2016年JAF全日本ラリー選手権第5戦


「2016ARKラリー洞爺」


大会のひとコマ 


その2


(写真/コメント提供:札幌市の米屋賢吾さん ご協力ありがとうございました)
 


1 洞爺湖点描


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①~④洞爺湖は一周およそ40キロ強もある、屈斜路湖、支笏湖に次ぐ日本で3番目に大きいカルデラ湖。晴れていれば湖畔の向こうには日本百名山のひとつ、標高1898mの蝦夷富士・羊蹄山がそびえ立つのが見えます。まさに風光明媚の趣。




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⑤湖畔には『とうや湖ぐるっと彫刻公園』があり、総数58基の彫刻が配置されています。






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⑥豊富な温泉資源は翻れば火山活動の証であり、2000年には有珠山(左)が噴火したのも記憶に新しいところでしょう。右のとがった山は1944年から45年(昭和19~20年)に噴火でできた昭和新山。
⑦特別天然記念物に指定されている昭和新山も活発な火山活動の証ですが、一帯の火山活動(噴火活動)には周期や規則性があり、「教えてくれる火山」とも言われています。スーパーSSとなっている「NEW VOLCANO」のコースも噴火地域であっただけに、自然の驚異を感じずにはいられません。
 



2 洞爺湖サミット記念館


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①HQのある「洞爺湖町文化センター」の隣は、2008年に開催された「北海道洞爺湖サミット」の記念館となっている「洞爺湖サミット記念館」があります。



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②③2階フロアにはサミットに使われた資料や、実際に各国首脳が座った椅子も展示してあります。実際に座ることも出来るので、総理大臣気分になるのも悪くはないのでは?




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④⑤また洞爺湖町ではサブカルチャー文化として、最近では温泉街がマンガ&アニメ一色になる「TOYAKOマンガ・アニメフェスタ」も開催されています。洞爺湖がコスプレイヤーでにぎわう2日間は、洞爺湖周辺がそのままコスプレ会場となり、ホテルや飲食店などがコスプレのまま入店可能となります。例年、ラリー開催1週間前ぐらいが会期で、この時期の洞爺湖は夏のイベントが次々と続いています。アニメフェスタが縁で、洞爺湖を舞台にしたアニメ「天体のメソッド」も制作されました。

 
 


3 撮影クルー

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今回「2016ARKラリー洞爺」のCMSC取材・撮影クルーは、札幌市から米屋賢吾さん(中)と東京町田市からはるばる遠征のCMSC本部・市川直久・美佐子夫妻の3名です。
 



4 開会式


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①②開会式は洞爺湖町文化センターにて行われました。コースとなる洞爺湖町、真狩村、豊浦町からご来賓が列席。



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③来賓を代表して洞爺湖町経済部長澤登勝義様より歓迎のご挨拶。

④全体ブリーフィングとしては、コマ図の確認、試験運用されるトラッキングサービスの質疑応答がされました。質疑に答えるのは競技長吉村圭祐氏。




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⑤大会組織委員長であるARK代表の竹道雄康氏は、「ARKラリー洞爺は温泉観光地でもある場所柄から開催するにあたっては、選手も観客にも満足度が高いのでは」と語ってくれました。
 
 


5 SS8


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①~④DAY1B SS8では午前中から怪しかった天候が大雨強風に見舞われ、ステージキャンセル&パレードランとなりました。サービスでも強風にテントの撤収が進みましたが、各選手はギャラリーサービスをしっかりしてくれました。



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⑤TCでのオフィシャルは地元北大自動車部の面々。ずぶ濡れになりながらも役務を遂行してくれた。
⑥ここでのMCはご存知、間野目聖子女史(中)と、ゲストの生くす子ちゃんでもある槻島もも(つきしまもも)さん(右)、ウシニナ・ヤナさん(左)。
 



6 SS10


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DAY2 ラリー洞爺といえば名物の川渡り。日本のラリーシーンの中でも珍しい野趣溢れるダイナミックなコースでもあります。
しかし前日の大雨で増水。水量も例年の3倍近くはありそうな量となりました。取材車プレオも流されるのでは?と危惧する水量でした。案の定、ここではその水量にマシンが悲鳴をあげ、ラジエータ損傷、エアクリに水が進入して立ち往生するマシンが続出。
②コース安全確保の為、陣取ったメディアも総動員でコースクリアのお手伝いをする羽目に。ここではCMSC群馬の草間一朝選手(右)もストップ。



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③三停板を設置するにも川渡りしなくては行けない有様。
 
 


7 サービスパーク

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①ラリー開始前の金曜日は北海道らしい清清しい晴天。サービス会場からは「蝦夷富士」と称される羊蹄山も美しくそびえる様子が良く見られました。



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②JN6クラス3位となった#5 CMSC道北・鎌田卓麻/市野諮選手のパドック。
③鎌田選手はPC画面を見ながらチーム員とディスカッション。右白Tシャツはコドラの市野諮選手(テイン社長)。 鎌田選手の右・椅子に座っている緑シャツはテイン藤本吉郎専務。


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④CMSC札幌・井土卓治選手(奥中央の白Tシャツ)はリラックスしたムード。
⑤コドラのCMSC札幌・佐々木尊選手が応援団から差し入れを受け取ってスタート。


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JN5クラス#21 CMSC群馬・草間一朝/松本優一選手は2日目の2本目のSS・SS10でリタイヤ。早々とサービス会場にご帰還。
⑦OP2クラス#49 木内貴寛/CMSC千葉・安江照明選手は他の2台が早々とリタイヤで、余裕の一人旅。サービスでしっかり整備して、後はリヤイヤしないようゴールを目指します。


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⑧JN3クラス目下開幕5連勝中の#30 天野智之(右)選手コドラの井上裕紀子選手(左)は地元豊浦町特産のサクランボを堪能中。どことなく余裕ある顔。
⑨昨年J N3クラスチャンピオンの#31岡田孝一選手デミオはSS7走行中に立ち木に激突してリタイヤ。岡田選手は救急搬送となり入院しましたが幸い命に別状が無く、オフィシャルの迅速な行動、救急体制が整っていた証ともいえます。



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⑩今回JN6クラス2位となった勝田範彦/石田裕一選手組の記念写真を撮影しているのは、CMSCホームページで度々画像提供のお世話になっている旭川市の阿部信孝さん。



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⑪⑫雨の中、ミニくす子ちゃんで応援してくれたのは、亀森隆志さんご一家。
 
 


8 出店&TGRブース
 



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①②サービスパークは「北海道洞爺湖サミット記念館」の前の広場。その中にスポンサーや関係企業ブース、そして食品出店ブースが立ち並びました。



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③TGR(トヨタ・ガズー・レーシング)ブースではWRC2017年参戦で俄然注目のヤリスWRCが北海道初お目見え。プロトタイプとはいえ、ラリーファンの目は釘付けでした。



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④⑤そして大会の華、レースクィーンはF1ドライバーのヘイキ・コバライネン選手所属のSARDレーシングから、水瀬きいちゃん。


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⑥今回JN4クラス優勝した#23曽根崇仁選手のインギング86レースクィーン、柊木(ひいらぎ)マリコちゃんは、噴火湾産ホタテをアピールするサービス。マネージャーはCMSC長崎・筒井克彦さん?筒井さんはいつもは選手で参加していましたが、今回は曽根チームに帯同してサービス会場をうろうろ、さらにはSS観戦やらをしていました。「ラリーをもっと盛り上げていきたい」と語ってくれましたが、写真を撮りそこなってしまいました。ごめんなさい。
⑦間野目聖子女史(左)も負けずに食アピール?右はウシニナ・ヤナさん。



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⑧洞爺湖界隈は内浦湾からの魚介類が豊富。特に甘えびやホタテが有名。「長万部のかに飯」といえばピンとくるのではないでしょうか?
⑨近年では黄金豚として、豚肉ソーセージも売り出し中で、肉汁たっぷりのソーセージは肉の旨みが凝縮。洞爺湖に来たらぜひ味わって下さい。