そんなこんなな研修を終え、東京に戻ってみたものの、まだこれといって発見もなくなんとなく感じていたものしか残っていない今日この頃でした。それが昨日日比谷公会堂で警察庁と消防庁によるフリーコンサートをしていたのを聞きにいき、発見をしました。
当日は、午前中は皇居の周りにある芝で考え事をして、おなかが減ったのでその後日比谷公園内にあるオープンカフェの日比谷茶廊(さろう)でタイメシと沖縄ソーセージをギネスで流し込みました。その後コンサートへ向かう。
ちょっとかったるいなと思いながら入った館内はほぼ満席。内容もあまり期待してはいなかったものの意外にいけくちでした。そこで研修を通じて感じていたものを見ることが出来ました。というのは、警察庁も消防庁ももともとは陸軍、海軍の音楽隊から発展したもので、何人かの人が音楽隊の必要性を信じて消防庁、警察庁になっても続けたいと思い今に至っているそうです。そんな中、感じたことは、人とは根本的に信じて生きる生き物なのだなと感じました。
警察庁も消防庁も音楽隊なしでも十分機能を果たせると思います、がしかし、音楽隊の必要性を感じた人がいてその人が行動に起こしたから今もまだ残っていて、こうして昨日自分が聞きにいけたとおもうと、何かこう人が仕事をする上で大切なものを見たような気がしました。
研修でもそうだったのですが、新卒やミドルマネージメントの人々は社内にある価値観を微塵も疑わず、信じて実行する為に仕事をしていました。その価値観は社長であり、顧客満足であるのですが。そこで方法論なのですが、二つの方法が考えられると思う、まず一つ目は、社会的心理学で少人数の人が一つの大きなグループに入ると少人数の中で大切にされていたものも、大きなグループ内では意味を持たなくなってしまう。二つ目は、強烈なリーダー(ドリーマー)、明確な夢や目的を持ちそれを回りとシェアし個人の持つ人間的魅力や目的の持つ社会的価値によって魅了される。どちらも、強い企業を作るには必要かもしれませんが、今回の研修ではどちらかというと、前者の少人数が大きいグループ的な感じがしました。たぶん起業時には後者の強いリーダーがいたと思うのですが。
さて、研修で見たことも少しづつ理解し始めました。あさってからは2ヶ月目に入ります。まずは温度差を縮めてきたいと思います。
昨日の思い:
日本の気候も外国に似てきた。