ディープインパクトのブログ

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積極的な生徒指導と消極的な?生徒指導とは、後者の生徒指導は問題が起こり、その対応に追われ、全てのことが後手に回ってしまう対処方の生徒指導で、学校生活においては、学校にもよりますが、頻繁に起こることです。頻繁に起こるので、生徒指導というと、児童生徒を指導することが「=」で結ばれているように勘違いされがちですが、本来の生徒指導は、「発達段階に応じた自己指導能力の育成への支援・援助」であるべきだと思っています。

では、「自己指導能力」とはいかなるものでしょう。「自己指導能力」とは、「自己理解」、すなわち自分自身に対する洞察を深めることであり、今の自分の現状を把握することだと思います。そして、「自己受容」、すなわちありのままの自分を認めることだと思います。この2つのことを基に、自分自身が追求する目標を見つけ、その目標を達成するために、主体的に自らの行動を決断し、実行することだと思います。

そして、この「自己指導能力」を育成するために、児童生徒一人ひとりが自己存在感を実感できる場の設定、教員と児童生徒及び児童生徒間の共感的人間関係、自己決定の場を設定することです。

生徒指導も人権教育も特別支援教育も根幹は同じだと私は思っています。そして、これらの指導や教育は全ての教育活動の中で行われるべきものであり、特に取り出して指導をしたり、特別な教材を投げ込んで授業をしたりするだけではないと思います。

そこで、普段の授業において、積極的な生徒指導をどのように行うか。

授業の中で、児童生徒に自己決定の場をつくり、自己存在感を与え、学び愛(あい)を通して共感的な人間関係をはぐくむことにより、自己指導能力を育成することです。なんて、抽象的なことを言われても、なにからどうすればいいか、悩んでいる先生には、さっぱりですね。

じゃ、具体的には、6年生の社会科でやっている授業など、自分の疑問に思ったことや友達の疑問に思ったことから、自分で興味あることを調べ、発表し、また、新たな興味が生まれ、それを調べたり、考えたりすること。これがすなわち、「自己決定の場」を与えている授業ですね。

それぞれの発表の場で、一言、教師がプラスの評価を与える。たとえば「○○さん、そこまでよく調べましたね。・・・」とか。「○○さんと同じで、・・・」ということから、一人ひとりが自己存在感を実感できるんですね。また、この2つの例では、教員と児童生徒及び児童生徒間の共感的人間関係がでますね。

しかし、反対意見「○○さんとは逆で、・・・」という意見も出ます。これも大切なことなんです。反対意見が出るということは、最初に発言した人の意見をしっかりと聞いていたということなので、そこには自己存在感があるのです。

6年生の社会科の授業を例にしましたが、算数でも国語でも可能でしょ。算数の答は1つでも、求め方は何通りもあります。数学的には最も楽に解ける方法がよいのですが、多角的なものの見方を身につけ、色々な方法を考えられることは、とても大切なことです。少し話はずれましたが、何通りもある求め方をベストな求め方以外を否定しないことです。色々な求め方をプラスに評価するか、否定しマイナスに評価するかにより、児童生徒との人間関係は共感的ではなく反発するだけです。また、そこには自己存在感は存在しません。自己決定の場は、全否定されているので自己決定の場とはいえない。