2016年全日本ダートトライアル選手権第6戦
「ALL JAPAN SUPER DT 2016」
大会のひとコマと旅の途中
その2 大会当日(決勝)
1 朝のパドック


①朝丸和に行く途中のコンビニでN2クラスCMSC千葉・増田徹選手とバッタリ。「いつもブログ見ています!丸和に来る前日はいつも床屋さんですね」と、うれしい会話。
②CMSC神奈川勢は朝食中。左からN2クラス大橋邦彦、SA2クラス川村永二、Dクラス下屋敷勝弘選手。


③SA2クラスCMSC青森・大西康弘選手(左)とSC2クラスCMSC本部・田口勝彦選手(右列右3人目)はいつも一緒のパドック。
④PN1クラスCMSC青森・葛西一省選手は「昨夜は酒が少なかったので、調子はイマイチ」と。


⑤PN2クラスCMSC帯広・和泉泰至選手(中)は、今季第3戦地元北海道スナガワで優勝がありますが、地元以外のほかの試合ではパッとせず、シリーズも6位。N2クラス北條倫史選手(左)は、今季3勝の黒木陽介選手が仕事の都合で欠場のこの機会に、3勝目を挙げたいところですね。
⑥CMSC千葉・山野光司さん(右)は、2011年引退後はもっぱらサービス参加。今回はDクラス鈴木正人選手(左)のサービス。上の子は早いものでもう11歳とか。もうしばらく子育てを続けないといけませんと。


⑦N1クラスCMSC栃木・古沢和夫選手(左)は地元の丸和で全日本初優勝を飾り、意気揚々。直線の多い高速コースレイアウトにCJ4Aでどこまで攻められるか、今回も密かに優勝を狙っているようです。SC2クラスCMSC千葉・平塚忠博選手(左)も地元丸和コースでは優勝経験豊富、期待されます。右はSC2クラス渋谷修一選手。
⑧いつもCMSC千葉・スマッシュチームの食事係をボランティアでやっている森正信夫妻は、今回は非番。福岡県久留米市から観戦だけを目的にやってきました。仲良しの元全日本ラリードライバーの西山敏さん(左)は兵庫県加東市から。
2 開会式


①開会式の主催者代表挨拶は大会名誉会長の君島寛那須塩原市長が所用により欠席の為、同市シティプロモーション課の小出課長が代理。
②次にJMRC東北運営委員長の小野守平奥州VICIC代表が大会会長として挨拶。


③司会は大会アナウンサーの阿久津栄一さん。後ろ左は坂本光弘・本大会組織委員長・エムスリーレーシング代表。後ろ右は柳本弘信・組織委員・競技長・チームエフ代表。今回の試合は東北のクラブ(チーム・エフ)と関東のクラブ(エムスリーレーシング)の共同主催です。
④審査委員会は委員長の嶽下宗男氏(前列左2人目)、中村善浩(前列左)、仲野次郎氏(後列中)の3名。後列左にはJAFスピード行事部会長の田畑邦博氏。


⑤競技長、コース委員長、技術委員長、計時委員長、救急委員長、パドック委員長ら競技役員の紹介。
⑥開会式に続き、ドライバーズブリーフィングは柳本弘信競技長から説明。

⑦大会に花を添えて盛り上げてくれるレースクイーン。


⑧SA2クラスCMSC福島・スキンヘッド佐々木選手(右)はソウルオリンピックの元柔道強化選手。惜しくも代表に漏れたので、以後モータースポーツに転進しました。
⑨SC2クラスCMSC東京・アキマただゆき選手は前戦切谷内では5位入賞でご機嫌でした。左は奥様のSA1クラス小出久美子選手。


⑩左から、一ケタ順位にもう少しのN2クラスCMSC福島・佐藤善彦選手。CMSC福島・星盛政選手は今季カラーリングを一掃、前戦切谷内2位でシリーズも30ポイント5位。今季2年ぶり全日本復活のCMSC京都・矢本裕之選手も好調30ポイントで4位と並んでいます。SA2クラス2年連続チャンピオンのCMSC群馬・荒井信介選手は未だ未勝利、何としてもここで勝っておかないと3年連続チャンピオンは危うい。
⑪DクラスCMSC広島・河内渉選手は第1戦丸和で2010年以来の6年ぶり全日本優勝。今回同じ丸和で2勝目を狙っています。今季すでに4勝を挙げて4年連続チャンピオンに王手をかけている地元谷田川敏幸選手(右)はそうはさせないぞと、隣り合わせの席で早くも火花が散っていました。

3 本日の決勝コース

①ここ数年時計回りが多かったのですが、今回は久々に元の反時計回りの通称「Aコース」になりました。選手は昔の記憶を思い出すのに一苦労。

②スタート後一直線先の1番ポストからスタート・ゴール方面。天気予報は午前晴れ、午後2時過ぎに雨40%の予報。この青空では午後雨が信じられません。実際は丸和では雨は降りませんでしたが、試合終了後に夕立がありました。


③ いづれにしてもこの暑さとほこりに我慢のメディアは20名。
④イン側から撮影専門の加藤仁さんは今回オフィシャルカメラマン。
4 昼の慣熟歩行


①第1ヒートが終るとすぐのコース整備。グレーダーを運転するのは丸和のコースオーナーであり、本大会共催クラブ=エムスリーレーシング代表の坂本光弘さん。
②昼慣熟歩行のトップを行くのはSA1クラスCMSC長野・飯島千尋選手(3人の右)。昨年6位のシード選手ですが、今年はまだ7ポイントの13位と低迷。1本目は6位。(結果5位) ひとり置いて左には同じ長野県の昨年PN1クラスチャンピオンの荻原吉雅選手。今年は25ポイントの7番手に低迷。


③N1クラスCMSC栃木・古沢和夫選手(右)。1本目8位とイマイチながら「熟知した丸和、2本目を見てください!」とVサイン。
④赤シャツPN1クラスCMSC札幌・宝田ケンシロー選手。オクヤマチーム・コーチ役のCMSC福島・佐藤秀昭さんの指導宜しく1本目1位。2本目は路面がはけてタイムアップ間違いないので、2人でしっかり路面チェック。(結果3位) 佐藤秀昭さんは2014年まではオクヤマチームのエースドライバーでしたが、チームのドライバー若返り方針で2015年からはもっぱらサポート役。


⑤脚の故障で主催者から特別許可をもらいミニサイクルで慣熟歩行するのはPN1クラスCMSC青森・葛西一省選手。
⑥CMSC神奈川・影山浩一郎選手は、第4戦門前で車を転倒させ、第5戦切谷内は代車で出るも激戦区のN2クラス5位をゲットするほど、昨年後半から好調が続いています。第6戦も第1ヒートは3位と相変わらず好調を維持。JAFカップでは昨年優勝経験がありますが、全日本はまだ。今季3勝の黒木陽介選手が今回欠場なので、密かに優勝を狙っています。(結果3位)


⑦SA2クラスCMSC岩手・四戸岳也選手。前戦切谷内は2本目ドライブシャフトが折れ、撮影ポイントまで届かず。「今回は通過できたしょ」と1本目13位でご機嫌。2本目気負いすぎてタイムダウン、17位に後退。
⑧今年未勝利で後がない2年連続SA2クラスチャンピオンCMSC群馬・荒井信介選手(中)は1本目1番手、いよいよ優勝の気配か?(結果惜しくも2位) N2クラス上位常連のCMSC福島・星盛政選手(右)は、車は変わっていませんが今季カラリングを変えて気分一新。1本目6位(結果10位)。左はN2クラスCMSC福島・佐藤善彦選手。


⑨長野県トリオ。右から、SC1クラス4年目そろそろ優勝がほしいSC1クラスCMSC長野・坂田一也選手は1本目3位(結果4位)。2011年Dクラスチャンピオン、2014年第7戦で大転倒惜しくもチャンピオンを逃し、1年休止後今年復帰のDクラスCMSC長野・宮入友秀選手。1本目6位(結果7位)。左はPN1クラス馬渡貴章選手。
⑩共にシード選手の信田政晴選手(左)とN2クラスCMSC栃木・赤羽政幸選手(右)は1本目1位と4位。結果優勝と2位のコンビでした。


⑪SA2クラスCMSC岐阜・田上正彦選手は昨年念願の全日本初優勝を遂げ、今年も闘志満々。今日も1本目3位と元気。(結果は7位に)
⑫「やー。」朝コンビニで会ったN2クラスCMSC千葉・増田徹選手(左)。「1本目はどうだった?」「いやー、尻から3番目。全日本の敷居は高いです。」と。


⑬N2クラスCMSC岐阜・角皆昭久選手。長野県塩尻市での長い単身赴任生活も終わり、最近岐阜県瑞浪市の自宅にもどってきました。
⑭今季2勝のSA2クラスCMSC岐阜・北村和浩選手は1本目1位。今季2勝を挙げているCMSC道北・鎌田卓麻選手とシリーズ争い。どちらが先に3勝目を挙げるか、はたまた今季未勝利の荒井信介選手が片目を開けてシリーズ争いに加わってくるか、第2ヒートの結果次第です。
2301 仲良く合い合い傘はCMSC浜松・鈴木信地郎選手と同じくCMSC浜松・太田延昭選手。2人とも激しい走りっぷりは定評がありますが、今季は結果に結びついてきません。第1ヒートは12位と16位。結果12位と10位。


⑮前戦切谷内で1勝を挙げた昨年SA1クラスチャンピオンのCMS仙台・稲葉幸嗣選手。1本目1位で気分良く、笑顔で慣熟歩行。
⑯SC2クラスCMSC福島・藤田哲也選手。全日本ラリーのドライバーキャリアは1970年以来1994年までと長く、その間ADVANラリーチームで大活躍しましたが、全日本ダートラは今回が初出場。第1ヒートはサスペンショントラブルでノロノロゴールの18台中最下位。「車は直したので第2ヒートは見てください」と。結果タイムは短縮しましたが順位は17位とひとつ上がっただけ。昔の面影はなし。
⑰N2クラスCMSC道北・五十嵐貴右選手。北海道の選手には関東のこの暑さには相当参っています。第1ヒート15位、結果15位変わらず。右はサポート役の同じくCMSC道北・磯弘美さん。
5 表彰式

①PN1クラス優勝は今季初優勝の児島泰選手。2位上野倫広、3位CMSC札幌・宝田ケンシロー、4位佐藤卓也、5位山崎利博、6位浅尾真人の各選手。 今季2勝のドライバーがおらずシリーズポイントは児島77 宝田69 上野69 福山59 佐藤56。

②PN2クラス優勝は同じく今季初優勝の櫻井貴章選手。2位竹本幸広、3位須田行雄、4位川島秀樹、5位矢野淳一郎、6位河石潤の各選手。シリーズでは今季3勝の川島選手が一歩リードの100ポイント。 竹本82、櫻井73。

③N1クラス優勝は同じく今季初優勝のパルサー(古い車です)北原栄一選手。2位岡翔太、3位CMSC栃木・古沢和夫、4位仲健太郎の各選手。シリーズでは今季2勝の岡選手が89ポイント。以下細木59 花見46 仲44 齋藤道夫42 古沢41。

④N2クラス優勝は同じく今季初優勝の信田政晴選手。2位CMSC栃木・赤羽政幸、3位CMSC神奈川・影山浩一郎、4位北條倫史、5位宮地雅弘、6位CMSC福岡・岸山信之の各選手。シリーズでは今季3勝の黒木陽介選手が今回欠場で87ポイントのまま。今季2勝の北條選手74、 影山47 赤羽41ポイントと続く。

⑤SA1クラスは今季2勝目を挙げたCMSC仙台・稲葉幸嗣選手。2位中島孝恭、3位小山健一、4位工藤清美、5位CMSC長野・飯島千尋、6位大森裕樹の各選手。シリーズでは稲葉選手と中島選手が76ポイント、崎山晶74、工藤69。

⑥SA2クラスは今季3勝目のCMSC岐阜・北村和浩選手。2位CMSC群馬・荒井信介、3位CMSC道北・鎌田卓麻、4位CMSC青森・大西康弘、5位CMSC千葉・北島広実、6位林軍市の各選手。シリーズは今季2勝の鎌田選手が85、北村81、今季未勝利の荒井75、今季1勝大西62ポイントと続く。


⑧SC2クラス優勝は今季3勝目のCMSC兵庫・吉村修選手。2位梶岡悟、3位CMSC千葉・平塚忠博、4位CMSC本部・田口勝彦、5位磯貝雄一、6位CMSC千葉・ヨレヨレトモキの各選手。シリーズでは今季3勝の田口選手が85、吉村82、平塚57ポイント。

⑨Dクラス優勝は今季2勝目のCMSC広島・河内渉選手。2位谷田川敏幸、3位目黒亮、4位亀山晃、5位炭山義昭、6位岩澤妍一の各選手。シリーズは今季すでに4勝の谷田川選手が107、河内91、亀山56ポイント。