プレイドライブ8月号(7月1日売り)P47に「CMSCのその後」記事が掲載されました。
 
記事タイトル
ラリーアートなくとも
CMSCは死なず!
 
趣旨は
 
 自動車メーカー系モータースポーツクラブとして日本最大、全国30の支部(おのおのは独立のJAF登録クラブ)を持つ総会員数800余名の歴史あるコルトモータースポーツクラブ=CMSC。この3月で管理運営元の(株)ラリーアートが業務終了、同時に支援が無くなり、クラブの存続が心配されていますが、4月以降の現場ではCMSC会員がいままでと変わらぬ活躍を見せています。
私は、全国30の支部を束ねるCMSC本部事務局長の立場として、4月以降も全日本ラリー、ダートトライアル、ジムカーナの現場に出向き、さらには前後の日にも地元CMSC支部幹部に会い、機会あるごとにCMSCの存続と結束を訴えてきました。もちろん木全巖会長も全日本ラリー審査員の要職の合間に現場で同様にCMSCとしての今後の結束を呼びかけています。
 CMSCは、本部は1964年設立以来45年、支部も40年の長い歴史を持ち、過去幾多のクラブ存続の困難をも乗り越えてモータースポーツ活動を続けてきました。多くのCMSC会員にはどんな環境下にあってもモータースポーツを自分なりに楽しんでいこうとする姿勢が見られます。私も三菱車モータースポーツを愛する純粋な気持ちはCMSC会員の皆さんと一緒です。また本来クラブは自発的に運営・活動されるものであって自動車メーカーの動きに左右されるものではないので、その意味からすれば当初CMSCの支部の立ち上がりの原点のもどっただけです。だからこそ今回の自動車メーカーの相次ぐモータースポーツ活動からの撤退という過去最大の危機にも負けずに、この苦境をなんとか乗り越えてモータースポーツを続けて行きましょう。 。

CMSCはラリーアートの「スピリット・オブ・コンペティション」という精神を間違いなく継承しています。モータースポーツが苦境下にあっても意気消沈どころかますます元気なところを見て行きましょう。