2016年JAF全日本ラリー選手権第6戦


「モントレー 2016 in  嬬恋」


大会のひとコマと旅の途中 


その1 



1 日本百名城「鉢形城」(埼玉県大里郡寄居町)
 

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① 埼玉県には日本百名城が2城あります。7月末丸和の全日本ダートトライアル第6戦取材に行く途中に「川越城」を訪れたので、今回全日本ラリー選手権第6戦「モントレー 2016 in  嬬恋」に行く途中、もう一つの百名城「鉢形城」を訪ねてみました。
② 鉢形城は、荒川(写真)と深沢川に挟まれた断崖絶壁の上に築かれていて、天然の要害をなしています。この地は、交通の要所に当たり、上州や信州方面を望む重要な地点でした。構造は連郭式平山城。戦国時代を彩る屈指の名城で、各曲輪跡・土塁・空堀・石垣が遺構として残っています。


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③ 鉢形城の歴史や文化を知るには手っ取り早い「鉢形城歴史館」。
④ 鉢形城跡配置図(現地案内板より)


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⑤⑥ 「鉢形城跡」の伝御殿曲輪(でんごてんくるわ)いわゆる本丸の跡。ここには城主の館があったと伝えられています。曲輪は、城の内外を土塁、石垣、堀などで区画した区域の名称。



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⑦ 二の曲輪(左側)と三の曲輪(右側)を隔てる巨大な空堀と土塁。
⑧ 反対側から見た空堀と土塁。右側が二の曲輪、左側が三の曲輪。




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⑨ 三の曲輪内にある一段高くなったところには復元された四脚門。左右には土塀。
⑩ 四脚門をくぐると庭園跡がありました。宴会や歌会を行う特別な場所。池を囲む建物跡には復元されたあずまやが建てられていました。あずまやの左側には石積み土塁。
 



 JOAS(ジャオス)


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① 次に向かったのは群馬県北群馬郡榛東村。かつて1993年ダカールラリーの三菱チームにサブスポンサーをして頂いた株式会社JAOSの赤星嘉明会長(当時は社長)を表敬訪問しました。世の中の4駆ブームでパジェロが当たりに当たり、JAOSもパジェロ、デリカなどの部用品の製造販売でしっかり稼いだことです。1993年ダカールラリーでは2人でラリーを追いかけてモロッコまで行ったことは良き思い出です。
② あれから20年。JAOSは今ではトヨタ、日産との取引が主となりました。


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③ つい先日タイで行われたアジアンラリーでJAOSチームがハイラックスで参加。総合5位の成果を挙げて帰国したばかりだそうです。ドライバーはJAOSの社員の能戸知徳選手と聞かされ、びっくり。彼とは10年以上前北海道北見に住んでいる時からの付き合いでしたが、半年前にJAOSの社員となったとのこと。土曜日嬬恋に全日本ラリーのサービスとして来るとのことで、久々に会えるのが楽しみになりました。
 



3  メディアブリーフィング(8月26日金曜日)



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① 「モントレー2016 in 嬬恋」の開催地、嬬恋には14時過ぎに到着。すぐに「パルコールつま恋リゾートホテル」の3階にあるメディアセンターでメディア登録を済ませました。
② メディアセーフティー・広報担当はラリー北海道のメディアオフィサーを務めている河野功さん(左)でした。



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③ 15時からのメディアブリーフィングでは河野さんから一通りの取材注意事項説明が行われた後、AG.メンバーズスポーツクラブ北海道の代表 田畑邦博氏(右)とNPO法人M.S.C.C.Oの代表 高桑春雄氏(左)が出席、2017年FIA格式の新ラリーシリーズ「FIA日本スーパーラリーシリーズ」の発足を発表しました。2017年に開催予定のFIA格式ラリーの3戦(第1戦2月2~5日 Rally of Tsumagoi、第2戦6月8~11日Montre 2017 in Tumagoi、第3戦9月15~17日Rally Hokkaido)が対象ラリーです。
詳しくはhttp://www.as-web.jp/rally/41358(オートスポーツWEB)
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160829-00041358-rcg-moto(WEBヤフーニュース)
 



4 開会式(8月26日金曜日)




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① 8月26日(金)16時から選手全員出席の元、開会式。
② まず始めに主催者を代表して高桑春雄大会組織委員長の挨拶。大会会長を務める熊川栄・嬬恋村村長は九州出張の為欠席。明日のラリースタートには間に合うとのこと。


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③ 篠塚建次郎氏も大会顧問として参加の挨拶。土曜日はデモラン、日曜日は併催の群馬県ラリーシリーズ第4戦の0カーを務めます。


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④ 前列は左から仲野次郎・JAFモータースポーツ委員会ラリー部会長、小口貴久・審査委員、三重野正治・審査委員、七田定明・審査委員長、澁谷道尚・大会顧問。
⑤ 左から小寺俊策/丸山尚人・コンペティターリレーションオフィサー(CRO)、安東貞敏・競技長、小関高幸・組織委員(主催の上州オートクラブ代表)。


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⑥ 引き続きドライバーズブリーフィング。説明は小関高幸・組織委員(主催の上州オートクラブ代表)。
 次に並木衛・技術委員長から注意事項説明。



5 今宵の宿


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① 今年も宿は2晩とも、大会の組織委員で浅間モータースポーツクラブ代表の西窪(さいくぼ)良行さんが経営していた元食事処「松坊」の座敷に厄介になりました。
② 「松坊」は道路を挟んで半出来温泉の真ん前にあります。
 

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③ 金曜日の晩は「松房」のウッドデッキでBBQ。西窪さん(右)と、1キロと離れていないほどほんとに近くに住む全日本ダートトライアルSC2クラスの熊川嘉則さん(左)が付き合ってくれました。
 


6 CMSC参加選手(ドライバー、コドライバー)


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① CMSC福島・佐藤忠宜選手はJN6クラス奴田原文雄選手のコドラ。DAY1はトップの新井敏弘選手に9.7秒差の3位。前戦第5戦ラリー洞爺で今季初優勝した勢いで、今回逆転優勝してチャンピオン奪回をしたいところです。結果2位でしたが、勝田範彦選手が3位だったのでポイント差が縮まり、次の第7戦ラリー北海道こそシリーズ争いの正念場です。



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②③ JN6クラスCMSC道北・鎌田卓麻選手は1日目トップの新井敏弘選手に5.1秒差の2位につけました。コドラの市野諮選手はテイン社長。カメラを向けるといつもの笑顔のガッツポーズでしたが、結果は4位に後退。



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④ JN6クラス筒井克彦選手。DAY1はクラス10位と出遅れました。結果も10位で終了。
⑤ JN6クラスCMSC福島・後藤英隆選手。本業はお医者さん。ドライバーエントリーしない時はラリーの医師団に駆り出されます。DAY1は12位。結果も12位でした。



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⑥ JN6クラスCMSC群馬・秋吉圭選手(左)。右はコドラの矢柳静一郎選手。DAY1は9位でしたが、結果は13位に後退。
⑦ JN2クラスCMSC神奈川・佐藤隆行選手。昨年全日本ラリーはJN4クラスに5戦出場してシリーズ6位でしたが、今年はモントレーが初、この後も予定なしとのこと。DAY1を7位で折り返し、結果は順位を2つ上げて5位でフィニッシュ。


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⑧ JN6クラスCMSC道北・伊勢谷巧選手は新井大輝選手のコドラ。DAY1はトップで折り返しましたが、DA2で混戦模様となり、結果は優勝の眞貝知志選手に惜しくも1.2秒差の2位でフィニッシュ。
⑨ シトロエンDS3は左ハンドルなので、手前が伊勢谷選手です。
 
 


7 サービス参加のCMSC

(会場で発見できた人だけです。会えなかったCMSCにはごめんなさい)




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① CMSC長野・山本康徳さん(背中)はJN2クラスで優勝した山本悠太選手のサービス。住まいは長野県上田市。会場まで片道40分の車通勤でした。今週末9月4日は全日本ダートトライアル第7戦Dクラスに出場します。
② CMSC岐阜・奥村直樹さん(左)はK-Oneチーム・熊久保重信さん(右)のデモラン車のサービス参加。ラリーの後は2人とも今週末9月4日の全日本ダートトライアル第7戦PN2クラスに出場します。


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③ CMSC群馬・草加一朝さん(右)と、最近転職により住まいが変わりCMSC道北からCMSC群馬に移籍した能戸知徳さん(左)は、JN6クラスCMSC群馬・秋吉圭選手のサービス参加。
④ 能戸さんは日曜日には同じ会場で開催されている群馬県ラリーシリーズ第4戦に参加。リアLSDケースが破損し、後半タイムロス。Cクラス7位でした。


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⑤ CMSC道北・杉山聡さん(中)と秋葉貴之さん(右)はJN6クラスCMSC道北・鎌田卓麻選手のサービス参加。左はテインの藤本吉郎専務。
⑥ CMSC道北・木戸達郎さんも同じく鎌田卓麻選手のサービス参加。
 



8 オフィシャル参加のCMSC

(当日発見できた人。 会えなかったCMSCにはごめんなさい)



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① CMSC福島・高橋信裕さん(左)とCMSC福島・榎本浩久さん(右)はパルコール嬬恋サービスアウトのTC担当でした。
② 榎本さんの愛車は1991年WRCアイボリーコーストラリー優勝の篠塚建次郎選手ギャランVR-4レプリカ車。



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③ CMSC福島・松本義郎さん(左)とCMSC福島・大内裕太さん(右)はパルコールつま恋ラリーパーク内のスーパースペシャルステージ(SSS)のコースマーシャルを担当。
④ CMSC群馬・高橋壮吉さんは第3戦MCSC福島ラリー同様、技術オフィシャル参加。



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⑤ CMSC群馬・勅使川原光さん(左)とCMSC群馬・船津康一さん(右)も第3戦MSCC福島ラリー同様コースオフィシャル参加。勅使河原さんは元全日本ラリードライバーで、WRC・APRCのオーストラリア、ニュージーランドまで遠征の実績があります。船津さんは給料のほとんどをラリーの活動に注ぎ込んだモータースポーツ大好き人間としてNHKに出演した経験があります。二人とも子育てが一段落、再びモータースポーツへ情熱を傾けています。



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⑥ CMSC栃木・赤羽政幸さんは0カー・ドライバー参加。第3戦MSCC福島ラリーではダートラ本番車のエボⅩで0カーを務めましたが、今回はターマックなのでBRZでした。
⑦ コドラは奥様の隆子さん。



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⑧⑨ CMSC群馬・大井こずゑさんは00カー・ドライバー参加。