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ナノウ「UNSUNG」

こんばんは、レポーターの笠原です(*´ω`*)

今日は渋谷のタワーレコードにCDを買いに行きました!

わたしがCDを買うなんてよっぽどのこと。
本なら気軽に買えるんだけど、CDにお金を出すのは…と思ってしまう質です。
でも今日買ったCDは発売決定した時からずっと欲しくて聴きたくて仕方なかった。

そのCDはナノウの「UNSUNG」という弾き語りのアルバム。

ナノウとは、わたしの大好きなバンドLyu:Lyuのヴォーカルであるコヤマさんの、
ソロで活動する時の別名義で、ボカロPネームでもあります。

今回のアルバムは、自身のポカロ曲をはじめ、様々なボカロ曲や洋楽などを、
アコースティックでカヴァーしたもの。
正直、選曲に統一性はあまり感じられないけれども、
でも、不思議とナノウさんの音楽になっていて、どれも心地良い世界を生み出していました。

個人的に楽しみにしていたのが、Coccoの「遺書。」と椎名林檎の「月に負け犬」です。
この2曲は本当に好きな曲なので、大好きなアーティストがカヴァーすると知った時は、
本当に狂喜乱舞でした!

どちらも女性ヴォーカルなので、男性が歌うとどうなるのだろう……と、わくわく。
男性、というのもそうですが、ナノウさんが、というのもわくわく。
きっと伸びやかな声で、どこまでも突き抜けた感じになるんだろうな、と思っていました。

「遺書。」はナノウさんのしっとりとした歌い方が、本当に「聴かせる」ためのもので、
最後の「ランランラララン……」のところは泣きそうでした。
平坦な歌い方なのに、感情がリアルに伝わってくるようで、
Coccoの歌うオリジナルとは真逆の印象を受けました。
でも、道のりが異なるだけで、行き着く先は同じ感動でした。

「月に負け犬」は優しい雰囲気だった。
椎名林檎は結構きっぱりはっきり歌ってるけど、ナノウさんはまろやかというか、マイルド。
でもサビの終わりの伸ばすとことか、椎名林檎に負けてない。
オリジナルが強さを感じさせる楽曲なら、ナノウVer.は少し可愛らしさも混じった感じでした。
カラオケでナノウVer.歌ってみたい……!

それから、やっぱり「文学少年の憂鬱」は素敵でした。
Lyu:Lyuヴァージョンより、弾き語りのほうが、わたしは好きかもしれないです。

そんなこんなで、やっと手に入れられた、大好きな音楽。
これからいっぱい聴きたいと思います。


UNSUNG/ナノウ

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