ご訪問頂きありがとうございます
病院や駅などの公衆施設に設置されている
「オストメイト対応トイレ」
（ここは阪急三宮駅構内）
ご存じですか？
オストメイトとは
病気や事故など様々な理由で
消化器官や尿管が損なわれ
排泄のために腹部にストーマ（人工肛門、人口膀胱）を
造設された人のことを言います。
ストーマは袋のようなもので
そこに排泄物が溜まるようになっています。
トイレの特徴としては
かがまないでストーマに溜まった便を
捨てられる流し台があること。
通常のトイレだと
捨てる時にかがまないといけない為
内容物がこぼれてしまう可能性があります。
オストメイト対応のトイレはまだまだ少ないので
不便だろうと容易に想像出来ます。
手術で腸の機能や自律神経が切断されていて
便意を感じないため
いつ排便するか分からないのが心配なところです。
ただこのような状況でも
もちろん外出や運動、旅行など楽しんでいらっしゃる方は多いと聞いています。
でも外出がおっくうになったり心配が先に立って
家にこもってしまう方も。
ガンも年々増えており
大腸ガンも割合も男女共に上位です。
なのでオストメイト対応のトイレも今後増えて
もっと自由に行きたいところに行き
楽しめるようになってくると思うのですが
そうならないように予防したいですよね。
実は私の叔父が２０年程前に大腸ガンで
ストーマをつけているのですが
叔母から聞くと
外出する時にはやはり気を遣うそうです。
今であれば叔父に色々と聞きたいところですが
その時は私はまだ違う仕事をしていたし
もしセラピストであったとしても
２０年前だと叔父もまだ若かったので
男性としての尊厳もありますから
やっぱり聞けなかったかもしれないと思う。
そして叔母も数年前に大腸ガンになって
術後感染症にかかって長く入院していました。
ただ叔母も叔父も転移していなかった事が幸いでした。
でも、ちょうど同じ頃、知人が大腸ガンになって
見つかった時はもう手遅れで
転移が進んでおり他界してしまったのです。
たった数か月の出来事でした。
以前にも書いたと思うのですが
腸を知ってその時の腸に適切な対応をする事は
自分の人生そのものがかかっています。
私にしか出来ない事でお伝えしていこうと
改めて思うのです。