2016年全日本ダートトライアル選手権第6戦


「ALL JAPAN SUPER DT 2016」


大会のひとコマと旅の途中


その1 大会前日まで


 
 
 
今回の全日本ダートトライアル第6戦は前日の公開練習はなく、決勝の日曜日のみのワンデーイベント。 愛車エボ10で行くのですが、せっかくなのでノンビリと寄り道を決め込み7月29日(金)昼前に自宅を出発。目指すは栃木県足利市の「ツルガイ理容室」。途中に2つの日本百名城を探索。1つは埼玉県川越市にある川越城ともう一つは群馬県太田市にある金山城。
土曜日も歴史探訪をしながら、さらにはCMSC支部やモータスポーツ関係先を訪ねながら、丸和へ向かいました。
 
 


1 日本百名城 「川越城」(埼玉県川越市)
 

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①川越城は1457年に築城され、3代将軍・徳川家光と4代将軍・家綱の2代にわたって老中として仕え、「知恵出づ( 伊豆)」と呼ばれた松平信綱が近世城郭として体裁を整え拡張したもの。
②空から見た川越城跡。明治になり川越城は次第に解体され、堀の遺構も埋め立てられ、城の遺構もほとんど残っていません。


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③④現存する本丸御殿は往時の六分の1ですが、貴重な建築遺構です。


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⑤⑥本丸御殿は城主の住まいだけでなく、城主が政務を行う場や家臣たちが常駐する部屋も作られていました。
 



2 日本百名城 「金山城」(群馬県太田市)


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①②金山城は、戦国時代の1469年築城。標高239mの金山山頂の実城(みじょう)(本丸)を中心に、四方に延びる尾根上に、金山全体の自然地形を利用して造られた難航不落を誇った山城。1590年廃城。
絵図の左下の赤丸(駐車場)に車を止めて、右上の実城(今は神社が建っています)まで20分山道を歩きました。


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③城内至る所に尾根を断ち切って、敵の侵入から城を守る「堀切」があります。
④山の上にあるだけに、南に太田の市街が一望です。後で気づいたのですが、空に未確認飛行物体が写っていました。



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⑤「大手虎口」。実城(本丸)へ向かう出入り口。高く積まれた石垣が敵の侵入を守りました。




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⑥大手虎口の手前に「月の池」。 生活用水に使われていました。
大手虎口の先に「日の池」。勝利や雨乞いの儀式が行われたと言われています。下の井桁は井戸の跡。




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⑧⑨本丸(実城)には現在は新田義貞を祀る新田神社が鎮座しています。

 


3 富士重工


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①②せっかく太田市まで来たので、太田駅のすぐ北にある富士重工群馬製作所本工場に立ち寄りました。ここではBRZやインプレッサが造られています。


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③2001年10月に町名を「スバル町」に改名。ちなみに本工場はスバル町1丁目一番地。
いわゆるカタカナ町村名の一つですが、スバルは昴(すばる)という日本語が語源です。
2017年(平成29年)4月1日には「株式会社SUBARU」に商号を変更する予定です。
④従業員駐車場には当然ながらスバルの車ばかりでした。
 


4 ヘアサロン・ツルガイ
 

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①②本日の最終地は栃木県足利市のヘアサロン・ツルガイ。
鶴貝勲さんとは学生時代に自転車で北海道旅行のとき知り合った仲。 あれから45年。未だに年1回散髪に訪れます。今年は丸和の全日本が2回あるので、3月に次いで2回目です。
散髪後は夕食をごちそうになり、そのまま泊まるのが定番になっています。
 



5 ベストモータースポーツ


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①翌30日(土)は隣の佐野市にあるDクラス亀山晃選手のお店「ベストモータースポーツ」を訪問。亀山選手は丸和で某雑誌の撮影の為、キャリヤカーに積み込み出発する直前でした。
②「今度こそ一番!」と亀山選手。助っ人のメカニックは慶野芳則さん(中)と大貫光さん(右)。3人とも諸事情で目下独身の身だそうで、「花嫁募集中!」と笑顔で話してくれました。
 



6 佐野厄除け大師    


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①②亀山選手のお店からほど近い天台宗惣宗寺・通称「佐野厄除け大師」にお参りしました。
佐野市といえば「佐野ラーメン」と「佐野厄除け大師」が有名ですね。


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③「佐野厄除け大師」は全国11位栃木県内で1位の人気の高い初詣スポットです。厄除け、交通安全、家内安全にご利益があります。
④境内には足尾鉱毒事件の解決に尽力した田中正造の墓があります手前の石碑には、田中正造が明治天皇へ直訴したことに感銘を受けた石川啄木が詠んだ歌碑が刻まれています。
 



7 蔵の街 栃木
 

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①②蔵の街遊覧船と江戸後期木材回漕問屋を営んだ塚田家の黒塀と白壁土蔵(現塚田歴史伝説館)。
蔵の街として知られる栃木市は、江戸時代から市の中心部を流れる巴波川(うずまがわ)を利用した交易によって栄えてきました。栃木市は埼玉県川越市同様、小江戸情緒にあふれた観光人気スポットです。
 


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③北エリアには日光例幣使街道に沿って発展した町並みで、見世蔵(店蔵)をはじめとする江戸末期から昭和前期頃にかけての伝統的歴史的建造物が並んでいます。
④代官屋敷/岡田記念館。岡田家は日光例幣使街道の開通とともに名主役、本陣を勤め、代官職を代行するなど要職を担いました。



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⑤油伝(あぶでん)味噌。江戸時代から230年 続く老舗のみそ屋さんです。元は油店。油屋傳兵衛の屋号を縮めて「油伝」。敷地内では味噌田楽が味わえます。



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⑥昭和40年~55年テレビドラマ「女と味噌汁」で、主人公の芸者てまりを演じたのは池内淳子。(古いなー) 
⑦「濃艶な美貌もお味噌汁から」今では考えられないコピーです。モデルは山本富士子。(もっと古い?)
 


8 大神(おおみわ)神社(栃木県栃木市)


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①栃木市中心街から北東6kmにある大神(おおみわ)神社に立ち寄りました。辺りはうっそうとした木立に囲まれて、俗世間から隔離された霊験あふれる地に思えました。


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②拝殿。
③拝殿(左)の後ろには小振りの本殿(右)。神社特有の作りです。





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④⑤松尾芭蕉もが奥の細道」で千住、草加の次に立ち寄ったのが大神神社にある室の八島。http://www.bashouan.com/images/kten0.gif境内には「室の八島」という池があります。池の中に8つの島があり、それぞれの島に8つの小祠を祀っています。昔は、この池から不思議な煙(水蒸気)が立ちのぼり、多くの歌に詠まれた有名地でした。


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⑥芭蕉もこの地を訪れて読んだ句が「いと遊に結びつきたるけふりかな」。芭蕉句碑は苔むしてほとんど読めません。
 



9 CMSC栃木 


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①宇都宮市内にあるCMSC栃木の事務局「ターマックプロ」を2年ぶりに表敬訪問。
CMSC栃木は2011年からJAFクラブ登録の名称を「ターマックプロ レーシングクラブ」に変更しましたが、CMSC支部としてのクラブ組織を維持しており、本部では当該クラブを栃木県のCMSC支部(CMSC栃木)として扱うことにしています。
②代表の川口法行さんが、丁度もてぎのレースサポートの仕事から帰ってきたところでした。今年もスーパー耐久シリーズST4クラスにチーム監督として36号車(後ろ)を走らせています。
 



10 喜連川温泉



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①②栃木県の温泉といえば、北西山間部の塩原温泉、那須温泉、鬼怒川温泉、川治温泉と枚挙に暇がありませんが、東部平野部のさくら市にも名湯「喜連川温泉」があります。
ここは何と市営の露天風呂があります。大人300円はうれしい料金。




11 温泉パン


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①喜連川温泉の街中に「温泉パン」屋さんを発見。温泉まんじゅうは良く聞きますが、温泉パンとはどんなものだろうか、興味が湧きました。
②いろいろな種類の温泉パンがありましたが、別に温泉の蒸気とか湯を利用しているわけではなく、喜連川温泉のパン屋さんだから名づけたとのこと。せっかく立ち寄ったのでクリームチーズパンを2個買いました。
 

 
以上で「旅の途中」は終わります。

明日はいよいよ丸和で全日本ダートトライアル第6戦。朝早いので早めに寝ることにします。