「・・・・・」


「・・・・・」


「・・・・・」


「・・・・・」


「・・・・・」


一体何?
一晩で何があった?
昨日の帰り、あんなにルンルンだったじゃん!
それが今は・・・


ええっと・・・
触れたほうがいいのかな?


いや、でも・・・
とりあえずニノと松潤に視線を送る。


・・・ああ、やっぱりそうくる?
2人は俺に行けって合図を送ってくる。


いく?どっちに?
いつもなら大ちゃんだけど・・・


珍しく大ちゃん気が立ってる。
楽屋に入った瞬間から。
いや、きっとその前からだな。


いつも通りソファーに横になって、
スマホをいじってるけど、
話しかけるなオーラがハンパない。


じゃあ、翔ちゃん?
・・・いく?あれに?


最近の翔ちゃんは大ちゃんのそばで新聞を読んでいたのに、
今日は以前のテーブル席にいて、
新聞を読んでるフリして、ずっと大ちゃんのこと見てる。
この世の終わりみたいな顔して。


翔ちゃん、
一体何やらかしたの?


こんな2人に・・・
行けるか俺?


いや、
無理無理無理!!
遺伝子レベルの警告音が再び・・・


「う”んん!」


ニノがわざとらしく咳払いして、
行けって顎で・・・


・・・分かったよ。
いくよ!ちゃんと行くから骨は拾ってね。


大ちゃんは・・・怖いから、
ここは翔ちゃんかな?
そっと翔ちゃんの隣に移動する。


「・・・翔ちゃん、何かあった?」


「相葉くぅ〜〜〜ん、聞いてよ〜〜〜」


すでに瞳うるうる状態の翔ちゃんに、
ここぞとばかりに腕を掴まれた。


い、痛いってば!
逃げないから離して翔ちゃん。
ニノと松潤に助けを求める。


俺1人じゃ無理。
一緒に話聞いてよって合図をする。
すると2人も翔ちゃんのいるテーブル席にやってきた。


翔ちゃんは、大ちゃんを気にしながら、
昨日の出来事をぼそぼそと話し出した。



「・・・は?」


「・・・はい?」


「・・・ええっと」


・・・大ちゃんの部屋で、
翔ちゃんで埋まったスケッチブックを見つけて、
嬉しくてキスしたら、止まんなくなって、
ダメだって言われたけど、結局朝まで・・・って!!


なんだそれ!
それってさ・・・


「・・・で?
朝までやって、
おじさんを怒らせたってことですか?」


「だって智くん、マジで可愛かったからさ、
マジで止まんなくて・・・」


「・・・・・」


「・・・・・」


「ただののろけじゃん!
心配して損したわ!!」


おお!さすが松潤!
よく言った!


「ノロけじゃねー!
智くんがもうずっと俺のことを無視してるんだぞ!
それのどこがノロけだ!!」


・・・いや、
俺にものろけにしか聞こえないよ、
翔ちゃん


「・・・翔くん?
もしかして、みんなに話した?」


「え?」


いつの間にか大ちゃんが、
翔ちゃんの後ろに立っていた。


ビクッとした翔ちゃんが、


「や!ちがっ・・・話してなんか・・・」


「・・・ふ〜ん」


大ちゃんはそう言うと、
スマホを操作し始めた。
誰かに電話?


「もしもし?松兄ぃ?
ずっと前に言ってた一緒に朝日を見に行こうって約束、
まだ有効?おいら、明日お休みだから、今夜からいかない?
どこのホテルとればいいの?」


「は?ホテル!?」


翔ちゃんが立ち上がる。
大ちゃんはそれを無視して、話を続けてく。


「ん?そうなの?
いいよ。おいらが行くから。
それなら松兄ぃの部屋で待ってるよ」


「は?松岡くんの部屋?」


大ちゃんが、翔ちゃんのことをジロッと睨みつける。
途端に小さくなる翔ちゃん。


「ご、ごめんなさい!!
智くん!!もう絶対昨日みたいなことしないから!!
ちゃんと智くんの言うこと聞くから、
俺以外の誰かと、
ホテルなんか行かないで〜〜〜
俺以外の誰かの部屋なんか行かないで〜〜〜」


・・・ええっと、
いつの間に形勢逆転したのかな?


確か、翔ちゃんがおしてたんじゃなかったっけ?















前回の-11-で終わりのつもりだったんです。
2人のイチャラブに満足してた。


けどね、私・・・
肝心なことを描いてない!
コメント返ししててそのことに気がついた!


それが描きたくて続編始めたのに・・・(((( ;°Д°))))


って、また自らハードルあげちゃった?
もうちょっと続けます〜♪





くろねこ🐾