身体は部分的にできていますか?

いえ、身体はつながっています。

運動は連鎖しているということをまず説明していかなければいけません。

 

しかし、日常生活を送っているとどうしても見てしまうところや辛いところにフォーカスしてしまう‟癖„が出てきます。

痛いところだけを見てしまう。

辛い場所だけに意識が向いてしまう。

痛いときや辛いときは基本そうなります。

人間は元々体の中でも優劣をつけがちです。これは随意的に行われるのではなく不随意です。

要は、自分の意志で優劣を決めるのではなく無意識に優劣を決めているのです。

何故、そんなことが起こるのかというと、受容器が大きく関連していると言われています。

 

人間は怪我や疾患に対して痛みというシグナルを送ることによって活動を制限させて‟それ以上”に行かないように

リスクマネージメントを通常行っています。

それは俗に言う「黄色信号」と同じような意味でとらえていただければと思います。

 

 

痛みや違和感、重さ、だるさ、しびれといった様な信号はその場が阻害されるか上流で阻害しているかの二択に分けられ

 

さらにそれ自体が誤作動してしまっている場合もあります。

※これは主に閾値と言われる感覚や反応や興奮を起こさせるのに必要な、最小の強度や刺激などの(物理)量が関係しています。

 

特殊な例としては幻肢痛や前頭前野の機能不全(ドーパミンの分泌不良)などによっても痛みが引き起こされる場合があります。

 

話がそれてしまいましたが、痛みに関係のある受容器についてお話をさせていただきます。

痛みを出す受容器は主に二つ

Aδ繊維とC繊維になります。

 

Aδは圧力のみ。Cはそれ以外の侵害刺激に対して反応します。

 

少し難しいので割愛しますが、要は圧力が加わると痛みやすいということです。

 

 

では物理的に圧力をかける際には実際にかかっている場所にだけ力を入れればかかりますか?

 

答えは‟NO”それが運動連鎖です。

 

上のイラストの万力と同じです。

 

下で代を固定する力と左右から押す力が加わって初めてポイントで圧力が加わるようになります!

 

人間の運動も同じで痛みが出る過程も同じです。

痛むところだけが本当に悪いのか?

 

足が痛くても運動の連鎖を見ていくと原因は肩にあったり、首の痛みがある方も原因が腰だったり。

 

ヘルニアが出ていても原因が違うところにあったり。

 

痛みなどのシグナルは‟結果”です。

 

過程を意識してください。痛む過程は痛みが出る直前の行動にあります。

その行動をしっかりと見極めて対策を打てるようにしていきましょう!

 

 

メタボと言われた方が脂肪だけを何とかしようとしますか?

まず、生活習慣からですよね?

食事、運動、睡眠など。

 

全く同じことです。

 

寝起きで痛ければ寝床や寝方

歩いている時ならシューズや歩き方

座っているときであれば椅子や座り方

 

皆さんの辛い直前は何をしましたか?

 

トータルアドバイザーとして矯正からエクササイズ、正しい動かし方までをお伝えしていく事をさせていただいております !!

 

姿勢を矯正したい方、デイケアや老人ホームに行かれているご高齢の方、美容目的、モデルの方成長期のお子様、産後のお母さん、デスクワークの多い方、スポーツ選手etc

 

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