「・・んっ・あっ・・・」


戸惑う智の唇の隙 間 から、
自分の 舌を そっと 差 し 入れる。


いつもより舌も熱くて・・・
すっげ、気持ちいい・・・


「あっ・・・ん」


俺の服の裾をぎゅっと両手でつかんで
俺の 舌 の 動 き に、
遠慮がち に 応える 智が可愛くて、


智が熱を出してるって分かってるのに、
こんなことしちゃダメだってわかってるのに、
・・・止められない


「はっん・・しょおっ・・・」


智が応えてくれるから、
俺はどんどん 欲張りになっていく。


もっともっと 智 を 感じたい。
キス だけ じゃ、もう・・・足りない。


舌を 絡 め な がら、
ゆっく り 智 を 押 し 倒 し、
智に 覆 い か ぶ さ る。


「んっ・・・あ、だめ・・っ、
これいじょうしたら・・・
しょおに・・うつっちゃう・・・」


智が俺の 身体 を 押し返す。
構わず俺は 智の 首筋 に チュッ と キ ス をする。


「これ以上って?」


「そ、それは・・そのっ・・・」


「俺は鍛えてるから大丈夫」


「・・・それは、かんけいない・・・でしょぉ・・んんっ」


首筋の 次 は 耳 に キス を する。
智 が ビクン を 身体 を 揺らす。


「大丈夫。・・・もう移ってるから」


「・・・しょおっ・・・」


「さとし・・・」


智の手が俺の背中に、
手を回した。
・・・これはいいって合図だよね。


耳たぶを 甘 が みして、
唇を 離 し、
顔を覗き込むと、
智のうるうるの瞳と目があう。


さっきまでキスしてた唇が、
艶 か しくテカっていて、
たまらなくなってもう一度 唇 を 重ねる。


「・・・さと・・・し」


「・・・しょおっ」


智のスウェットの 裾から 手 を 忍 ばせる。
智の身体がまたビクンとはねた。


その反応が可愛くて、
もっともっと感じさせたくなる。


智の身体も当たり前だけど、
すごく熱くて・・・


「・・・んふふ。・・・きもちいい」


「え?」


「しょおのて・・・つめたくて・・きもちいい・・」


「そう?じゃ・・もっと気持ちよくしてあげるね」


「・・・うん。もっとさわって・・・」


返事する代わりに スウェット を めくり、
智の 身体を 撫 で て いく。


「ねえ・・・知ってる?」


「ん?あっ・・・」


「熱ってさ、汗かくと下がるんだって。
さっき母さんが言ってた」


「・・・あせ?」


「そう。だから・・・汗かくことしよっか?」


智の 下 肢 に手 を伸ばし、
智 の ズボン に 手 を 入れた 瞬間。


ガタガタガタガタ!!


「「え?!」」


2人でビクッとして、動きを止めた。


「・・・あ、けーたい」


智が枕元のスマホに目をやる。
ああ、マナーモードにしてたからか。
ベットの木枠に当たってガタガタ音がしたんだ。


「・・・いいよ。出て」


俺は智にスマホを手渡し、
身体を離して、智のスウェットを戻し、
座らせた。


「・・・もしもし?」


智が寒くないように布団と毛布をかけてやる。


あっぶねー、
俺何やってるんだ。
智熱出してるのに・・・


『大ちゃん?大ちゃん!大丈夫なの?
さっきね、バイトの女の子からいつものイケメンのお客さんが、
スポーツドリンクとか、レトルトのご飯とか大量に買い込んでたって聞いて、
きっと翔ちゃんのことだと思って!
翔ちゃんが買いに来たんなら、
大ちゃんが病気なんだっと思って電話したんた!!』


・・・電話の相手は相葉くんか。
相葉くん声でかいな。


離れてる俺でもはっきり聞こえる。
めっちゃ早口で慌ててるのがよくわかる。


「んふふ、だいじょうぶだよ。
しょおがいろいろしてくれて・・・」


「・・・・・」


『そうなの?じゃあ、翔ちゃんに任せるのがいいね。
翔ちゃんにしっかり甘えてちゃんと休んでね。
あ!くれぐれも『汗かくと熱が下がるから・・・』とかいって、
イチャイチャしたらダメだからね!!』


・・・見てたんですか?
ごめんなさい!もうしませんから。


「・・・んふふ、わかってるよ。
しょおはそんなこと・・・しないもん」


智が俺のこと見て、
ウインクしてきた。
俺はブンブン首を縦にふる。


ああ、耳が痛い。


電話を終えた智が、
俺に抱きついてきた。


「・・・あいばちゃんがね、
いちゃいちゃしちゃダメだって・・・」


「うん。聞こえてた。
ごめん。俺、智が熱出してるのにがっついちゃって・・・」


「んふふ。いちゃいちゃはダメだっていわれたけど、
おいら、しょおと・・・いっしょにねていい?」


「え?・・・うん♡もちろん!
どうする?ここで寝る?それとも・・・」


「しんしついく。だっこして」


「かしこまりました」


俺は智を抱き上げて、
寝室に向かった。
智は嬉しそうに笑う。


・・・って、
智と一緒に寝る?
同じベットで一緒に寝るだけ?
・・・だけ??


それって・・・ある意味地獄かも
いや!できる!やってみせる!
集中だ!櫻井翔!


「・・・しょお?どうしたの?」


「何もないよ!大丈夫!
絶対朝まで乗り切ってみせるから!」


「?」






















| 壁 |д・)


勝ったのは相葉天使でした♡
予想通り?やっぱり予想外?
みなさんの予想はどっちだったでしょうか?

しょおくんよく頑張ったね( ´艸`)
治ったら心置きなく・・・♡

ちゃんと朝まで我慢出来る・・・よね?
(*゚ー゚)ゞ




くろねこ