2016年JAF全日本ラリー選手権第1戦
「ツール・ド・九州 2016 in 唐津」
大会のひとコマ
1 開会式
4月9日(土)8時40分のラリースタート前に先立ち、8時から唐津神社で開会式が行われました。

①選手&関係者全員参加して安全祈願。選手はレーシングスーツ着用。
②安全祈願は神主の祈祷から始まりました。


③#8番吉沢哲也選手(左下2人目の黒のレーシングスーツ)のコドラ井手上達也選手(左下黒のレ-シングスーツ)は、気持ちがラリースタートに向いていて、早くも時計が気になりました。
④2人目の神主の安全祈願の祈祷。


⑤主催者を代表して大会名誉会長の坂井俊之唐津市長が拝礼。
⑥続いて海外からのモータースポーツ関係者が拝礼!


⑦玉串奉奠(たまぐしほうてん)。大役は昨年JN6クラスチャンピオンの新井敏弘/田中直哉選手。玉串を神前に奉って拝礼するのは、榊の小枝を通して願いを神様に届けるためです。
⑧玉串を祭壇に置いたら、右足から一歩下がって姿勢を正し、まず90度の礼で、二回拝みます。


⑨次に胸の前で二回、拍手をします。拍手(はくしゅ)は、鈴と同じように邪気を祓う意味や、神様を呼び出すためと言われます。「かしわで」と言われることがあります。
⑩最後にもう一度90度の礼で、一回拝みます。
この一連の動作を二拝二拍手一拝(にはい にはくしゅ いっぱい)といいます。

⑫最後に選手全員起立して拝礼。

⑬安全祈願を終えて選手全員鳥居の前で毎年恒例の記念撮影。

⑭開会式の最後は主催者を代表して大会名誉会長の坂井俊之唐津市長の挨拶。
2 セレモニアルスタート

①#1番 新井敏弘/田中直哉選手のスタート。左に唐津城のマスコットキャラクター 犬型ゆるキャラの「唐ワンくん」。右に佐賀県唐津市にある虹の松原のマスコットキャラクターの「虹松まもる」。
佐賀県唐津市の虹ノ松原は日本三大松原のひとつ。あとの二つは 静岡県静岡市清水区(旧清水市)の三保の松原、福井県敦賀市の気比の松原です。


②昨年JN6クラスのチャンピオン・#1番 新井敏弘/田中直哉選手のスタート。
③2番手スタートは昨年シリーズ3位の勝田範彦/石田裕一選手。勝田選手はこれまでこの唐津の全日本ラリーは10連勝。今大会で11連勝を目指してスタート。


④昨年シリーズ3位の奴田原文雄/CMSC福島・佐藤忠宜選手は#3番、3番手スタート。チャンピオン奪還を目指して走ります。
⑤CMSC長崎・筒井克彦/藤田めぐみ選手。筒井選手は昨年JN6クラス・シリーズ7位。コドラの藤田めぐみ選手は、昨年はCMSC札幌・田中伸幸選手のコドラを務めていました。


⑥CMSC道北・鎌田卓麻/市野諮選手は#6。昨年はJN6クラス・シリーズ8位。今年はもっと上位を狙って走ります。
⑦久々に軽自動車が全日本ラリーに参加。ドライバーはクスコレーシングチームの番場彬選手。クラスはJN1。車はスズキ・アルト。クスコ選手の時は生くす子ちゃんが見送ります。
3 外 車
最近全日本ラリーでは外車が多数参加するようになりました。
JN5クラスは2500cc超の2WDのRN/RJ車両とRR車両で構成され、クラスの主役はRN/RJ車両のトヨタ・ヴィッツ・ターボとFIAグループRと呼ばれるラリー車専用車両(RR車両)の外車です。今大会のJN5クラスは6台中なんと5台がRR車両の外車でした。


①JN5クラス #12番 眞貝知志/安藤裕一選手はフィアット・アバルト。今大会優勝。
②JN5クラス #13番 柳澤宏至/中原祥雅選手はプジョー208。今大会2位。


③JN5クラス #15番 牟田周平/加勢直毅選手もプジョー208。今大会3位
④JN5クラス #16番 大橋逸夫/藤上亘選手はBMW・ミニ。今大会5位。

⑤JN5クラス #11番 関根正人/小坂典嵩選手はシトロエン・DS3。今大会3位に入るも失格。