先日、友人が宇多田ヒカルのライブに行ってきた模様。
一度は生で聴いてみたいアーティストの一人だけに、
心から羨ましいと思った。
忘れもしない、1998年12月24日。
アメリカへ留学する際、まだまだ名前も知れ渡っていない、
宇多田ヒカルのCDを空港で買い、一人クリスマスイブを
“Automatic/time will tell ”を聞きながら飛行機に乗ったこと。
大学に通う車の中でも、いつも
time will tell
が流れていた。
Time will tell 時間がたてばわかる
Cry だからそんなあせらなくたっていい
Time will tell 時間がたてばわかる
Cry 明日へのずるい近道はないよ
きっと きっと きっと
そこから気付けば、12年。
なにがなんでもライブに行って、お礼を言うべきだった。
“ありがとう”って。
“あなたの曲があったから、がんばれました”って。
彼女の歌には、何かとてつもない味わいと、軽やかな
旋律がある。
それがいつの間にか、心に響く。
また、いつか「人間活動」が音楽にできる日を、
“Flavor of Life”を存分に感じた彼女の歌を、
聴ける日を楽しみに待つことにしよう。







