2016年JAF全日本ラリー選手権第6戦
「モントレー 2016 in 嬬恋」
大会のひとコマと旅の途中
その2

(写真&コメント CMSC本部・市川直久/美佐子夫妻)
1 サービスパークの様子>


① DAY1朝サービス
金曜日夕方に行われたシェイクダウンの頃から降り出した豪雨で、パルコール嬬恋の駐車場に設けられたサービスパークのあちこちに大きな水溜りが出来ていました。本格的にラリーの始まる土曜日も朝から雨で、サービスをするチーム関係者はもちろん、観客の多くが長靴をはいていました。
② 観客受付
観客用駐車場からのシャトルバスを降りると、観客受付のインフォメーションブースが設けられています。雨にもかかわらず、今年もたくさんの観客が観戦に訪れていました。ブースでは、マップやタイムスケジュールが掲載された観戦ガイドを配布し、選手の顔写真も掲載された公式プログラムを販売して、観戦をしっかりサポートしていました。


③ キャベトラ
朝一番で、ラリーパークに乗り入れた大きなトラックには、無料配布されるキャベツの箱が満載!収穫したばかりの嬬恋村キャベツをこんなにたくさん準備してくれました。これは、一日分で、日曜日の朝も同じように運び込まれました。
④ 村長キャベツ
その嬬恋村キャベツの無料配布に、たくさんの観客が順番に並んで、次々と受け取っていました。大会会長でもある嬬恋村の熊川栄村長も、自ら名産のキャベツを手渡していました。嬬恋村のラリーに対する熱い気持ちが、このようなところにも垣間見えます。
サービスパークにはトヨタ・スバルやパーツメーカーのほか、来場客向けの飲食ブースの出店がありました。


⑤ インプレッサ
スバルブースにはこの秋に発売が決まった新しいインプレッサが展示されており、ディーラーの富士スバルの方に話を聞いている方がたくさんいました。
⑥ NAPAC
地元群馬のキャロッセ(CUSCO)を始めとしたパーツメーカーも多数出店していました。


⑦ 飲食お店
天候が悪かった為、地元の嬬恋キャベツがトッピングされた温かいラーメンや焼きトウモロコシが人気でした。
⑧ D1ブース
デモランを行ったD1noチームオレンジの2台のランサーエボリューションとイニシャルDにちなんだ86とFD、そしてダートラの谷田川選手のランサーエボシューションがデモランの合間にが展示されていました。ドリフト用に改造されたD1車両のエンジンルームを近くで見て「すごい」と驚く人がたくさんいました。


⑨ Gazoo
TOYOTA Gazoo Racingが、観客向けに準備したアトラクションです。タイヤを重石にしたバーベルを持ち上げると、記念品がゲットできます。手前の大きなバーベルは、100kgのヘビー級です。このアトラクション、サーキットレースの際には長い列に並ばないとチャレンジできない人気で、気軽にチャレンジできるのもラリー会場ならではです。
⑩ キャンギャル


⑪⑫ じゃんけん大会
全日本ラリーでもお馴染みになったキャンギャルステージです。Gazooレディーとクスコジュニアラリーチームの生くす子ちゃんずがトークショー、写真撮影タイム、そして各社協賛賞品を競ってのじゃんけん大会と、会場を華やかに盛り上げてくれました。
じゃんけん大会優勝者には大会ポスターのおまけもありました。

⑬群馬戦車検
DAY2は全日本戦と並行して地元群馬戦も開催されました。全日本ラリーと同じコースを走るということもあり60台余のエントリーがありました。全日本の走行を開始前にレッキ、車検を行うスケジュールですがオフィシャルの皆さんがてきぱきと作業していました。
2 大前須坂SSの様子


① DAY2朝大前須坂
DAY2朝の大前須坂観戦エリアです。この日も霧雨が降る中、SS走行開始前にはたくさんの観客がパルコールからの10分ほどの道を歩いて林道SSでの走行を見に訪れていました。
② 大前須坂大橋
今年、大前須坂のギャラリーステージが大きく拡張され、しかも、SSコース内を通らずに移動できるよう、森の中に通路を作ってくれました。その準備の大変さが伝わるもののひとつが、観客エリア間にあった小川を渡るための仮設の橋です。写真ではちょっと怖そうに見えますが、しっかりした造りで、雨の振る中でも安心して渡 れました。


③ 谷田川車
Day1のSS5 Omea Suzaka Down2のあとに、SSコースを使ってデモ走行が行われました。こちらは、ダートラでお馴染みの谷田川選手です。グラベル仕様のダートラ車で、雨で濡れてはいますがターマック路面です。ドライブシャフトやデフが大丈夫かと、心配するほどの激しい走りを見せてくれました。ナンバーなしの競技車が群馬の公道を走るのは、今回が初めてということです。
④ とうふ店
群馬で峠道といえば、漫画で有名な「藤原とうふ店」と書かれたパンダ86トレノです。デモ走行では、その世界をリアルに再現してくれました。きれいにドリフトを決めて、観客の前を走り抜けていきました。

⑤ツインドリフト
チームオレンジは、ドリフトのD1選手権に参戦しているチームです。ドライバーの熊久保選手は、今年度から全日本ダートラに参戦しています。そのドリフトチームが、D1競技さながらに公道でツインドリフトを見せてくれました。このクルマは、500馬力以上でFR化された、モンスターマシンです。クルマ好きが集まった観客です。大変盛り上がりまし た。
3 暫定表彰セレモニー・各クラスの上位入賞者

① JN6クラス表彰
優勝 新井敏弘/田中直哉選手
2位 奴田原文雄/佐藤忠宜(CMSC福島)選手
3位 勝田範彦/石田裕一選手

② JN5クラス表彰(写真)
優勝 眞貝知志/漆戸あゆみ選手
2位 柳澤宏至/中原祥雄選手
3位 大倉聡/豊田耕司選手
尚、主催者の手違いによりJN5クラスの暫定表彰順位に誤りがあり、表彰順位の訂正が公式ページに掲載されています。
優勝 新井大輝/伊勢谷巧(CMSC道北)選手
2位 眞貝知志/漆戸あゆみ選手
3位 柳澤宏至/中原祥雄選手
更に、ペナルティーを含めて最終確定したJN5クラスの順位は以下の通り。
優勝 眞貝知志/漆戸あゆみ選手
2位 新井大輝/伊勢谷巧(CMSC道北)選手
3位 柳澤宏至/中原祥雄選手

③ JN4クラス表彰
優勝 石川昌平/石川恭啓選手
2位 横嶋良/木村裕介選手
3位 香川秀樹/澤田耕一選手

④ JN3クラス表彰
優勝 Aki HATANO/鷹巣恵鈴選手
2位 天野智之/井上裕紀子選手
3位 内藤学武/小藤桂一選手

⑤ JN2クラス表彰
優勝 山本悠太/内田園美選手
2位 明治慎太郎/北田稔選手
3位 小濱勇希/馬場雄一選手

⑥ JN1クラス表彰
優勝 須藤浩志/新井正和選手
2位 伊藤隆晃/大高徹也選手
3位 小川剛/佐々木裕一選手
大会のひとコマと旅の途中
その2 追補版(本部事務局長撮影)


①② サービスパークはあいにく連日霧の中。

③ トヨタドライビングスクール。フルブレーキ&スラロームテスト。濡れた路面でのフルブレーキが体験できました。


④ 土曜日 SS5 大前須坂ダウンのスタートオフィシャルの皆さん。
⑤ 大会医師団の紙谷孝則さん(右2人目)、青木光広さん(手前左)も万一に備えてここで待機していました。事故なく出番がなかったのは幸いでした。


⑥⑦ トヨタ・ガズー・レーシング(TGR) では、MOMAN活動の第1弾として、日本最大のカメラ女子サークル「東京カメラガールズ」とのコラボによる撮影ツアー 「真夏のワクワクカメラ旅行 in 嬬恋」を実施。そのご一行を日曜日SS12大前須坂で目撃しました。


⑧⑨ 有賀祐太さんも住まいは山梨県ですが、CMSC福島の会員と仲良し。彼女と奴田原選手のツーショット写真撮影。


⑩ 6月の全日本ラリー第3戦福島にオフィシャル参加した井川正輝さんに、再会しました。茨城県鹿嶋市にお住まいですが、CMSC福島の会員と仲が良く、CMSCに入りたいと。
⑪ 愛知県春日井市の野田久継さん。いつもラリー撮影・写真提供でお世話になっています。今回はニシオガレージチーム(NET Racing)のサービスのお手伝い。今週末9月4日福井県今庄の全日本ダートトライアル第7戦でCMSCの取材班として撮影のお手伝いを頂くことになっています。よろしくお願いしますね。