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ちょっぴりおセンチな話。

昨日、5月19日をもちまして、俺が5年間勤めあげたお店が幕を閉じました。

IDにもなっているお店です。

正直実感が湧きません。

祖父が死んだ時、しばらく泣けなかった、その感覚とそれはよく似ている気がします。

もともと、今月いっぱいで店は離れるつもりでした。こうなることも、心のどこかでは解っていたんだと思います。


でも、自分の居場所がこうやって目の前から消えていくことは、やっぱり寂しい…

この5年間、いろいろなことがありました。
ま、大部分が酔っ払いの記憶ですが…

きっと、この店に居なければ出逢えなかった、この店に居たからこそ出逢えた、そんな人間関係が、俺の前には沢山溢れています。


これはきっと、後退なんかではなく、大いなる前進。



ありがとう、シェリー。
ありがとう、みんな。
ありがとう、歌舞伎町。

この5年間、素敵な思い出をありがとう。