2017年JAF全日本ラリー選手権第8戦


「第45回MCSCラリーハイランドマスターズ2017」


大会のひとコマと旅の途中

その1 大会当日



 
1  10月13日(金)16時10分~18時 公式車検
 


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①② JN6クラス奴田原文雄/CMSC福島・佐藤忠宜選手は前2戦グラベルをリタイヤで落とし、シリーズポイントでは92ポイントのまま。1位の勝田範彦/石田裕一選手(ともに144ポイント)に大きく引き離され、悲願のチャンピオン奪還は遠のきましたが、シリーズ2位を賭けて新井敏弘/田中直哉選手(ともに109ポイント)、CMSC道北・鎌田卓麻/市野諮選手(ともに87ポイント)、福永修/齊田美早子選手(ともに82ポイント)と争います。
 


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③ JN6クラス目下ダントツのポイントリーダー勝田範彦選手の車の車検。 
④ 左端が勝田選手。




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⑤⑥ JN5クラスCMSC道北・鷹野健太郎/ヤナ選手は目下シリーズ5位と4位(ともに17.4ポイント)。JN5クラスは既にチャンピオンが小濱勇/馬場雄一選手に確定したので、両選手はJN5クラスにエントリーせず、JN6クラスに挑戦してきました。ポイント上位の竹岡圭選手(ドライバー3位)、柳澤宏至選手(ドライバー4位)、中原祥雅選手(コドラ3位)は今回エントリーしていないので、ここはチャンス。シリーズ3位を賭けて走ります。




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⑦ JAFモータースポーツ委員が遠くから車検を見守っていました。左から高桑春雄ラリー部会委員、田畑邦博スポーツ審議会委員、金子敏邦ラリー部会委員、七田定明ラリー部会長、藤原篤志ラリー部会委員。実は奴田原文雄選手もラリー現役選手を代表してラリー部会委員を務めています。
 





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⑧ CMSC群馬・高橋壮吉さんは第5戦モントレーに続く大会技術委員。。
⑨ CMSC長野・山本康徳さん(左)は全日本ダートトライアルDクラス参戦の合間を縫って、同じK-oneチームのJN4クラス山本悠太選手(右)のサービス参加。同じ「山本」ですが親戚ではありません。
 




2 10月14日(土)DAY1走行終了後のサービスパーク




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① DAY1をJN6クラス4位で終えたCMSC道北・鎌田卓麻選手(右)とコドラの市野諮選手。
1位の福永修選手とは28秒2差もありながら、鎌田選手の表情は意外と明るい。
② DAY1をJN6クラストップで終えた福永修選手。意外と厳しい顔。第4戦若狭優勝以来の全日本2勝目なるか?それとも昨年モントレーでDAY1は1位ながらプレッシャーもあってDAY2リタイヤの再現もありか?



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③ 勝田範彦選手のコドラ石田裕一選手。味のある軽妙なトークがいつも多くのファンを寄せ付けます。
④ JN6クラス新井敏弘選手は第1SS(あたがす)でパンク。40秒近くロスしてDAY1を5位で終えました。雨に強い新井選手の表情は意外と明るい。明日は雨の予報。
 


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⑤ JN4クラス山本悠太選手コドラの藤田めぐみ選手(右)は、先週CMSC札幌・田中伸幸選手と組んでJAF北海道ラリー選手権第7戦「とかち2017」にRA1クラス優勝。「伸幸さんはハンドルを握るとまだまだいけるのですが、車から降りると腰痛が響くようです」と。
とかち2017リザルト
山本悠太選手/藤田めぐみ選手も今大会に勝てばドライバー/コドラチャンピオン争いが最終戦まで持越しになりますが、DAY1は4位と出遅れ。
 
⑥ JN4クラスのポイントリーダーはDAY1を2位につけたJN4クラス曽根崇仁選手の車。山本選手の順位によってはチャンピオンが決まります。
 





 


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⑦今大会3台のスマッシュチームを率いるスマッシュ代表のCMSC千葉・平塚忠博さん(中)。





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⑧ JN1クラス#36 スマッシュチームの古川寛/池田孝之選手の車両サービスにCMSC千葉・ヨレヨレトモキさん。
⑨ 同じくスマッシュチームのJN1クラス #35 須藤浩志選手。同じチーム員同士のチャンピオン争いです。シリーズポイントは須藤選手が古川選手を大きくリード。完走すれば今大会でチャンピオン確定が濃厚。
 
 



3 10月14日(土)DAY1終了後のパルクフェルメ (1号車16時26分)




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① DAY1 JN6クラスは福永修/齊田美早子選手が32分02秒4で1位。2位は勝田範彦選手が+3,7秒(1位との差 以下同じ)、3位奴田原文雄選手 +22.7秒、4位CMSC道北・鎌田卓麻選手+31.8秒、5位新井敏弘選手+43秒7。
 



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② JN5クラスは1位大桃大意選手、2位大橋逸夫選手、3位CMSC道北・鷹野健太郎選手、4位川名賢選手の順でDAY1を終了。
 
 
 



4  歴代ラリー関係者との出会い

 
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①~④ 46年間(確か1回だけ休んだ年があった)も続いている歴史あるラリーだけに、歴代のラリー関係者や特別ゲストが集まり、ラリーを盛り上げていました。金曜日の舞台裏はさながらOB会、同窓会のようでした。
 

 
5 ラリーコース(SS、リエゾン)での出会い、発見
 
 
 


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① 大会告知ポスターはCMSC道北・鎌田卓麻車。
② SS1(あたがす) SSスタート看板
 
 


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③ SS1 あたがす メディア4人ともカメラはニコン。偶然です。
④ SS1 あたがす メディア・キャノングループです。偶然にもうまく分かれました。




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⑤SS4 御嶽 メディアの撮影風景。






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⑥⑦ DAY1・SS4(御嶽)撮影の帰り、道の駅「ひだ朝日村」ではお化けカボチャを使って「ハローウイン in  朝日」を開催。かぼちゃの展示だけでなく、かぼちゃ重さ当てクイズ、かぼちゃくりぬき体験、かぼちゃアートコンクールに、仮装コスプレ大会など様々な催しがありました。


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⑧ このお化けカボチャの重さは76kg。一番は83kgもありました。
⑨ かぼちゃくりぬき体験。




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⑩6757 DAY2 SS6・9 駄吉の林道占有告知板。
⑪ SS6.9 駄吉  ムカデ?ゲジゲジ?ヤスデ?気持ち悪いほどうじゃうじゃ。




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⑫ ラリーフィニッシュ時の使用タイヤ本数(8本 RPN車両は6本 ただし後で⁺2本追加)と、縦溝の深さ(縦溝がタイヤの1周にすべて残っていること)を確認。
 
 



6 10月15日(日)DAY2 TC5B 最後のサービスイン


 

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① DAY1・1位の福永修/齊田美早子選手組はSS9駄吉上りまでトップをキープしていましたが、SS10(青屋下り)で側溝にタイヤを落とし、リヤサスペンションを壊しリタイヤは免れたものの、4位に後退。寸前までほぼ掌中にあった「優勝」がするーっと転がり落ちてしまいました。
 
② DAY1・2位 SS9まで2位の勝田範彦/石田裕一選手組も同じくSS10で、マシンをヒットして大きくタイムロス。リタイヤ寸前でしたが結局8位でフィニッシュ。勝田選手のチャンピオンはお預けとなり、最終戦に持ち越され、新井敏弘選手と一騎打ちとなりました。写真はSS9の走り
 




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③ SS9まで3位の奴田原文雄/CMSC福島・佐藤忠良選手組は、上位2台の脱落でSS10終了後一気に1位に浮上。残すSSは1本となりこのまま逃げ切るかと思われましたが、SS11=最後のSS (アルコピアー無数河)で新スーパータイムを出した井敏弘/田中直哉選手組に逆転優勝されてしまいました。
④ それでも奴田原選手は「前2戦ともリタイヤしたので、今回は完走できて良かった。」と。チャンピオンの芽は無くなってしまいましたが、最終戦新城ラリーで優勝と勝ち取ってくれることを期待しています。
⑤ コドラのCMSC福島・佐藤忠宜選手。



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⑥ まさかの大逆転優勝を遂げた新井敏弘/田中直哉選手組。雨が得意なだけに、最後までしっかり道の上にいることができたことによる勝利です。
 


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⑦⑧ CMSC道北・鎌田卓麻/市野諮選手組。5位フィニッシュの予定が最後のSSで望外の3位に浮上して、鎌田選手は「ラリー北海道の3位より今回の3位のほうがうれしい」とコメント。
 
 



7 セレモニアルフィニッシュ



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① JN6クラス 優勝は新井敏弘/田中直哉選手組(今季3勝目)、2位奴田原文雄/CMSC福島・佐藤忠宜選手組 3位CMSC道北・鎌田卓麻/市野諮選手組。
 
 

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② JN5クラス 優勝は川名賢/保井隆宏選手組、2位大橋逸夫/木村裕介選手組、3位CMSC道北・鷹野健太郎/ヤナ選手組。 チャンピオンはドライバー小濱勇希選手、コドラ馬場雄一選手がすでに確定済み。(正式にはJAFから発表 以下同じ)


 

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③ JN4クラス 優勝は香川秀樹/澤田耕一、2位石川昌平/竹薮英樹、曽根崇仁/桝谷和彦選手組。チャンピオンはドライバー曽根崇仁選手、コドラ桝谷和彦選手が確定


 


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④ JN3クラス 優勝は天野智之/井上裕紀子選手組(開幕8連勝) 2位大倉聡/豊田耕司選手組、3位内藤学岳/小藤桂一選手組。 
チャンピオンはドライバー天野智之選手、コドラ井上裕紀子選手が既に確定済み。


 




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⑤ JN2クラス 優勝は明治慎太郎/北田稔選手組、2位鈴木尚/鈴木裕選手組、3位猪俣寿洋/齊藤孝太選手組。ドライバーチャンピオン争いは明治選手と猪俣選手が最終戦で戦います。


 



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⑥ JN1クラス 優勝は伊藤隆晃/大高徹也選手組、2位須藤浩志/新井正和選手組、3位三苫和義/小林剛選手組。チャンピオンはドライバー須藤浩志選手、コドラ新井正和選手が確定。