2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第6戦
「もてぎ南コースオープニングスラローム2016」
大会のひとコマと旅の途中
1 もてぎ南コース



①②③例年もてぎの全日本ジムカーナは北ショートコース行われてきました(昨年は非開催)が、今年は全日本初開催の南コース。北が道のあるカートコースに対して、南は全面舗装広場のパイロンコースです。
写真は西側上段パドックからみたコース。①が東側 ②が北側 ③が西側。
面積5万平米だから長さ500m 幅100mくらいはありそうで、第一印象はとてつもなく広い。


④⑤パドックは西側土手の上の「南滑走路」上に造られています。この滑走路は救急の為の小型飛行機用だそうで、長さ400m 幅20mあります。北ショートコースのパドックに比べ、南コースのパドックは各段に広くゆったりしています。


⑥⑦パドックの西側は南ゲートとレーシングコースを結ぶ道路。ここも滑走路の一部になります。

⑧土曜日公開練習終了後に発表された決勝コース。ペナルティ対象パイロンが45本。
2 開会式(土曜日の公開練習後)


①② 開会式は土曜日の公開練習終了後、16時30分から始まりました。参加137選手と関係者で一杯の会場はエアコンがばっちり効いていました。


③大会競技役員は星忠競技長(4人の左2人目)、右に中村真幸副競技長、阿久津敏寿副競技長。左(マイク)は大会アナウンサー阿久津栄一さん。先週は丸和で全日本ダートトライアル第6戦のアナウンスも担当していました。
④コース委員長、計時委員長、技術委員長、パドック委員長、救急委員長ら競技役員。


⑤右から 小口貴久大会会長(JMRC関東運営委員長)、関根基司審査委員長、石田正博審査委員、堀内純審査委員、田畑邦博JAFスピード行事部会長。
⑥主催者を代表して小口大会会長が挨拶。「リオ・オリンピック同様、観戦のモータースポーツファンに勇気と感動を与えてください」と。

⑦引き続きドラーバーズブリーフィング。説明は星競技長。
3 今宵の宿


①開会式終了後、無罪放免。昼間の汗を流しにもてぎを離れ、隣町の市貝町にある日帰り温泉「市貝温泉健康保養センタ-」に向かいました。
②市営なので大人550円。源泉かけ流し。露天風呂はありません。もてぎ内にも日帰り温泉のぞみの湯があり、露天風呂もあり650円で入れます。


③④入浴後市貝町の花火大会に遭遇。夕涼みがてら、しばし見物することにしました。


⑤⑥花火見物はほどほどにして、酒と惣菜を買い込み今宵の宿に向かいました。今宵の宿は道の駅「サシバの里いちかい」。(翌朝撮影)
「サシバ」とはタカの仲間。夏場は日本や朝鮮半島に、冬場は東南アジアで過ごす渡り鳥。「差し歯」ではありません。


⑦併設の「まちおこしセンター」。(翌朝撮影) 町役場の出張所みたいなところで、ここで市貝温泉を教えてもらいました。
⑧車の中で寝るより、外で簡易ベッドで寝たほうが楽でした。
4 朝の慣熟歩行


① 昨日決勝コースが発表されたので、開会式の前15:30~16:15に慣熟歩行を済ませていますが、一夜明けて決勝当日も7:00~7:40に2回目の慣熟歩行の時間が設けられています。
②今季1勝を挙げているN3クラスCMSC京都・飯坂忠司選手は天敵・菱井将文選手になかなか勝てない。でもシリーズポイントはしっかり2位確保。今日こそは「打倒菱井!」


③SCクラスCMSC愛知・野中信宏選手は今季2勝の61ポイント。今日はすでに3勝を挙げて81ポイントのライバルの大橋渡選手に勝って、少しでもポイント差を縮めたいところ。
④そのライバル大橋渡選手(左)はN3クラスCMSC浜松・天野明夫選手(中)とSA3クラス田辺剛選手(右)と一緒に慣熟歩行。
5 昼のチャリーティーオークション



③一番の目玉はPN4クラスに出場の山野哲也選手が提供のタイヤ4本。PN部門のタイヤは市販ラジアルタイヤなので、山野選手が実戦で穿いたタイヤです。落札価格は聴き洩らしましたが、ほかの提供品を含め、かなりのお買い得価格でした。
6 暑さ対策の休憩所

①会場には開会式会場の後利用に、選手、関係者、ギャラリーもOkのエアコンがばっちり効いた休憩所として解放されていました。


② 一度ここで休むと天国なので、もう暑い外に出たくなくなってしまいます。
③休憩所の一角に医務室。看護師が常駐していましたが、幸い熱中症などで倒れて搬送されてきたり駆け込んできた患者は誰もいなかったそうです。
7 CMSC栃木会員


①毎回もてぎの全日本ジムカーナで会うCMSC栃木・田中剛さん。今回もオフィシャル技術員として参加。CMSCキャップはいつもご愛用。
②CMSC栃木・下谷光俊さんはご子息を連れて観戦。最初に会ったのが1996年香港北京ラリーの篠塚建次郎選手のメカニック選考会会場。かれこれ20年も昔ですが、以後折に触れて会うチャンスはありましたが、ご子息と一緒に会ったのは初めて。もうしばらく子育てに精を出してくださいね。
8 ヨコハマタイヤ PR映画撮影隊


⑫②ヨコハマタイヤのPR映画撮影隊は東京映像社の太田尚さん(右)と池田さん(左)。太田さんはかつてダカールラリーにも三菱自動車のPR映画撮影に行った実績あり。灼熱のアフリカを経験済みだから、もてぎの暑さは平気でしょう。
9 表彰式

①PN1クラス優勝は斉藤邦夫選手 今季初優勝。2位箕輪雄介、3位ひできチャンピオン確定、4位福田大輔、5位橋本恵大、6位勝野佑紀の各選手。

②PN2クラス優勝は片山誠司選手 今季3勝目。2位森田陽介、3位松本悟、4位河本晃一、5位坂中真一郎の各選手。残り2試合は松本(94P)と片山(77P)のチャンピオン争い。

③PN3クラス優勝は川北忠選手 今季5勝目チャンピオン確定。2位松本敏、3位大江光輝、4位ユウ、5位西野洋平、6位山口克之の各

④PN4クラス優勝は野島孝宏選手 今季3勝目。2位茅野成樹、3位 掛札雄一、4位岡野博史、5位高瀬昌史、6位山野哲也の各選手。残り2試合は野島(105P)と茅野(92P)のチャンピオン争い。

⑤N1クラス優勝は澤平直樹選手 全日本初優勝。2位高江淳、3位水野俊亮、4位シュン、5位朝山崇、6位坂本長臣の各選手。残り2試合は朝山(88P)と高江(69P)のチャンピオン争い。


⑥⑦全日本初優勝の澤平選手にシャンパンだけではなくバケツの水で手荒い祝福。

⑧N2クラス優勝は小俣洋平選手 今季2勝目。2位安部洋一、3位西森顕の各選手。残り2試合は小俣(85P)と上本(69P)と西森(64P)のチャンピオン争い。

⑨N3クラス優勝は菱井将文選手 今季5勝目。2位CMSC京都・飯坂忠司、3位大澤勝紀の各選手。残り2試合は菱井選手(100P)と飯坂(95P)のチャンピオン争い。

⑩SA1クラス優勝は若林隼人選手 今季2勝目。2位若林拳人(隼人の弟)、3位工藤典史、4位服部諒一、5位小武拓矢、6位深谷洋の各選手。残り2試合は若林隼人(68P)と志村雅紀(66P)と工藤(57P)らのチャンピオン争い。

⑪SA2クラス優勝は渡辺公選手 今季3勝目。2位久保真吾、3位金子進、4位山田寛宣、5位半谷信治、6位堤信久の各選手。残り2試合は久保(100P)と渡辺(75P)のチャンピオン争い。

⑫SA3クラス優勝は津川信次選手 開幕6連勝3年連続チャンピオン確定。2位田辺剛、3位金本辰也の各選手。

⑬SCクラス優勝はCMSC愛知・野中信宏選手 今季3勝目。2位大橋渡、3位小川謙輔、、4位山崎義昌、5位野原博の各選手。残り2試合は大橋(96P)と野中(83P)のチャンピオン争い。