース。



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④ 蚊・ダニ対策(防虫ネット 虫除けスプレー、蚊取り線香、キンカン)、砂ぼこり対策(写真の白いビニールカバー、マスク)、雨対策(カメラ用レインカバー、カッパ、長靴)、暑さ・熱中対策(タオル、涼感スプレー、塩飴)と、一通り用意してきました。でも幸い朝は砂ぼこり除けの白いビニールカバーだけで済みました。
 
 
 
4 日曜日朝慣熟歩行


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① SC2クラスCMSC東京・アキマただゆき選手と奥様のSC1クラスCMSC東京・小出久美子選手。全日本だけでなく、東北選手権にも参加。前週には夫婦でDクラスワンツーを飾りました。おめでとうございます。
② SA2クラスCMSC福島・藤田哲也選手()は前夜の雨でぬかるんだコースの慣熟歩行は、足元がおぼつかず、つえを曳いていました。右はSA2クラスCMSC長野・金田一聡選手。クラブは地元ですが、住まいは青森県八戸市。


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③ 3人とも土曜日朝入りでしたが、公開練習の対応は三者三様。N2CMSC京都矢本裕之選手()はエントリーせず、外から他の選手の走りを観察。SA2クラスCMSC群馬・荒井信介選手()はエントリーして参加。N2CMSC福島・星盛政選手()は公開練習を申し込んだが当日路面が悪く走りませんでした。

④ 左からDクラスCMSC長野・山本康徳選手。今季4戦目。第2戦恋の浦11位、第3戦切谷内11位、第5戦門前11位と何故か3戦とも11位。したがって今季はまだノーポイント。 
SC1クラスCMSC福島・佐藤秀昭選手。今季3戦目。第1戦丸和優勝。第3戦切谷内4位。
PN1クラスCMSC青森・葛西一省選手は今季3戦目。第3戦切谷内で8位。
 
 
5 開会式
 

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①② 決勝の日曜日 7時50分から開会式


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③ まずは主催者を代表して宮入忠・大会会長(ロードナイト代表)のご挨拶。「来年も開催する計画です」と、超前向きな発言。宮入さんはDクラスCMSC長野・宮入友秀選手の父上。

④ 次に萩原正敏・野沢温泉村副村長(富井俊雄・大会名誉会長・野沢温泉村村長の代理)から歓迎のご挨拶。

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⑤ 大会役員 前列右手前からから小口貴久・審査委員、中村善浩・審査委員、嶽下宗男・審査委員長、萩原正敏・野沢温泉村副村長(富井俊雄・名誉大会会長の代理)、
後列手前から小林康彦組織委員長、の宮入忠大会会長、村瀬秋男JAFスピード競技部会長。
➅ 左からアナウンサーのCMSC長野・石澤勝彦さん。右に塩原哲生・競技長、宮崎秀樹・コース委員長、米持正徳・コース委員長、田中剛・パドック委員長、中山誠・救急委員長、安部滋医師団長,斉藤賢市・事務局長。


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⑦ CMSC長野・平田朋也会長(左)もクラブ員の応援で会場にきました。でも彼の家はモーターランド野沢の会場の入り口の野沢温泉村七ケ巻です。この会場に来ている全選手、オフィシャル、関係者の中で一番近い人でしょう。右はDクラスCMSC長野・山本康徳選手とSA2クラスCMSC長野・金田一聡選手。
 
 

6 昼休み


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① 須坂市のサカイタイヤサービスの酒井洋二社長が見学に来ていました。 本大会の協賛会社にもなっています。酒井社長は2015年まで全日本ダートトライアル選手権に参加していました。2010年2012年にSC2クラスで、アルトで2回優勝経験があります。

② CMSC栃木・赤羽政幸さんは昨年まで全日本ダートラに参加してきましたが、今年は60歳を記念して全日本を一時引退しました。今回はメイプルチーム選手のサービスもせずに本当にギャラリー参加。地区戦で車を転倒させしばらくは地区戦参加もお休み中ですが、「緊張感がない。走りたい」と欲求不満そうでした。60歳を過ぎてなお全日本ダートラを追いかけている選手が沢山いるくらいなので、赤羽さんも刺激を求めて意外と来年全日本復帰がありそうです



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③ 昼休みの協賛会社ブースと飲食ブースが並ぶ出店通りはギャラリーで賑わっていました。



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                        ④⑤協賛会社ブース



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