市販のカラー剤ってどうなの? | 大分県日田市Linkブログ

大分県日田市Linkブログ

大分県日田市の美容室Linkで働く美容師です
小国んもんです。
仕事だったり、色々書いてきます。


さっきお風呂場に入った時ショックなものを見ました…














{E1B458D3-AC41-48A3-A2BA-D86237AAAD74:01}




でん。



メンズビゲーン。


市販の白髪染めですね。
父のです。


息子が美容師。
ましてや、割と近場でやっているのに…




簡単ワンプッシュ。
その謳い文句に一応プロの美容師である僕は負けたのです。






と、ここまでのくだりから始まりますが

実際、お客様からもよく言われます。
「市販のカラーってどうなの?」
と、


簡単ワンプッシュに負けた一応、プロの美容師さんから言わせて頂きますと



強くはオススメできないけど、

(僕的には)別に使ってもいいんじゃない?
です。笑

ですが、
お客様によってはオススメできないどころか、使用を控えてほしいなぁ。と正直に言わせて頂くことはあります。



今の状態で市販カラーされたら次できることの幅が狭まる。

とにかくダメージがすごい。

髪の長さが割とロング。

の方なんかは市販カラー剤を使っていたら控えてください。とははっきり言ってます。




市販のカラー剤は簡単に言うと素人でも綺麗に染まるように出来ています。

裏を返して言えば、素人が使って染めても均一に染まるくらいの薬剤(強い薬剤とは言えませんが…)ということなのです(°_°)



素人さんがある程度無茶に塗ってもそこそこの仕上がりになる色味と薬剤設定です。

ここから先は文字に起こすとブログというより論文じみてきますので割愛しますが笑
(気になったら来店時に気軽に聞いて下さい笑)



でも

白髪が多い方なんかは間で市販使ってる話はよく聞きますが


そういうニーズは全然あってもいいと思いますし、むしろ上手い使い方だと思います。


極論、
市販とサロンの違いはクオリティ。
だと僕は思ってます。


市販のカラー剤もそこそこ色味は豊富ではありますが、
サロンは何百、何千の色味を作り出すことができ、

更にそこからお客様一人一人に合った色味。
ダメージを考慮した前処理。
多色使いのテクニック。
上げ出したらキリがないくらいの差が市販のカラーとサロンのカラーにはあります。


ですから市販カラー剤の何倍ものお値段ですし、
それだけ責任を持ってさせて頂いてます( ̄ー ̄)ニヤリ



しかし、それを抜いても市販カラー剤の安さは魅力的だし、高校のとき市販で染めてたし、前に比べて市販のカラー剤もだいぶ良くはなってきているので、個人的には全然使っておっけー!

という見解です(^^)


安さをとるか、クオリティをとるか。




安さに負けた悔しさ混じりの本日のブログでしたが、
こんな話もたまには、笑

では。