あたし宛に1通の手紙が届いた。
差出人は福祉センター。
何だろう???
と思いながら中を読んだ。
久しぶりに見る名前が書かれてる。
あたしが7歳のときに
両親は離婚した。
実父の名前だ。
父は腰、膝の病気の為仕事が出来ないため
生活保護を受けているらしい。
生活保護を受けるには生活保護法の定めにより
民法に規定されている扶養義務者から
出来るだけ扶養援助を受けていただかなければならないとか。.
無理だ。
離婚の原因もお金やったのに
病気とかも嘘のような気がする。
何年経ってる?
あたしの中にどれだけの記憶がある?
どうしてちゃんと生活していてくれなかったんだろう。
再婚して普通の生活をしていてくれなかったのだろう。
あたしには今の生活がある。
今の旦那と幼い子供が居る。
だから援助は出来ない。
とても余裕はないのだから。
出来るだけ扶養援助と書かれている。
だから必ず援助しないといけない訳じゃない。
妹の所にも
この手紙は行くんだろうな。
当時、彼女は2歳だった。
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