インフルエンザ治療薬「タミフル」は、01年2月に国内販売が始まり、インフルエンザ治療目的で延べ約3500万人が使用したと言われています。


新型インフルエンザにも有効な可能性があるとされており、国や自治体も備蓄をしています。


厚生労働省の報告では、タミフル服用で亡くなった患者さんの数は、2006年10月までに54人、このうち3人が転落などの異常行動死と言われており、残りの原因は、肺炎や肝機能障害などだったそうです。


テレビのニュースだけを信じて欲しくはないのですが、医療機関を通して、患者やその家族らに注意を呼びかける文書を配布し、注意喚起をすべきです。


インフルエンザ患者が異常な行動を見せる例は、タミフル発売前から知られているのですが、早期のタミフルによるものかの解明をして欲しいものです。

インフルエンザ治療薬の「タミフル」(一般名オセルタミビル)を処方された患者さんの中学生がマンションから転落死した例が愛知県と仙台市で相次ぎました。


同様の例は以前にもあったのですが、厚生労働省は因果関係は不明であるとか、否定的なコメントが多いのが現状です。


厚生労働省は、今冬に1万人規模での調査を進めているそうですので、結果を冷静に評価していきたいと思っています。


専門家の意見を聞いてみても、タミフルと異常行動の因果関係は否定的だと判断していると国は話していますが、これだけ転落死が出ると薬剤師としても見逃すわけにはいかないのが現状です。

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後発医薬品と先発品との同等性について、厚労省は、臨床上の安全性と有効性は許容範囲内にあるとの考えです。


厚労省は、厳密に言えば、先発品と後発品は同じであって同じではないが、それは添加物の違いであって、有効成分はまったく同じと強調する。


ただし、ある研究結果では、ある先発品とその後発品6種類の同等性を調べたところ、後発品の最高血中濃度にばらつきがみられ、ある後発品は先発品の18%にとどまったという。


最高血中濃度とは薬の効き具合のことを言うのですが、添加物などを含む薬では同等性を問うのが難しいのが現状です。


後発医薬品で、メーカーが再評価検査で提出する資料は、自社で作成した書類であり、第三者機関が品質をチェックする機関は日本では必要ありません。


こうした現状で値段が安価だという理由でくるMRがいますが、血中濃度を指摘すると急に弱腰になる後発品メーカーが少なくありません。


後発品メーカーには、信頼度を高めてもらいたいというのが一薬剤師としての気持ちです。

先発医薬品と主成分が同じだが、より安価な後発医薬品の使用状況をめぐる厚生労働省の調査で、後発品への変更可と医師が処方せんで指示しても、実際に薬局で後発品が出されるケースは、このうち5・7%にとどまっていることが7日分かったと発表された。


これだけ聞くと薬剤師は何をしているのだと言われそうだが、自分の意見からすると主成分は確かに同じだが、効果が明らかに落ちる医薬品も少なくないと言いたい。


安価な薬に変更するだけなら薬局的にも点数が加算されるし、在庫数を言う薬局もいるが自分の薬局ではあまり問題ではない。


後発品は、先発品の発売から20~25年たって特許が切れた後、別の医薬品メーカーが製造・販売出来る。


厚労省は価格を先発品の7割に設定して使用を促進している。


医薬品市場での後発医薬品のシェア(数量ベース)は、米国や英国で5割、ドイツで4割なのに対し、日本では約16%と諸外国と比べ低いのが現状と言われていますが、これが薬の質まで考慮しているかどうか考えて欲しいものです。