小学4年の夏。
酔った父に背後から
胸を触られた。
それも2回。
押入れから布団を
出そうとしていた時だった。
父は酔っていたから。
ほんの冗談のつもりで
やったのかもしれない。
でも、いくら酔っていたからって
娘の胸を触ろうだなんて
そんな変な気を起こす父親が
どこにいるだろうか。
当時の私は
ショックと気持ち悪さで
声を出すことも、抵抗することも
そのことを母に打ち明けることも
一切できなかった。
20年以上経った今でも
このことは記憶から薄れることなく
私の心にしっかりと刻まれ、
仕事中、当時の父と似た背格好や
血の気が多そうな感じの男性が
自分の背後に立つと、
気持ち悪さでいっぱいになり
「なにかされるのではないか」
と疑心暗鬼になってしまう。
恐怖で心がいっぱいになる。