ニノside
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・ええっと」
「ん?」
楽屋で台本を開いてセリフを確認してる相葉さんの横に座って、
相葉さんの身体にもたれてゲームする。
「その・・・ええっとニノ?
なんか近くない?気のせいかな?その・・・」
「近い?いつもと一緒だけど・・・
あ、ご、ごめんなさい、無意識だった。
セリフ覚えるのに邪魔ですね。離れますね」
「や!邪魔じゃない。
むしろ・・・嬉しい!!」
「え?」
「じゃなくて、全然平気このままで!」
「そう?じゃあ、このままで。
あ、知ってます?
翔さんと大野さん。同棲話ストップしそうなんですよ?」
「え?マジで!!
翔ちゃんやっといい物件見つけたって大喜びだったのに?」
「ね?翔さん何かやらかしたのかな?
大野さんが怒っちゃって・・・」
・・・本当はやらかしてるのは、
翔さんじゃなくてあなたですけどね。
「え?大ちゃんが怒る?
翔ちゃん一体何やらかしんだ」
「ですよね。
そうだ、大野さんといえば、
最近、私大野さんとよく話してるんですよ。
話というか・・・相談?」
「大ちゃんに相談事?」
「はい、お恥ずかしいんですが、
いわゆる恋愛相談・・・
今まで好きだった相手に何してんのって話ですが・・・」
「・・・え?れ、恋愛相談??」
「ええ。実は大野さんよりも気になる人がね、
・・・できちゃって。
その人のそばはねすごく居心地がよくて・・・」
「え!!」
これは本当。
いつの間にか大野さんのそばより、
相葉さんのそばのほうが・・・
ねえ、気づいてる?
少し身体をずらし、
相葉さんの膝の上に頭を乗せる。
「え?ニ、ニノ?」
「・・・眠くなってきちゃった。
ちょっとだけ膝かしてください」
「/////」
そっと薄眼を開けて、
相葉さんの顔を盗み見る。
真っ赤な顔して、
台本よんでるフリして、
私の顔をチラ見してる相葉さん。
ねえ、今ドキドキしてますか?
相葉さんが緊張してるのは、
触れてる膝から伝わってくる。
それは何のドキドキ?
私と・・・一緒ですか?
「ねえ、相葉さん」
「ん?何?」
「今2人っきりですよね?」
「え?」
「私と相葉さんの・・・2人だけ」
「んあ?・・・そうだね。
・・・2人きり・・・だね」
じっと相葉さんの瞳を見つける。
そして、相葉さんの頬に手を伸ばす。
頬に触れる瞬間に、
相葉さんが顔を上げ、楽屋のドアの方を見た。
「み!みんな遅いな〜、仕事押してるのかな?」
「・・・・・」
ああ、そう。
みんな・・・ね。
今、私と2人っきりなのに・・・
ああ、そう。
・・・・・
・・・・・
おっと、作戦を忘れるところだった。
押してダメなら・・・だったよね。
身体を起こし、
相葉さんと距離をとって座り直す。
「あっ・・・ニノ・・」
「・・・みんな遅いですね」
「え?うん・・・あ、あのさ・・・ニノ」
相葉さんが何かを言いかけたタイミングで、
翔さんと大野さんが楽屋にやってきた。
「あ、大野さん♡」
私と相葉さんを見て、
大野さんが慌ててる。
「あ、あれ?もしかして邪魔した?」
「まさか!全然!ね、相葉さん」
「・・・え?う、うん」
「大野さんここに来て〜!
また話聞いてくださいよ〜」
私と相葉さんの間をぽんぽん叩いて、
大野さんに座るように合図する。
「じゃあ、遠慮なく!」
「え?」
「は?」
そこに座ったのは大野さんじゃなくて、
ブスッとした顔の翔さん。
「ん?俺を指名したんじゃないの?」
「ついに耳まで悪くなりました?
ほらどいたどいた!大野さんがいいの!」
「・・・・・」
「翔さん?」「翔くん?」
「・・・わかってるよ」
翔さんがどいて場所に大野さんが座る。
立ち上がった翔さんが、
キッと相葉さんを睨む。
「・・・ん?え?」
「お前のせいだぞ!!」
翔さんに頭を叩かれる相葉さん。
「い、いて!!なんで?」
ああ、翔さん、
色々なストレスを相葉さんにぶつけちゃった。
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・ええっと」
「ん?」
楽屋で台本を開いてセリフを確認してる相葉さんの横に座って、
相葉さんの身体にもたれてゲームする。
「その・・・ええっとニノ?
なんか近くない?気のせいかな?その・・・」
「近い?いつもと一緒だけど・・・
あ、ご、ごめんなさい、無意識だった。
セリフ覚えるのに邪魔ですね。離れますね」
「や!邪魔じゃない。
むしろ・・・嬉しい!!」
「え?」
「じゃなくて、全然平気このままで!」
「そう?じゃあ、このままで。
あ、知ってます?
翔さんと大野さん。同棲話ストップしそうなんですよ?」
「え?マジで!!
翔ちゃんやっといい物件見つけたって大喜びだったのに?」
「ね?翔さん何かやらかしたのかな?
大野さんが怒っちゃって・・・」
・・・本当はやらかしてるのは、
翔さんじゃなくてあなたですけどね。
「え?大ちゃんが怒る?
翔ちゃん一体何やらかしんだ」
「ですよね。
そうだ、大野さんといえば、
最近、私大野さんとよく話してるんですよ。
話というか・・・相談?」
「大ちゃんに相談事?」
「はい、お恥ずかしいんですが、
いわゆる恋愛相談・・・
今まで好きだった相手に何してんのって話ですが・・・」
「・・・え?れ、恋愛相談??」
「ええ。実は大野さんよりも気になる人がね、
・・・できちゃって。
その人のそばはねすごく居心地がよくて・・・」
「え!!」
これは本当。
いつの間にか大野さんのそばより、
相葉さんのそばのほうが・・・
ねえ、気づいてる?
少し身体をずらし、
相葉さんの膝の上に頭を乗せる。
「え?ニ、ニノ?」
「・・・眠くなってきちゃった。
ちょっとだけ膝かしてください」
「/////」
そっと薄眼を開けて、
相葉さんの顔を盗み見る。
真っ赤な顔して、
台本よんでるフリして、
私の顔をチラ見してる相葉さん。
ねえ、今ドキドキしてますか?
相葉さんが緊張してるのは、
触れてる膝から伝わってくる。
それは何のドキドキ?
私と・・・一緒ですか?
「ねえ、相葉さん」
「ん?何?」
「今2人っきりですよね?」
「え?」
「私と相葉さんの・・・2人だけ」
「んあ?・・・そうだね。
・・・2人きり・・・だね」
じっと相葉さんの瞳を見つける。
そして、相葉さんの頬に手を伸ばす。
頬に触れる瞬間に、
相葉さんが顔を上げ、楽屋のドアの方を見た。
「み!みんな遅いな〜、仕事押してるのかな?」
「・・・・・」
ああ、そう。
みんな・・・ね。
今、私と2人っきりなのに・・・
ああ、そう。
・・・・・
・・・・・
おっと、作戦を忘れるところだった。
押してダメなら・・・だったよね。
身体を起こし、
相葉さんと距離をとって座り直す。
「あっ・・・ニノ・・」
「・・・みんな遅いですね」
「え?うん・・・あ、あのさ・・・ニノ」
相葉さんが何かを言いかけたタイミングで、
翔さんと大野さんが楽屋にやってきた。
「あ、大野さん♡」
私と相葉さんを見て、
大野さんが慌ててる。
「あ、あれ?もしかして邪魔した?」
「まさか!全然!ね、相葉さん」
「・・・え?う、うん」
「大野さんここに来て〜!
また話聞いてくださいよ〜」
私と相葉さんの間をぽんぽん叩いて、
大野さんに座るように合図する。
「じゃあ、遠慮なく!」
「え?」
「は?」
そこに座ったのは大野さんじゃなくて、
ブスッとした顔の翔さん。
「ん?俺を指名したんじゃないの?」
「ついに耳まで悪くなりました?
ほらどいたどいた!大野さんがいいの!」
「・・・・・」
「翔さん?」「翔くん?」
「・・・わかってるよ」
翔さんがどいて場所に大野さんが座る。
立ち上がった翔さんが、
キッと相葉さんを睨む。
「・・・ん?え?」
「お前のせいだぞ!!」
翔さんに頭を叩かれる相葉さん。
「い、いて!!なんで?」
ああ、翔さん、
色々なストレスを相葉さんにぶつけちゃった。