clown-comeさんのブログ

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俺は彼女とデートで街を歩いていた。

大きな交差点に差し掛かったとき、白い杖をついた老人が、黄色い板の上に立ち、信号待ちをしているのを見つけた。

福祉の職についている俺は、すぐに老人がハンディを持っていることに気付いた。

老人には
こんな人混みを渡るのは
少し大変だろう。

そう思った俺は
老人に声を掛けた。
「じいさん、 手伝ってやるよ」

そういって
老人を連れ、青信号を渡った。

渡り終えた時、
老人に厚く礼を言われた。
「今時、こんな優しい子がいるなんてね。
彼女さんを大切にな。」

「言われなくても分かってるよ。
気を付けてな、じいさん。」
そして
俺達は目的地に向かおうとした。

しかし
ここで違和感に気付く。
老人を振り返ったが、
既に人混みに紛れ、
その姿はない。

「どうしたの?」

ここで初めて彼女が口を開く。
「いや…
何でもない…」

俺は恐怖を隠しながら
そう言うのが
精一杯だった。
久しぶりに実家に帰ると、亡くなった母を思い出す
母は認知症だった
身の回りの世話をつきっきりでしていた父を困らせてばかりいた姿が目に浮かぶ
そして今は亡き母の書斎に入った時、私は初めて違和感を覚えた
母にプレゼントしたカレンダーが見つからない
何の気無しにテーブルを漁ると、ハサミでバラバラにされた幾つかのカレンダーの切れ端が順序良く並んでいる事に気が付いた
母はどんなに呆けていても、私のプレゼントは大切にしてくれていたのにと…私はショックを受けた
私は感傷とともに並べられた日付を整理した
4/4 4/4 4/10 6/11 3/1 6/12 5/6 7/2 6/7 6/17 4/10 4/14 5/16
私は一枚だけ向きが逆になっている6/17に気づき、他の日付と同じ向きに変えていると、一階の父が私を呼んだ。
今日から五年振りの父の手料理が食べられる。
感傷を胸に押し込み、私は母の書斎を後にした。
遂に開発した。
この薬はこれまでの科学では
踏み込むことの出来なかった
「霊」の領域を示すことが出来
るのだ。肉体はしんでも、精
神意識体は生きている事にな

実際にラットで実験もした、
死後にエネルギーを放出し
続けのだ。


理解のない上司、ならば私が
実証させてみる。

死ぬつもりなど一切ない。私
は死なないのだ。肉体は死ん
でも意識は行き続ける。


そして薬を身体に注入した。


気がついたら身体は寝ていた。
意識はある。だが
眼も閉じることが出来ない、
指一本動かせない…肉体は
死んだのである。


だが私の意識体が死んだ身体
からなかなか離れない、おか
しいな、もう少し待ったら肉
体から意識だけが離れるだろう

待つこと1時間、見開いたま
まの私の眼をハエが舐めた。
舐められた感覚があった。


恐ろしいことに気づいた