自分の 腹 に 散 ったも のを見 て、

智くんもって思ったら、

今まで以上に、智く んのことが 愛 おしくなった。

 

 

し た あと  に、

こんなふうに思ったのは初めて。

 

 

智くんへの想いが溢れてくる。

自分の心が満たされていく。

 

 

今まで以上に智くんのことを大切にしようと思った。

 

 

初めてのことで、

起き上がることもままならない智くん。

 

 

俺のせいなんだけど、、

絶賛俺のせいなんだけど、

口を尖らせて怒ってるのも、

それすらも可愛くて。

 

 

全部俺がしてあげたい。

そう言って、してたんだけど・・・

 

 

・・・・・

・・・・・

 

 

ああ、だめ、可愛すぎるんだって。

声も仕草も全 部 全部可愛いんだって。

 

 

気がついたら、

また・・・

智くん の 中 に いた 。

 

 

続けざまに・・・ってもの初めて。

 

 

俺に手を伸ばす智くん。

その手を取って、指 を 絡 め、再 び 高 み へ。

 

 

 

2度 目 の 至 福 の 時を 迎え、

俺は智くんの身体 に倒 れ こんだ。

流石にもう限界。

 

 

「ごめん、重いよね、でももうちょっと待って、

俺も、もうすぐ動けない」

 

 

「・・・・・」

 

 

「智くん?」

 

 

「・・・・・」

 

 

あれ?

 

 

智くんから返事がない。

ゆっくり身 体を 起こすと、

智くんが動かなくなっていた。

 

 

「・・・え?智く・・・ん?智くん!!!!」

 

 

慌てて抜いて、

智くんを 揺 さ ぶる 。

あ、揺 さぶ  っちゃダメか、でも、どうしたら・・・

 

 

どうしていいかわからず、

ぎゅっと抱きしめると、

何か聞こえてきて、

耳をすますと、

 

 

・・・規則正しい音。

ってことは・・・?

 

 

「ああ、なんだ・・・、寝ちゃったのか・・・

マジ焦った〜〜〜〜、よかった!智くん!」

 

 

これって、

もしかして、抱 き 潰 し ちゃったってやつか。

 

 

ごめん、智くん。

でも・・・我慢できなかったんだよ。

智くんが可愛すぎて・・・

 

 

起きたら謝るから許して。

スヤスヤ眠る智くんのおでこにキスを落とす。

 

 

あ!

寝るにしてもこのままじゃダメだよね。

風邪ひいちゃう。

 

 

お風呂に入れてあげて、

身体を綺麗にしてあげたほうがいいかな?

でも、寝てるのを起こすのも・・・

 

 

とりあえず、智くんの身体を綺麗に拭いて、

着替えは・・・俺のでいいか。

俺ので我慢してもらおう。

 

 

着替えさせている間も、

智くんは起きることなく、

気持ちよさ気に寝てる。

 

 

起きたらお風呂に入れるようにしておこう。

多分智くんは自分では歩けないだろうから、

一緒に・・・

 

 

一緒に?

智くんと一緒にお風呂・・・

くはっ!!/////

 

 

想像しただけで、

また身体 が 熱 くなる。

 

 

流石にもうダメだぞ!

智くんに負担 がかかりすぎる!

ム ク ム ク 起き上がろうとするそいつに言い聞かせる!

 

 

・・・・・

よし!風呂の準備をしよう。

 

 

ああでも・・・俺も眠たくなってきたかも。

今日はいろんなことがありすぎた。

 

 

風呂の準備は後でもいいか。

とりあえず最低限のことだけして、

智くんの隣 に滑 り 込んだ。

 

 

ふふ、

智くんって本当にいい匂いがするんだよな〜

なんていうの?

赤ちゃんみたいな甘い匂い・・・

 

 

すっげ、落ち着く。

この匂いに包まれてると、

余計に眠たくなってくる。

 

 

やべ・・・おちそ・・・

智くんあったかい・・・し・・・

 

 

 

 

貴方にしかこんなふうに感じない。

貴方にしかこんなふうにならない。

 

 

貴方だけだよ・・・

 

 

きっとずっと・・・