NHKの番組ではありませんが、“明日を読む”ことができ
れば、大怪我をすることがないのは誰もがわかることで
すよね。
でも、“明日を読む”ということができません。
私は、職業柄、少しは、“明日を読む”ことができます。
なぜかと言いますと、税制改正をいち早く、読んで、明
日は何をすべきかを判断するようにしているからです。
今回の税制改正を非常に参考にし、対応しています。
まずは、ざっくりとネットビジネスをなさっている方に
とって必要だろうと思われる改正点からふれたいと、
思います。
23年度の税制改正を特にネットビジネスの方むけに要約
したのが以下です。
・無申告者等への罰則強化
所得税の確定申告をすべきであるにもかかわらず、
故意に申告をしない人への罰則が強化されます。
ネットビジネスを過去何年もしてきて、いまだに確定
申告をしていない人にとっては、厳しい罰になります。
・税務調査手続の透明性等
逆に、毎年確定申告を期限内にしている人にとっては、
税務署員が突然家に来るというようなことはなくなり
ます。
税務調査に先立ち、原則として事前通知を行うことを
法律上明確化されます。
・白色申告者の記帳の義務化
白色申告者の記帳が義務化されますので、ほとんど
青色申告とかわらなくなると思ってよいでしょう。
領収書などの保存が大事になってきます。
ここまでで“明日を読む”と今年の3月15日の確定申告
の時期には、今まで無申告だった人も絶対申告しないと
いけないことがわかります。
また、白色申告者は3月15日までに23年度分の所得税の
確定申告から青色申告の承認申請をすべきこともわかり
ます。
しかも、65万円の青色申告特別控除を受けないと大損
ですので、次の会計ソフトが必要になることがわかる
でしょう。
→ http://yousense.info/fwd/faceichiban2
税制大綱が 「公平・透明・納得」の3原則を基本にし、
健全な納税者意識を養うことが目としているからです。
公平の観点からは白色申告者や無申告書の義務や罰則を
強化すること。
正しい申告納税者には透明で納得のいく税務調査が
行われることになるのです。
ここまでお分かりいただけましたか?
では続いては、私にとっても重要な改正のお話しです。
・上場株式の10%軽減税率の2年間延長
現行の上場株式等の配当・譲渡所得等に係る10%軽減
税率は、2年延長し、平成26年1月から20%本則税率。
・FXは店頭、市場取引が統一
FXについては、店頭取引に係る所得については、
くりっく365の市場取引に係る所得と同様に、
20%申告分離課税とします。
しかも両者の通算及び損失額の3年間の繰越控除を
可能とします。
平成24年1月からになります。
この金融証券の税制改正から“明日を読ん”で見ましょう。
国民1人あたり1000万円からある貯蓄を投資に向かわせ
景気を良くしようという狙いがあります。
ゼロ金利政策を続け、利息生活ができなくすることと
ともに相乗効果を期待しようというのです。
政府の狙いは、良くわかります。
では、我々は政府の意図を上手に生かす必要があります。
私の場合を例にとりますと、
昨年末に19万円もする「FXプロフィットマキシマイザ」
を買いました。
今年1年勉強の年にして、来年から大きく儲けることを
自分では目論んでいます。
来年からは儲けの20%の税金です。
この改正で、来年からは個人投資家のFXへの投資が活発
になること間違いないはずです。
そのためにいち早く、勉強し、トレーダーとしての仕事
も視野に入れているのです。
FXに関してもブログも量産していきます。
Facebookも始めていきます。
FXプロフィットマキシマイザでの体験をそのまま記事に
していけばよいのですから簡単です。
お金でお金を増やすのが一番良いのは銀行を見ればわか
りますよね。
銀行などのように我々も上手に実践しましょうね。
税制改正は“明日を読む”手段なのです。
(株)フロンティア 代表取締役 佐伯 祐司
私ども株式会社フロンティアの税務に関する商材です。
税金は、個人個人違う悩みをお持ちです。
身近な税理士としてあなたのブレインにいかがでしょう。