全国CMSC会員の皆様
明けましておめでとうございます
今年もモータースポーツをエンジョイしましょう





まず始めに、全国30の支部800余名からなるCMSC会員の皆様には、昨年も例年と変わらぬモータースポーツ活動を継続していただきましたことに、厚く御礼申し上げます。
昨年は、全日本選手権では、ダートトライアルで荒井信介選手(群馬)、鎌田卓麻選手(道北)が2年連続、田口勝彦選手(本部)、稲葉幸嗣選手(仙台)が新たに、合わせて4名のCMSC選手が見事チャンピオンを獲得、全日本選手権シリーズ6位以上のCMSC選手は一昨年より2名増えて30名にも及びました。また地方選手権では14名(一昨年11名)のCMSC選手がチャンピオンを獲得、シリーズ6位以上のCMSC選手は58名(一昨年52名)にも及び、一昨年を上回る結果となりました。
また5つの支部(青森、岩手、福島、島根、香川)で公認競技を主催、さらには各支部でも競技オフィシャル協力・役員派遣、JMRC役員就任など多岐にわたる活動をして頂きました。
本部と致しましては、このようなCMSC支部のモータースポーツ活動に取り組む真摯な姿勢に敬意を表するとともに、今年も皆様方と共に新年を迎えることができましたことを大変嬉しく感謝申し上げます。
一方、昨今の日本経済は長きにわたるデフレ低迷から脱却して回復傾向にあると言われてきましたが、残念ながら未だ私たちの生活実感までは至っておりません。一昨年4月の消費税増税による景気の反動もあり、更に来年4月には消費税10%の増税が控えており、この先しばらくは引き続き厳しい経済環境と生活環境が続くと思われます。
このようなまだまだ厳しい経済と生活の状況下、自動車業界の高性能志向から環境対応並びにエコ志向などもあり、今年もモータースポーツにとっては順風とは言えない環境にあることは否めません。
また、経済的理由や趣味の多様化により若者の「クルマ離れ」は長期的傾向もあり、これに伴いモータースポーツ人口の減少も歯止めがかからず、各支部幹部の方にはクラブ運営、会員の確保などご苦労も多いことと拝察いたします。
木全巖前会長亡き後新体制3年目の本部と致しましては、50年もの歴史あるCMSCが今までと変わらぬ元気な活動を続けられるよう、今年も本部メンバーが全国各地に出向き支部との交流を図り、またCMSCホームページおよびCMSCブログを通じてCMSCのPRおよび会員の活躍紹介を継続するなど、皆様の活動を微力ながら応援して参ります。
各支部および会員の皆様におかれましては、全国各地域のリーダークラブとしての自覚を持ち、クラブの運営、JMRC活動への参画、競技主催・役員参加、競技出場、サービス・メカニック参加などを通じてモータースポーツを大いに盛り上げて、さらには一人でも多くモータースポーツの仲間を増やして頂きますよう心からお願い致します。そして今年も全国のCMSC仲間と一緒になって、モータースポーツを楽しんで行こうではありませんか。
最後になりますが、CMSC会員およびそのご家族の皆様が今年も健やかに過ごされることを祈念申し上げて、新年のご挨拶とさせて頂きます。
平成28年/2016年 元旦
CMSC会長 田口 雅生 CMSC事務局長 須賀 健太郎

