生徒さん１人１人全てレッスンのやり方が違います。
生徒さんの個性に合わせているところがあるので、プラスの面は伸ばし、マイナスの面は、なぜそうなるのかいろいろ考えながら対処法をみつけています。
小学生のAちゃんは、毎日よく練習をしています。
練習する時間を決めてやっています。
でも毎回、注意したところが直っていません。
直すところに付箋を貼って、レッスンの最後にもう１度、何を気をつけるのか確認してから、レッスンを終わっています。
でも直ってこないので、「どのように練習したの？」と聞いてみました。
「普通に練習した」と返事をします。
「普通の練習って？」と細かく聞いていくと、ただ通して弾いていたことになりました。
そこで、Aちゃんにとって１番良い練習の仕方をレッスンの中でやってみました。
最初のページに貼ってある付箋の意味を確認して、そこだけの練習をします。
それができたら、最初のページだけ通して弾きます。
同じように、次のページもやっていくと、全て付箋を貼ったところが直っていきます。
このやり方が今１番合っていることを、Aちゃんとお母様に話して、レッスンを終わりにしました。
部分練習は、なかなか根気がいることですが、１番うまくなる方法ですね。
頑張ってほしいです。
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