2017年JAF全日本ダートトライアル選手権第1戦


「DIRT-TRIAL in NASU


大会のひとコマと旅の途中


その1 大会当日(決勝) 
 


1 開会式


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① 3月19日()7時50分から開会式。
競技役員は左から、副競技長の梅沢三郎氏(主催のモータースポーツクラブうめぐみ・代表)、競技長の中村真幸氏、コース委員長の新名孝雄氏(主催のフォレストスポーツクラブ・代表)、計時委員長の柳本弘信氏ら。
② 審査委員会は前列左から、嶽下宗男、中村善浩、委員長の恒松雅彦の各氏。
後席右はJAFスピード行事部会長の小西俊嗣氏



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③ 今大会は全154台のエントリー。うちCMSC選手は44台を占めました。選手席はどこを撮ってもCMSC選手が写りました。最前列にはCMSC福岡・江川博、(磯貝雄一)、CMSC岐阜・北村和浩、CMSC福岡・岩下幸広の各選手。柱の右にCMSC兵庫・吉村修選手。




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④ CMSC群馬・大谷昌弘さん、CMSC山形・渡辺利満さんが選手応援に来場。2人に会うには何年ぶり?10年?大谷さん、大分太った?
⑤ CMSC神奈川・永山浩之会長は最近に入れたTE27に乗って、さっそうとやって来ました。右は事務局の若林純子さん。カローラ・レビンかスプリンター・トレノか?姉妹車なので迷うところですが、グリル形状から「トレノ」。初代レビン/トレノは1972年(昭和47年)発売の1600cc DOHCのスポーツクーペ。モスグリーンにオーバーフェンダが憎い。
 



2 昼の慣熟歩行



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① N1クラスのCMSC栃木・古沢和夫選手(中)は昨年のこの大会で優勝。今年も得意のコース、地元の利を生かして優勝狙い。でも昨年JAFカップダートラで車を壊し、次のマシン(CJ4A今製作中)のつなぎのレンタルマシンなので、慣れない車で1本目8位と出遅れてしまい、2本目で順位を上げたいところ。<結果3位>

② SA2クラスCMSC浜松・鈴木信地郎選手(右)。カラーリングをようやく3年前の元のビビッド・ライトグリーンに戻して心機一転。1本目8位とまずまず。<結果10位>




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③ 覆面姿は花粉症のCMSC岩手・四戸岳也選手。昨年までのSA2クラスから今年はSC2クラスに移行。とりあえずナンバーを切っただけでエンジンチューン、車両軽量化はこれからと。1本目16位。<結果17位>
④ 左からCMSC神奈川・永山浩之会長。エントリーしていませんが、慣熟歩行をして選手にアドバイス? SA2クラスCMSC神奈川・川村永二選手は昨夜同じ宿の砂川邸でした。2年前の丸和では前日の砂川邸での祈りが功を奏し翌日全日本初優勝の快挙がありました。1本目2位と快走、夢が再び叶うか?<結果2位>  1本目16位のSA2クラスCMSC福島・スキンヘッド佐々木選手は1988年のソウルオリンピックの柔道強化選手。強面とは裏腹に心優しい選手です。<結果16位>



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⑤ N2クラスCMSC神奈川・影山浩一郎選手。昨年エボ10から元の白のエボ9にもどし、そのエボ9をこかしたため 途中から赤のエボ9に変えてから、俄然好成績で2010年以来のシード権再獲得。今年も迷わず赤のエボ9で行きまーす。1本目もしっかり5位と好調は続いています。<結果8位>
⑥ 左マスクはN2クラスCMSC神奈川・大橋邦彦選手。全日本を本格的に回り出して5シーズン目。1本目8位とそろそろ一ケタ順位の常連入りをしたいところ。<結果11位>  ひとり置いて右は1本目7位のDクラスCMSC神奈川・下屋敷勝弘選手。昨年全日本今庄公開練習で転倒。その後車もようやく修理完了して復帰。今年は関東選手権と全日本も数戦回る予定。<結果9位>




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⑦ N2クラスCMSC千葉・増田徹選手。昨年新宿で一緒に一献しました。地元コースなので仕事の都合もあり公開練習は走らず、ぶっつけ本番。1本目24位と全日本の壁は厚い。<結果21位>
⑧ 1本目23位のN2クラスCMSC福島・佐藤善彦選手。東北選手権では昨年シリーズ2位でしたが、全日本は2012年から年間4~6戦参戦して、そろそろ一ケタ順位がほしいところです。<結果22位>



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⑨ 左)N2クラスCMSC福岡・岸山信之選手。昨年から派手な赤青のルーカスオイルカラーは良く目立ちます。成績もシリーズ10位と頑張りました。1本目16位と出遅れました。<結果12位> 右はおなじく福岡県から参加のN2クラス浜田隆行選手。
⑩  右)1本目10位のSA2クラスCMSC帯広・島部亨選手。帯広の北となり芽室町で大規模農場経営。毎年春から夏までは全日本参戦していますが、秋口になると収穫作業で全日本は休戦状態。<結果13位> 左はN2クラス昨年シリーズ2位の北條倫史選手。



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⑪ 1本目19位のPN1クラスCMSC青森・葛西一省選手。昨年は脚の不調でミニサイクルで慣熟歩行。今年はようやく良くなり、歩いて慣熟歩行。<結果21位>
⑫ SC2クラスCMSC千葉・平塚忠博選手は1本目5位。CMSC千葉・北島広実選手が今季お休みで、その分も頑張ってほしいところ。「任せとけ!」とVサイン。<結果2位>




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⑬ N2クラスCMSC山形・伊藤久選手。1月のCMSC岩手スノーフェスティバルでお会いしましたね。いつもしぶとい成績ですが、今回1本目12位と一寸ふがいない。<結果4位>
⑭ 右)1本目15位のSC2クラスCMSC兵庫・杉尾泰之選手。全日本は2011年以来6年ぶりに復帰。 マルコメいがぐり頭が怒髪天頭に変化。<結果13位> 左はN1チャンピオンの岡翔太選手。



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⑮ 左)1本目14位のSA2クラスCMSC岐阜・櫛田正文選手。今年72歳の全日本ダートラ最年長選手。「今年の目標はポイントを取ること」と。=10位以内。<結果14位> 右はN2クラスCMSC岐阜・角皆昭久選手。全日本は1993年初出場以来25シーズン目の常連。いつもしぶとい走りで好成績。今日も1本目9位。<結果14位>
⑯ SA1クラスCMSC仙台・稲葉幸嗣選手は昨年惜しいところで2年連続チャンピオンを逃し、今年はチャンピオン奪還が目標。昨日の公開練習では1番と好調だったのに、本番1本目はどうしたことか10位低迷。<結果優勝>




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⑰ 昨年シリーズ3位に終わり3年連続チャンピオンを逸したSA2クラスCMSC群馬・荒井信介選手は、昨日公開練習は仕事の都合で走れず。チャンピオン奪還に向けて気合を入れましたが、決勝1本目は4位。<結果優勝> 右) N2クラスCMSC京都・矢本裕之選手。2月には大阪、京都で2回も食事に付き合ってもらいました。昨年はシリーズ3位と過去最高の成績を残しました。今年はカラーリングを一新、SC2クラス磯貝雄一選手、Dクラス炭山義昭選手と同じZEALカラー。1本目10位と低迷.。<結果2位>

⑱ DクラスCMSC広島・河内渉選手は丸和2連勝中。1本目5位でしたが、指3本を立てて2本目で丸和3連勝を目指します。<結果4位>





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⑲ SC1クラスCMSC長野・坂田一也選手(左)のCJ4Aは、MIVECエンジンの心地良いサウンドを響かせて1本目1位。<結果2位>
⑳ DクラスCMSC福岡・江川博選手は、昨年第2戦恋の浦で転倒クラッシュ以来1年ぶりの全日本復帰。今回は元上原吉就選手車でエントリー。コルトを直すのか、はたまた新しいマシンか? 不慣れな車で足回りセッテッィングが決まらず1本目12位。<結果12位> 右はご子息16歳高校1年生。自動車免許はまだですが、恋の浦で免許なしの軽自動車クラスで腕を磨いているとのこと。いずれ親子で走る日が近い



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㉑ 1本目13位のDクラスCMSC長野・山本康徳選手は声かけても、黙々と路面を注視。
<結果8位>
 



3 第2ヒート終了後表彰式前のパドック




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① 1本目13位のSC2クラスCMSC東京・アキマただゆき選手は、今回奥様小出久美子選手とのWエントリーでしたが、小出選手が直前インフルエンザで寝込んでしまい棄権したので、単独出走とあいなりました。2本目マシントラブルでリタイヤしたので1本目のタイムで18位。インフルエンザの小出久美子選手は、病を押してアキマ選手のサービスを務めました。麗しい夫婦愛。
② SC2クラス4位に終わったCMSC兵庫・吉村修選手。昨年は4つも勝ったのにチャンピオンになれなかった。






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③ SA1クラス優勝のCMSC仙台・稲葉幸嗣選手。チャンピオン返り咲きを目指して幸先良い結果。2人の息子も大喜び。一緒に表彰台に上がる予定。
④ N2クラスCMSC栃木・赤羽政幸選手は2本目土手にヒットしてオイルクーラー破損でリタイヤ。1本目のタイムで18位と地元らしからぬ成績。パイピングまで破損したので自走で帰れるか?積載トラックを呼んでいますと。




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⑤ SA2クラスCMSC青森・大西康弘選手はSCクラス小関高幸選手から、群馬名物「鬼ひも川うどん」をもらってご満悦。緬の幅が5cmもあり、名古屋のきしめんの幅どころではありません。
⑥ 「今日の敗因は?」 JAFスポーツ田代康編集長からインタビューを受けるSC2クラス2年連続チャンピオンCMSC本部・田口勝彦選手。1本目1位の快走だっただけに2本目はどこでしくじったか?以前のように途中でどこかが壊れてリタイヤしなくなったので、その分心配は減りました。




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⑦ 左)Dクラス3位のCMSC長野・宮入友秀選手。3シーズンぶりの表彰台に笑顔。今回エントリーを見送った目黒亮選手のサポートが功を奏したようです。2011年にはチャンピオン獲得した実力者の復活に期待。
⑧ SC2クラスCMSC岐阜・太田雅文選手は、1本目6位から順位を下げて11位に苦笑い。1年休んだので、マシンの整備、勝負勘を取り戻すにもそれなりの時間がかかるようです。



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⑨ SC2クラス優勝は梶岡悟選手()。CMSC広島・和田俊昭さんの付ききりのサポートが功を奏しました。人によっては「和田地獄」と呼びます。
⑩ PN1クラス1本目1位のチャンピオンCMSC札幌・宝田ケンシロー選手。第2ヒートもゴール寸前までぶっちぎりで走っていましたが、ゴール手前のインの土手に乗り上げ万事休す。辛うじてフィニッシュして3位。前日の公開練習も1位だっただけに好事魔多し、惜しかった。



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⑪ 左) CMSC京都・矢本裕之選手はN2クラス2位。試合が終わってから昼の弁当でした。同じパドックのCMSC福島・星盛政選手()はN2クラス6位。 中)2本目で逆転優勝を飾ったSA2クラスCMSC群馬・荒井信介選手。3人の順位は指の本数で。今年は出だし好調の3人組でした。
⑫ 昨年中部地区戦2位のCMSC岐阜・松原実さん()は、全日本は毎戦同じCMSC岐阜の北村和浩選手()のサポート参加。昨年SA2クラスチャンピオン返り咲きはかなりうれしかったと。右)SA2クラスCMSC岐阜・櫛田正文選手は10位以内の目標順位に届かず14位。




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⑬ CMSC群馬・林恵一さん(右)は、Dクラス谷田川敏幸選手()の1本目3位に「どう声かけようか」と思い悩み、昼飯時は寄り付かず、2本目優勝を祝いに遅ればせの昼飯「モツ煮丼」。谷田川選手は今年車のカラーリングをトラストカラーからADVANカラーに一新。幸先良い勝利となりました。ラリーでは奴田原文雄選手が長くADVANカラーですが、ダートラは何と18年ぶりのADVANカラーだそうです。
⑭ CMSC群馬・登坂均さん。今年Dクラスの谷田川敏幸選手が全日本ダートラ18年ぶりのADVANカラーの前は、登坂さんが1999年CE9AランサーでADVANカラーだったそうです。






 
4 表彰式





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① PN1クラス表彰。優勝は鈴木義則、2位山崎利博、3位CMSC札幌・宝田ケンシロー 4位上野倫広 5位児島泰 6位福山重義の各選手。







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② PN2クラス表彰。優勝は櫻井貴章 2位竹本幸広 3位近藤圭司 4位青木隆行 5位河石潤の各選手。




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③ N1クラス表彰。優勝は細木智矢 2位岡翔太 3位CMSC栃木・古沢和夫 4位北原栄一の各選手。




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④ N2クラス表彰。優勝は北條倫史 2位CMSC京都・矢本裕之 3位信田政晴 4位CMSC山形・伊藤久 5位本多智治 6位CMSC福島・星盛政の各選手。




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⑤ SA1クラス表彰。優勝はCMSC仙台・稲葉幸嗣 2位工藤清美 3位外山嘉賢 4位大森裕樹の各選手。




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⑥ SA2クラス表彰。優勝はCMSC群馬・荒井信介 2位CMSC神奈川・川村永二 3位CMSC岐阜・北村和浩 4位松田周一 5位林軍市 6位CMSC青森・大西康弘の各選手。





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⑦ SC1クラス表彰。優勝はCMSC福島・佐藤秀昭 2位CMSC長野・坂田一也 3位山崎迅人の各選手。






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⑧ SC2クラス表彰。優勝は梶岡悟 2位CMSC千葉・平塚忠博 3位CMSC本部・田口勝彦 4位CMSC兵庫・吉村修 5位青木辰之 6位磯貝雄一の各選手。




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⑨ Dクラス表彰。優勝は谷田川敏幸 2位亀山晃 3位CMSC長野・宮入友秀 4位CMSC広島・河内渉 5位亀田幸弘の各選手。