2016年FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)第4戦
2016年JAF全日本ラリー選手権第7戦

「ラリー北海道」

大会のひとコマと旅の途中

その4 

1 レグ1終了後の北愛国サービスパーク APRC選手
 


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① CMSC群馬・星野博選手は昨年から高山短大チームから参戦。昨年総合7位。今年も期待されています。
② メカニックは全員高山短大の学生。メカニック参加すると授業の単位がもらえます。メカニックの規律正しい掛け声が印象的でした。



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③ #10番 増村淳選手はレグ1SS4でのメカニカルトラブルでデイリタイヤ。メカニックサービスで参加のCMSC帯広・於本洋行さんらの手で、翌日のスーパーラリーで走るべく整備中。



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④ その間増村選手はコンビのおにぎりではなく、ケータリングサービスのCMSC帯広・坂本樹一朗さんらが握ったおにぎりを頂いていました。
⑤ ようやく修理が完了して於本さん()の仕事が終了。増村選手の感謝のハグでした。


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⑥ 0カー CMSC群馬・大井こずゑ選手もサービスパークで、車両の整備待ちでした。



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⑦⑧ #4番 高山仁選手()は2015年APRCアジアカップチャンピオン。今年も多くの理解ある企業のサポートを受け、インターナショナルラリーチーム Immens Motorsportから、APRCアジアカップシリーズを転戦奮闘中。ラリー北海道は6回目の出場。レグ1を日本人トップの総合4位で終了しました。明日は目下高山選手と16.6秒差の総合3位のミッシェル・ヤング選手を追い抜く気迫でした。左は昨年から組んでいるコドラの竹薮英樹選手。



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⑨ 主なスポンサーはマフラー&総合パーツメーカーのNENC、住友ゴム(ダンロップタイヤ)、Buddy Club (aai motorsports株式会社のブランド名)。



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⑩ 一方、ライバル・2014年APRCアジアカップチャンピオンの炭山裕矢選手はレグ1初日 SS1走行終了後のTC1Aでデフトラブル。早くも本大会のリタイヤ1号になってしまいました。プレスカンファレンスでの予感が的中。レグ1の2日目は全く走れず。レグ2でのスーパーラリー出場目指して朝からずーっと整備。
 
 



2 レグ1終了後の北愛国サービスパーク 全日本選手
 


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①② レグ1を2位の新井敏弘選手に6.2秒の差を付けてJN6クラストップで終了した奴田原文雄/CMSC福島・佐藤忠宜選手。明日レグ2を前に、45分間の整備開始。



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③④ メディアが今日の走りの様子を奴田原選手にインタビュー。奴田原選手はSS7までに5本のSSを制し、新井選手との差を最大10.7秒まで広げましたが、その後新井選手の追い上げに会い、差が少し詰まってしまいました。



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⑤⑥ コドラのCMSC福島・佐藤忠宜選手は、今日のタイムの分析や明日のSSペースノートを入念にチェック。



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⑦⑧ 一方の新井選手。レグ1の後半から全開、奴田原選手の6.2秒差の2位で折り返し、この勢いで明日の逆転を期しています。



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⑨ #54番 CMSC道北・鎌田卓麻/市野諮選手はレグ1を奴田原選手と24.4秒差の3位で終了。
⑩ テインの藤本吉郎専務が車両の整備を見守っています。4位の堀田信選手とは6分以上の差を付けているので、また、勝田範彦選手がSS2でコースアウトリタイヤを喫しているので、あすは奴田原、新井、鎌田の3人の熾烈な争いになりそうです。


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⑪⑫ 鎌田選手は整備をメカニックに任せて、もっぱらサインや写真のファンサービス。地元北海道の選手だけに、ちびっこファンが鎌田選手を取り巻いていました。


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⑬ #51番 勝田範彦/石田裕一選手は明日のレグ2でのスーパーラリー出場を目指して整備。ここまでシリーズポイントリーダーですが、レグ2での1位デイポイントの3ポイント狙いで、少しでもシリーズポイントの上積みを図りたいところです。
 



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⑭ #69番 木村謙治(右)/CMSC道北・尼子祥一(左)選手はレグ1をJN4クラスの4位で終了。JN4クラスの3位とは5分以上離れてしまっていますが、ラリーは生き残りゲームでもあるので、他力本願ながら明日のレグ2で3位以上の表彰台を期待したいところです。



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⑮⑯ CJ4Aミラージュ 健在!
 



9 音更SS15



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① 全日本選手の吉澤哲也さんは今大会は師匠の大嶋治夫選手のサービス参加。
大嶋選手がSS2で早々とリタイヤしたので、お役目ごめんでSS見学。ちびっこファンと写真に納まりました。
② 今大会のSN ナンサンAPRC審査委員長がSS15を視察。CMSC本部事務局長であることを自己紹介すると、木全巖前会長とは懇意にしていたと返事。ラリーアート・マレーシアの代表ヘンリー・ヤップさんとも当然親交があると。通訳の松尾麻美さんも以前ラリー北海道で木全前会長がAPRC審査委員を務めたときに通訳で同行してきたそうです。思わぬところで接点が繋がりました。



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③ 競技も本SS15を含めAPRCはあと4本のSSを残すのみ。海外メディアも撮影に熱が入っているようです。





4 セレモニアルフィニッシュ APRC選手




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①② APRC優勝はチームMRFシュコダのガブラブ・ギル/ステファン・プレボット選手。18SS中12SSを制して、2位のファビアン・クレイム/フランク・クリスチャン選手に1分50秒6の大差を付けて2013年以来のラリー北海道優勝。





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③ 2位には同じくチームMRFシュコダのファビアン・クレイム/フランク・クリスチャン選手。18SS中6SSを制しました。つまり18SSすべてチームMRFシュコダが制し、完全優勝のワンツーフィイッシュでAPRCマニュファクチャラーズ4連覇を達成。
3位にはミッシェル・ヤング/マルコム・リード選手。



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④ 4位には高山仁/竹薮英樹選手。3位のミッシェル・ヤング選手とは1レグで16.6秒差でしたが、2レグでは逆に差を広げられ、54.5秒差となり、昨年同様APRC総合4位のポジションでしたが、2年連続日本人1位の成績でした。





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⑤⑥ 高山短大チームから出場のCMSC群馬・星野博/小林剛選手は2年連像APRC総合7位を獲得。



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⑦ CMSC帯広の会員がサポートした増村淳/中川亜希子選手はデイリタイヤ後2レグを走り抜き、APRC総合12位となりました。




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⑧ 最後に田畑邦博大会組織委員長の誘導で、プラカードレディが全員ポディウムに登場して、APRCセレモニアルフィニッシュ&表彰式の幕を閉じました。


 



5 セレモニアルフィニッシュ 全日本選手




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① 全日本JN6クラスは、新井敏弘/田中直哉選手が1レグトップの奴田原文雄/CMSC福島・佐藤忠宜選手をSS14で逆転して、そのまま3.秒の差を付けて逃げ切り優勝。



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② 奴田原文雄/CMSC福島・佐藤忠宜選手は2位。惜しくもラリー北海道2連覇はなりませんでしたが、奴田原選手はポイントリーダーの勝田選手がリタイヤしたことにより、シリーズトップに躍り出ました。


ラリー北海道終了後のドライバーポイントは1位奴田原文雄選手169.5P 2位勝田範彦選手137.4P 3位新井敏弘選手137.4P,4位鎌田卓麻選手83.4P 5位福永修選手57.6P。




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③ CMSC道北・鎌田卓麻/市野諮選手は2レグもプッシュしましたが、2位との差が1レグ24.4秒差から2レグ終了時は54.4秒差に広がって3位となりました。





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④⑤ 全日本JN4クラス 木村謙治/CMSC道北・尼子祥一選手は2レグ他力本願も叶わず、1レグ4位のまま2レグも4位で終了。





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⑥ JN5クラス表彰。優勝は柳澤宏至/中原祥雅選手。2位大倉聡/野田耕司選手。3位大橋逸夫/藤上亘選手。ラリー北海道終了後のドライバーポイントは1位」柳澤宏至選手167.0P 2位大倉聡選手141.4P 3位大橋逸夫選手61.0P。 




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⑦ JN4クラス表彰。優勝は小倉雅俊/平山真理選手。2位曽根崇仁/桝谷裕一選手。3位 木村謙治/CMSC道北・尼子祥一選手。ラリー北海道終了後のドライバーポイントは1位曽根崇仁選手152.0P。2位山口清司選手108.0P。3位横嶋 良選手95.5P。今回優勝の小倉雅俊選手は6位46.0P。





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⑧ JN3クラス表彰。優勝は天野智之/井上裕紀子選手。今季6勝目で既に前戦でチャンピオン確定済み。2位南野保/ポール・サント選手。3位中西昌人/豊田智孝選手。ラリー北海道終了後のドライバーポイントは1位天野智之選手211.0P。2位中西昌人選手88.7P。3位岡田孝一選手57,4P。






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⑨ JN2クラス表彰。完走1台のみで優勝は明治慎太郎/矢内壽隆選手。ラリー北海道終了後のドライバーポイントは1位明治慎太郎選手82.0P。2位小濱勇希選手65.0P。3位鎌野賢志選手47.0P。




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⑩ JN1クラス表彰。優勝は高篠孝介/廣島真選手。2位坂昭彦/中谷篤選手。3位番場彬/加勢直毅選手。ラリー北海道終了後のドライバーポイントは1位須藤浩志選手82.0P。2位小川」剛選手77.7P。3位三苫和義選手75.6P。