・・・そういうことだったんだね。
ごめん。
気がつかなくて。
きっと知らず知らずに、
貴方を傷つけてきたんだ。
貴方のことを想えば想うほど・・・
もっともっとと欲張りになって、
貴方の全部を欲しがって・・・
ごめんね。
ごめんなさい。
全部信じたわけじゃなけど、
聞こえてくるいろんな雑音を、
もしかしたら、これが真実なのかも・・・って真に受けて・・・
貴方はずっとブレずに、
そこにいるのに。
ごめん。
ごめんなさい。
貴方は真っ直ぐに、
こっちを見ていてくれたのに。
やっぱりね、
他の誰でもないんだ。
貴方なんだ。
好きなのは貴方なんだ。
貴方の言葉が、
1番、ストンと入ってくるんだ。
貴方の言葉だけが・・・
聞けてよかった。
貴方の想いを・・・
貴方が好き。
やっぱり貴方が大好き。
きっともう・・・この先、
この思いは変わらない。
貴方が好きだよ。
大好き!
どこで何をしていても。
貴方を愛してる。
とりあえず今は・・・
貴方を抱きしめたい。
「智くん!
ギュってしてあげるから、おいで!!」
「は?翔くん急にどうした?何言ってんの?」
「もう智くん、照れんなよ〜」
「照れてないわ!何?」
「何じゃないよ。
俺、今無性に智くんのことを抱きしめたいの!
いいからおいで!」
「・・・なら、そっちが来いよ」
「行く!!」
「うわあ、ちょ・・・、翔くんマジでどうしたの?」
「・・・智くん大好きだよ。
今までもこれからも、ずっとずっと好き・・・」
「・・・ん」
「どこに行っても、
何をしてても、俺、ずっと貴方についていくからね」
「・・・マジか」
「マジだよ。
ずっと一緒だからね」
「・・・うん」
貴方と同じものを身につけて、
貴方を想うよ。