2017年JAF全日本ダートトライアル選手権第5戦
「NOZAWAダートトライアル」
大会のひとコマと旅の途中
その2
1 野沢温泉

① まずは野沢温泉観光協会。ここに来れば、温泉のパンフレットや全体の地図や外湯の位置など情報がもらえます。公開練習の砂ぼこりをしっかり浴びで、体が汗とほこりまみれになったので、共同湯に入りひと汗流すことにしました。


②③ 「熊の手洗湯」
温泉街には13か所の外湯=共同湯があります。どの外湯も熱いので有名。観光協会で一番湯温が低いと言われた「熊の手洗湯」に入ることにしました。


④ 「あつい湯」と「ぬるい湯」の2つの湯船がありますが、どちらもかなり熱く「ぬるい湯」でもおそらく44度ぐらいはあったかと思います。「あつい湯」は間違いなく45度以上あるでしょう。
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⑤ 料金は無料のようですがお賽銭箱が用意されています。


⑥ 「大湯」 野沢温泉のシンボル、外湯のシンボル的な共同湯で野沢温泉のほぼ中心地にあります。江戸時代の趣を現在に伝える美しい湯屋建築が目を引きます。
⑦ 温泉街を散策すると足元にオリンピックマークのマンホールの蓋が。1998年長野オリンピックが開かれ、ここ野沢温泉村はバイアスロン競技会場となりました。
バイアスロンは、クロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせた複合競技。ラテン語で「二つ」を意味する「bi(バイ)」に「競技」を意味する「athlon(アスロン)」をつけた言葉で、「2種目の競技」を意味します。


⑧ SC1クラスCMSC兵庫・杉尾泰之(右)、N1クラス岡翔太(中)、SC1クラス平木亮(右)の3選手はこれから大湯に入るところでした。
⑨ CMSC長野会長の平田朋也さんはそれこそモーターランド野沢の国道入り口に住まいがある超地元。仲間と外湯に浸かりに来たと。

⑩ 横落(よこち)の湯から、丁度DクラスCMSC広島・河内渉選手が出てきました。
2 JR飯山線の3駅
JR飯山線は長野県豊野駅と新潟県越後川口駅を結ぶ約100キロの路線。モーターランド野沢と野沢温泉に近い3つの駅を訪ねました。いずれも無人駅。
2-1上境駅


①② 飯山線には戸狩野沢温泉駅がありますが、野沢温泉に一番近い駅は上境駅。


③④ 1日下り8本、上り8本。1日の乗客は14人(降車客含まず)。
2-2桑名川駅




①②③④ モーターランド野沢に一番近い駅。もっとも列車でモーターランド野沢に来る人は皆無でしょう。1日の乗客は16人。
2-3上桑名川駅




①②③④ 上境駅と桑名川駅の間の駅。1日の乗客は14人。




⑤⑥⑦⑧ 駅待合室には「旅の思い出帳」なるノートがありました。思い思いの旅をした人が上桑名川駅に着いて、旅の感想を書き記したものです。若い人が書いたものが多く、しばし読ませて頂きました。青春18きっぷの流れを彷彿させてくれました。

⑨ そうこうしているうちに、陽もとっぷり暮れて、モーターランド野沢の山の上に満月の「月の出」を見ることができました。


⑩⑪ 20時06分発上り(長野行)最終列車。 下りの最終列車は21時42分発森宮野原行。
3 野沢温泉朝市


①② 決勝日の朝、1時間早起きして野沢温泉朝市に立ち寄りました。5時半に到着したので、店も人もまだまばら。朝市は5~10月の毎週日曜日朝6時から7時30分大湯通りで開かれています。






③~⑧せっかく野沢に来たので、地元の人との出会いと会話を楽しみ乍ら、野沢菜漬け、笹の葉寿司、笹餅、温泉まんじゅうなどを買いました。ついでに5本100円のきゅうりも買いました。


⑨ 山菜は買わず、モーターランド野沢のコース内でわらびを採りました。
⑩ 自宅に持ち帰って醤油煮にしました。
4 帰路 湯宿温泉共同湯(群馬県みなかみ町)


①② モーターランド野沢から下道で2時間弱。国道17号線沿いにある湯宿温泉は、宿場町の鄙びた風情を残す町並みです。旅館が数軒の小さな温泉街なのに共同湯が4か所もあります。どの共同湯も基本的に地元の方のための浴場であり、普段はカギがかかっていて、外来は宿泊客または先客がいてカギがかかっていない時しか入れません。今回は「小滝の湯」に。丁度地元の方が入っていて、ラッキーでした。


② 外来者は管理費として100円以上の謝恩金をお願いされています。
③ 寄付者表。カットサロンかいせは毎年寄付しています。江戸時代には「浮世風呂」とか「浮世床」という書籍が書かれましたが、風呂とか床屋は街の社交場でしたね。