2018年JAF全日本ダートトライアル選手権第1戦
「DIRT-TRIAL in NASU」
大会のひとコマと旅の途中
その2 大会前日まで
1 浦和でランチ


① 3月15日(木)の朝、エボ10に乗って自宅を出発。
② 浦和で元ラリードライバー、元カメラマン、元オートテクニック編集者の難波貞文さんと久々の再会、ランチ。難波さんはその昔CMSC主催のラリーで優勝してFTOを貰ったことがありました。数年前大病を患ってから闘病生活をしていると仄聞していましたが、何を言わんや、意外に元気で何よりでした。小生より4つ年上でいまだに現役で製薬会社社長をやっているので、病気している暇がないとのことでした。毎年レジェンドラリーの現場に行くのが旧友と会えるので楽しみだとも。10月の全日本ラリーのハイランドマスターズにも行ってみたいと。
2 足利で散髪




①②③④ 丸和に行く時は毎年足利の「ヘアサロンツルガイ」で散髪。鶴貝勲さんとは学生時代お互い別々で北海道を自転車旅行の途中、網走で知り合って以来の交遊です。散髪後一献、そのまま鶴貝さん宅で宿泊。翌朝朝ごはんまで頂いてから出発です。
3 ベストスポーツで亀山晃選手ニューマシンを見学








①~⑦ 16日(金)栃木県佐野市のベストスポーツに立ち寄り、Dクラス亀山晃選手の全日本戦デビューとなるニューマシン・エボ10を拝見しました。さすがD車、半端な改造ではありません。1年半かけてじっくり改造。足回り変更、ボンネット・リヤトランクリッド・ドアをウエットカーボンに変更、内装の排除、インパネの除去をはじめ、ホイルベースを150mm短縮、同時に全長が150mm短縮(リヤドアが寸足らずでした)、ラジエータを後方に移設など、ボディ軽量化、前後の重量配分修正などが施されていました。
⑧ CMSC神奈川の戸田浩さんが連日泊まり込みで改造、細部調整のお手伝い。


⑨ベストスポーツ事務所。
⑩ 獲得した数々のトロフィー、カップ、JAF盾が所狭しとばかりに飾られていました。
4 佐野名物 いもフライ



①②③ 佐野と言えば「佐野ラーメン」が有名ですが、劣らず「いもフライ」もTVで取り上げたほど有名になってきました。蒸したジャガイモを、串刺しにして揚げた後、特製ソースをかけて仕上げたもの。甘味とホクホク感のあるジャガイモが、甘すぎないソースとマッチしています。やはり揚げたてがいちばんおいしく、小腹がすいたので1本買って食べました。店先で1本食べている間、地元の人が10本20本とまとめ買いをしていました。
5 佐野市内 松尾芭蕉句碑

① 佐野市内には数多くの松尾芭蕉句碑が残されています。芭蕉は「おくのほそ道」では千住から草加、栃木の室の八島、鹿沼を経て日光に向かいましたので、佐野には行っていません。でも佐野は江戸時代から俳句が盛んな町で、歴代の俳句愛好家が芭蕉追善供養のため、句碑を建てました。


②③ 栃木県立佐野東高校校庭
「ほととぎす 鳴くや五尺の あやめ草」
宝暦6年(1756年)に建てられた、芭蕉句碑の最古のものと言われています。


④⑤ 曹洞宗泉應院
「つく鐘も ひびくよう也 せみの聲」

⑥ 実際には「都く鐘裳 飛ゞ具やう也 世ミの聲」と刻まれています。


⑦⑧ 関東五社稲荷神社
「松すきを ほめてやかぜの 薫る音」
句意は立派な松や杉を誉めるように、さわやかな風がよい薫りを漂わせながら吹き過ぎて行く


⑨⑩ 唐沢山城跡大炊井戸畔
「城跡や 古井の清水 先問む」

⑪ 唐沢山城跡桜馬場
「初櫻 をりしもけふは よき日也」


⑫⑬ 唐沢山城本丸跡には唐沢山神社が建てられています。
唐沢山神社は天慶3年(940年)、東国の乱で平将門を滅ぼした藤原秀郷が祀られています。


⑭⑮ 猫がボンネットの上。エンジンルームの熱が温かいようです。やたらと猫の多い唐沢山でした。
6 鹿沼市内松尾芭蕉句碑
鹿沼は松尾芭蕉が紀行文「おくのほそ道」の道中1泊した土地です。


①② 今宮神社
「君やてふ 我や荘子の夢心」
人生は、あるいはこの世は、一場の夢に過ぎない」ということを美しく暗示しているそうです。


③④ 薬師堂
芭蕉翁書簡の碑 中央部に
「君やてふ 我や荘子の夢心」
7 メイプルスポーツ 表敬訪問

① 宇都宮市徳次郎町のメイプルスポーツはCMSC栃木・赤羽政幸さんの店。昨年全日本ダートラN2クラスシリーズ8位。還暦を機に、今年は全日本ダートラを休養するということなので、様子見に立ち寄りました。


②③ 近場の試合に出ても中途半端になるので、全戦お休みしますと。でも明日から始まる丸和全日本を前にして、会場には選手応援に行くものの、いつもの年と違って緊張感がありませんと。来年以降はどうなるか未定とのことですが、緊張感のない生活に耐えられるか?どうかです。


④⑤ 本来なら 第1戦を前にとうに仕上がっているはずの本番車もご覧の通り、エンジンが降ろされたままでした。

⑥ 第2ガレージではPN2クラスの坂井義浩選手が夜遅くまで自車のメンテナンスをしていました。


⑦⑧ メイプルスポーツを出た後、矢板まで走り、道の駅「やいた」で車中泊。翌朝対面にあるコンビニでPN1クラス上野倫広選手とばったり。昨夜大阪を出発、高速をひとりで運転して矢板インタで降りて丸和に向かう途中でした。1月大阪道頓堀で一緒に飲んだ仲。上野選手は昨年シリーズ2位。今年こそチャンピオンを取ってほしい選手です。
8 上塩原温泉共同湯



①②③土曜日の公開練習が終わって、冷え切った体を温めに、上塩原温泉共同湯に行ってきました。共同湯は3か所あり、唯一混浴の「寺の湯」に入りました。湯は乳白色の硫黄泉。入ってきたのは男性だけでした。


④ 共同湯のすぐ裏手に、硫黄山新湯爆裂火口跡。 硫黄臭の匂いが立ち込め、水蒸気の白煙が上がっていました。
⑤ 新湯(あらゆ)温泉神社
温泉神社は日本各地の主に温泉地にあります。日本は火山帯が縦横に走り、各地に温泉がありますが。温泉は湯神・温泉神として古来より崇敬の対象となってきました。その神を祀るのが湯神社・温泉神社です。