自己紹介にも書いてますが、
アメリカにいるころ、よく公園でサッカーをしていました。
メキシコ人と。
名前を言っても、 ナカタ~ナカタ~ と呼ばれ、
中田英寿さんの影響はここまで及んでいるんだと感心したものです。
そんな中、ある時、
メキシコ人と接触し、すんごい痛みに襲われその場でダウン。
みんなが集まってきて(ほぼメキシコ人)、僕を囲み、
いや~って顔して、“OK、OK”と。
自分で接触をした右足を触ると、骨がぼこぼこしてる。。。
しばらくすると遠くから、救急車と消防車(アメリカはセットできます)
広い公園内にタンカを持ったレスキューが走ってきて、
そのままなすがままに病院へ。
ERに運ばれ、処置されるまで4~5時間痛いまま待たされ、
伝えられたのは、右足の複雑骨折・・・
ひとまず包帯ぐるぐる、固定され、
2週間後に手術ですと。。。
言われるがまま、2週間後に病院へ行き、
全身麻酔かけられ、手術し、右足にボルトを入れられ1日だけ入院。
その間あまりにも痛いので、モルヒネを打たれ、
ふわふわしてました。笑
その後は、経過報告や抜糸などで病院に通っていました。
しばらくすると、家に請求書の数々が送られてきた。
救急車や病院、薬代、最初は100ドル、500ドルと加算され、
まあ海外保険入ってるから大丈夫だろうなんて、だろう運転をかましていたら、
あれよあれよと加算されていき・・・
合計1,000万円以上!!!!!
(余談)
あとで知らされるのだが、
執刀してくれた先生がUCLAのスポーツ医学の有名な先生で、
2年後に日本でボルトを抜く手術をしたとき、日本の先生が
キレイな傷口を見て関心していた。
(話は戻り)
僕の海外保険で摘要される保証額は250万円。。。
え?足らないじゃん。。。
どうする?どうしよ?
一応病院や各請求書が来るところにもこの保証額を伝えても、
まったく対応してくれず。。。
日本の家族は冷や汗もん。
電話で家族会議。
仕方なく弁護士にお願いすることになり、この件については、
弁護士にお願いすることになり、1年間病院と交渉。
(その間も病院側からは追加の請求書や支払い催促状が送られてくる)
こっちとしてみれば、いやいやそんな費用かかるなら事前に言ってよ。
病院側は、済んだことだから払ってよ。
ってな感じ。
この交渉していた1年間は気が気じゃなかったし、
病院側も全面的に払ってよ~スタンスなんで平行線。
まあ結果は、アメリカっぽい結末?で。
僕のビザが切れて日本に帰らなくてはならないことを
病院側に説明しに言ったら、
あっさり “保険の適用内の250万円でいいよ” と。
え?まじで?
僕としてはありがたいけど、いままでの交渉はなんだったの?
憶測としては、このまま本人がアメリカからいなくなって
交渉が面倒になるよりかは、取れる範囲内で取っておこうと
思ったんだろうね。
一件落着と言いたいところだけど、アメリカはほんとイイカゲンで
その結果が各方面にしっかり伝わっておらず、
その後も数年僕へ請求書と催促状が送られてきたとさ。
保険は大事だよ~

