2018年JAF全日本ダートトライアル選手権第5戦

「ダートスプリント in 門前」

大会のひとコマと旅の途中

その1(大会当日)



1 輪島市門前モータースポーツ公園


 


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①② 輪島市門前モータースポーツ公園は文字通り輪島市が管理運営するダートトライアルコース。1992年にオープン。今年は全日本開催21回目。キャンプ場も併設されています。



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③ 本日の決勝コース




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④ コース脇の土手はわらびの宝庫。         ⑤ ついワラビ採りに夢中になりました。




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➅ 帰宅して茹でてお浸しにして頂きました。山菜はちょっぴり苦いところがいい。


 


 


2 開会式



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① 本大会は公開練習無しの決勝日だけのワンデイイベント。開会式は7時40分から。主催者代表挨拶は例年大会名誉会長である梶文秋輪島市長でしたが、今年は公用で欠席のため、宮下正博大会顧問・石川県議会議員が歓迎の挨拶となりました。
② 選手席





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③ 前列は大会役員、審査委員。一番左は福田淳三組織委員長・Three-R 代表。後列は競技役員。




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④⑤ 引き続きドライバーズブリーフィング。落合啓司競技長より説明。




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➅ 輪島塗優勝カップ。1個10万円するそうです。


 


3 朝の慣熟歩行


朝の慣熟歩行は開始式前6時20分~7時30分。


 


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① SA2クラスCMSC青森・大西康弘選手()は、最近仕事の業界役職(青森県遊技業協同組合理事長)を晴れて退任。大役を務めあげて「これからはダートラに専念できる!」と、益々モータースポーツにのめり込む約束をしてくれましたが、前戦スナガワは7位と結果が出ません。今度こそ成果を期待したいところです。結果は7位。
SC2クラスCMSC本部・田口勝彦選手は前戦スナガワをスキップして門前に乗り込んできました。SC2クラスの優勝は第1戦梶岡悟選手、第2戦田口選手、第3戦CMSC福岡・岩下幸広選手、第4戦上村智也選手と、毎回変わっています。第5戦で誰が勝つか、4選手の中からか、はたまた5人目の勝者誕生か、興味深いところです。結果は梶岡選手が2勝目。田口選手は惜しくも2位でした。
後ろはPN1クラスCMSC青森・葛西一省選手。


② PN2クラスCMSC帯広・和泉泰至選手は、前戦スナガワでは7位と惨敗。過去同大会2連覇していただけに、ショックは大きかったようです。PN2クラスは今年スイフトスポーツに圧倒され、86、BRZ勢は劣勢。試合前、同じ北海道の「ケンシローに負けないよう走るぞ!」と意気込んでいましたが・・・ 結果は10位とますます窮地に。


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③ 右)SA2クラスCMSC浜松・太田延昭選手。今年勤務先会社の課長に昇進、仕事が忙しくなり、全日本ダートトライアルも今年は第2戦と今回で2戦目。全戦追えなくなってきました。
左) SA2クラス三浦昂選手は今年のダカールラリーで、見事市販車部門優勝の金字塔を建てました。そんなすごい選手もスプリントではなかなか勝てません。

中) SA2クラス中島孝恭選手。実は今回第1ヒートで転倒してしまいました。去年もスナガワで転倒。フィアット・アバルト500はトレッドが狭く車高が高いから、インに引っかかるとあっという間に転倒してしまうのでしょう。


④ 右)DクラスCMSC長野・宮入友秀選手は前戦スナガワで優勝。谷田川敏幸選手の4連勝を阻止しました。しかも2014年以来4年ぶりの優勝で気を良くしての門前入り。果たして2連勝なるか?結果は4位。
左)N2クラスCMSC長野・山田武史選手。2010年の野沢で全日本初参戦ながらN3クラス3位を獲得、鮮烈な全日本デビューとなりました。あれから6年が過ぎ、その間11位が最高位と低空飛行。そろそろ上昇気流に乗ってほしいところです。結果は15位。


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⑤ 中)SC2クラスCMSC福岡・岩下幸広選手。「九州のスーパースター」が第3戦切谷内で全日本初優勝を遂げて、これで「日本のスーパースター」に昇格。門前ではソフトハットにサングラスの姿が一段と輝きました。
➅ N2クラスCMS神奈川・影山浩一郎選手。2015年シリーズ6位、2016年シリーズ5位でしたが、昨年はシリーズ11位と不本意な戦績に終わりました。今年の目標はシード権奪還。結果は10位。




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⑦ 右)DクラスCMSC広島・河内渉選手。ハットがダンディ。さきほどCMSC福岡・岩下幸広選手もカッコ良くハットをかぶっていましたが、「切谷内全日本初優勝のお祝いに、昨日輪島で買ってプレゼントしました」と。河内選手は第3戦切谷内、第4戦スナガワをスキップしたので第2戦以来の出場。今回結果は5位。
左)CMSC広島・和田俊昭さん。全日本戦引退後も毎年ほぼ全戦会場に来て選手を指導。その熱血指導は選手から「和田地獄」と呼ばれ恐れられています。

⑧ 左) N1クラスCMSC栃木・古沢和夫選手。2016年第1戦丸和で全日本初優勝。以来全日本を転戦。今年第3戦切谷内で全日本2勝目を挙げて意気軒高。第3戦ハイスピードのスナガワをスキップして門前に。CJ4Aにとって門前テクニカルコースは優勝の可能性が大きいと言えます。結果は3位。

右) SA1クラスCMSC仙台・稲葉幸嗣選手。2015年チャンピオンをはじめ毎年シリーズ上位。今年も第3戦切谷内で優勝してチャンピオン争いの最右翼。






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⑨ 左)SA2クラスCMSC群馬・荒井信介選手。昨年は第1戦第2戦優勝第3戦2位と、チャンピオンに手が届きかけましたが後半失速シリーズ2位。今年は2位4位3位5位と大負けはしていませんがイマイチの順位。3年ぶりのチャンイオン返り咲きを果たすためには、ここらで優勝が欲しいところです。結果は4位。

中) N2クラスCMSC京都・矢本裕之選手。2016年シリーズ3位。2017年はシリーズ7位で惜しくも今年のシード権を失ってしまいました。今年は第1戦丸和で2位。しかしそのあとは13位15位と不本意な成績。遠征費のかかる北海道スナガワをパスして、第5戦門前にエントリー。結果は13位。

右) N2クラスCMSC福島・星盛政選手。2014年シリーズ5位、2017年はシリーズ5位とシード権獲得。ベテランらしいしぶとい走りでいつも上位争いに加わっています。結果は9位。


⑩ SC1クラスCMSC長野・坂田一也選手。前戦第4戦スナガワではアクセラ(初代)で優勝。同じ日にSC1クラスの崎山晶選手もアクセラで優勝。ストレートが長いスナガワでは2.3ℓガソリンターボのアクセラのポテンシャルを見つけましたが、中低速のテクニカルな門前は果たしてどうでしょうか?結果は3位。崎山選手は第2ヒート転倒して第1ヒートのタイムで8位。



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⑪ DクラスCMSC長野・山本康徳選手。先週は全日本ラリー・モントレーでデモラン&同乗走行のドライバー、お疲れ様でした。結果は11位。

⑫ DクラスWエントリーのCMSC千葉・平塚忠博選手()とヨレヨレトモキ選手。昨年までSC2クラスにエボ9での参戦でしたが、今年は第1戦にエボ10を投入してDクラスに移行。しかし本格的にDクラス車に改造する為、第2戦からは元のエボ9で参戦。ヨレヨレ選手はエボ10のほうが乗りやすいとのことでしたが、来年までお預けとなりました。結果は平塚選手8位、ヨレヨレ選手15位。



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⑬ 前列左) SA2クラスCMSC浜松・鈴木信地郎選手。毎回豪快な走りでファンを魅了。2014年にシリーズ6位をピークにその後の成績はやや下降気味。今年もまだ表彰式に呼ばれる成績を収めていません。過去門前は2006年に5位の成績が最高位。その後は2ケタ順位であまりいい成績を収めていないのは、CT9Aでは相性が悪いのかギヤ比が合わないのか?果たしていかに?結果は8位。
中)SA2クラスCMSC福島・藤田哲也選手。かつては全日本ラリーのアドバンチームのドライバーとして鳴らしました。最近ダートラ地区戦で好成績を収めてきたので、全日本にもスポット参加。往年の走りは影を潜め、2ケタ順位。2017年JAFカップでは同姓同名の藤田哲也選手が同じクラスにいて本人のみならず、周囲もびっくりしたことがありました。今回エンジン(フューエルポンプ)が不調で結果は21位。

右)Dクラス4年連続チャンピオンの谷田川敏幸選手。今年から選手会代表に就任。


⑭ SC1クラスCMSC岐阜・奥村直樹選手。今季は第1戦2位、第2戦優勝、第3戦優勝、第4戦2位と絶好調。早くもチャンピオンの最右翼に浮上しましたが、「気を引き締めて行きます」と謙虚。結果は2位。



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⑮ SA1クラスCMSC長野・飯島千尋選手。門前は長野(伊那)から近いね!と言ったら、「いえいえ高速は遠回り、下道で安房峠/トンネルを越えていくのが最短で、結構時間かかります」と。調べたら距離は300km近くありました。





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⑯ 第1ヒート終了後のN2クラスCMSC岐阜・角皆昭久選手。全日本のキャリヤが長いベテランだけあって、地元中部地区の試合だけではなく、どこの会場もコースを熟知、良く大駆けしています。今季全日本初出場。満を持しての参加に上位の期待が高まりますが、1本目は伸び悩み10位のタイム。でも2本目はタイムアップが予想されるので、2本目勝負!の顔です。結果は2位。


⑰ 第1ヒート終了後のSA2クラスCMSC岐阜・北村和浩選手。1本目トップタイム。第2ヒートに向けて気合の慣熟歩行。結果は第2ヒート転倒で1本目のタイムで2位。


 


 


4 お祭り広場「食まつりブース」


 


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① 今年も地元の観光協会(諸岡里おこし会)や青年部の有志が地元の名物の手作り料理を販売。


 


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② 輪島牛ハヤシライス 輪島フグ炊き込み    ③輪島プリン


  

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④ 能戸の地酒「宋玄」                    ⑤輪島サイダー



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⑤ 門前そばを食べているのはCMSC神奈川川村永二選手。






 


5 同乗走行会



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① 毎回第2ヒート終了後表彰式間での時間を利用して、選手会主催で同乗走行会がおこなわれます。今回もCMSC選手が多数、ドライバーやスタッフを務めました。




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② CMSC浜松・鈴木信地郎選手           ③ CMSC岐阜・マイケルティー選手



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④ CMSC岐阜・角皆昭久選手
⑤ 左)誘導係りのCMSC福岡・岩下幸広選手 右)同乗希望者抽選会係のCMSC群馬・林恵一さん。



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➅ 同乗走行が終わって最後に全員で記念撮影会。


 


6 表彰式


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① PN1クラス優勝は太田智喜選手。2015年タカタ以来の全日本優勝。2位山崎利博、3位上野倫広、4位児島泰 5位天野佳則 6位工藤清美の各選手



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② PN2クラス 優勝はCMSC札幌・宝田ケンシロー選手 今季2勝目。2位細木智矢 3位河石潤 4位今村宏臣 5位川島秀樹 6位濱口龍一の各選手。



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③ N1クラス 優勝は岡翔太選手 今季3勝目。2位森大士 3位CMSC栃木・古沢和夫 4位高間一光 5位渥美孝太郎 6位濱口龍一の各選手。




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④ N2クラス 優勝は北條倫史選手 今季3勝目。2位CMSC岐阜・角皆昭久 3位信田政晴 4位西田裕一 5位CMSC福岡・岸山信之 6位CMSC山形・伊藤久の各選手。



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⑤ SA1クラス 優勝は浦上真選手。隣の富山県からエントリー地元コースの雄。全日本初優勝。2位石崎雄一 3位佐藤靖朗 4位CMSC仙台・稲葉幸嗣 5位小山健一 6位井之上優の各選手。 




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➅ SA2クラス 優勝はCMSC道北・鎌田卓麻選手 今季3勝目。2位CMSC岐阜・北村和浩選手 3位黒木陽介 4位CMSC群馬・荒井信介 5位CMSC岐阜・マイケルティー 6位CMSC神奈川・川村永二の各選手。



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⑦ クラス 優勝は山崎迅人選手 昨年チャンピオン 今季初優勝。 2位CMSC岐阜・奥村直樹 3位CMSC長野・坂田一也 4位則信重雄 5位松田宏毅の各選手。





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⑧ SC2クラス 優勝は梶岡悟選手。昨年チャンピオン今季2勝目。2位CMSC本部・田口勝彦 3位CMSC兵庫・吉村修 4位磯貝雄一 5位上村智也 6位CMSC福岡・岩下幸広の各選手。



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⑨ Dクラス 優勝は谷田川敏幸選手 昨年まで5年連続チャンピオン 今季4勝目。2位亀山晃 3位亀田幸弘 4位CMSC長野・宮入友秀 5位CMSC広島・河内渉 6位目黒亮の各選手。