今日のしやがれは何としても、
リアルタイムで観たかった。


だってこれ、
スタジオで見てない。
貴方とドラマのヒロインとの初対面。


お相手はね、
事前に貴方から聞いた。


ああ、あの人かって。
今最もオファーが殺到中の女優さんで・・・


あの人のために、
自然薯ほり・・・


しかもまた名人と仲良くなりすぎでしょ。
名人近いって!
何でそんなひっつく?


30前かと思ったって言葉に喜びすぎだし。
めっちゃ可愛いじゃねーか♡


けどダメ!
こんな可愛い笑顔はテレビで見せちゃダメだって、
何度も言ってるのに。
俺だけのもんなんだから!


で、ついにご対面。


っかさ!
なにその感想!


「ピッチピチじゃないですか!」
何だよ、ピッチピチって!


どうせ俺はもうピッチピチじゃねーよ。


何だよお見合いって!
カメラ回ったお見合いみたいだよって何だよ!


・・・お見合いだなんて


ああ・・・
もう何だよ。


めっちゃしゃべってるじゃん。


貴方がテレビでこんなにしゃべってるの最近見たことないよ。
何社長とのエピソードとか披露してんだよ。
俺、それ知らないよ?


・・・・・
・・・・・


空気感が似てる・・・かぁ。


うん、そうだね。
見ててそんな感じがした。


うん。
並んでても違和感はないかも。


・・・ああ、なんか泣きそうかも。
あんな嬉しそうにギュッと手を握って・・・


「・・・ああ、俺、ドラマ観れるかな?」


「えー!翔くん見てくんねーの?」


「だってヒロインのために奮闘するんでしょ・・って!
智くんいつからそこに?!」


智くんは1人がけのソファーにあぐらをかいて座って、
俺のことをじっと見ていた。


「ん?『どうせ俺はもうピッチピチじゃねーよ』あたり?」


「へ?」


「相変わらず翔くんの独り言は、
でかいよね」


・・・マジか!
もしかして全部声に出してた?


「・・・で?
何で泣きそうなの?」


「え?あ・・・えっと」


「・・・仕事だよ?
翔くんだってやったことあるでしょ?」


「・・・・・」


「・・・翔くん?」


「・・・わかってるよ。仕事だって!
分かってるよ?ちゃんと分かってるけどさ・・・」


ふわっと貴方の香りがしたと思ったら、
智くんがいつの間に俺の隣にいて、
俺は貴方に抱きしめられていた。


「・・・分かってるけどなあに?」


「・・・・・」


「・・・しょおくん?」


俺は智くんの香りが思いっきり吸い込む。
うん。もう平気。
だって、智くんをこうやっていつでも抱きしめられるのは俺。


俺だけだから・・・。


「・・・落ち着いた?
じゃ、行こっか?確かめてみなくちゃ」


「へ?どこに?
確かめるって何を?」


「ん?ベット♡
翔くんがもうピッチピチじゃないのか、
ベットで確かめてみようかなって」


「え?/////」


「・・・やっぱり、
ここでいいや。ここでしよっか?」


「え?ちょ・・・智く・・・んんっ!」


智くんの唇が俺の に 重なった。
ちゅってリップ 音がして、
智くんの 唇 が 離 れていく。


「・・・唇は、
ピッチピチっていうより、
ぷるぷるだね♡他はどうかな?」


「・・・智くん!」


俺は智くんを抱きしめ、
ソファーに押 し 倒した。


智くんが俺の頬にキスをしてきた。


「んふふ、おいらはしょおくんがいいの。
たとえもうピッチピチじゃなくてもね」


「いやいや俺だってまだまたピッチピチだし!
今からそれ証明してあげる」


俺は智くんの首筋に顔を埋める。


「あん・・・しょおく・・・ん」


この声を聞けるのも、
俺だけだよね。


「俺も智くんがいい・・・」






ああ、今夜も貴方と・・・
2人だけの秘密の時間。




゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚



今回のリクエストは、


『智君のドラマの相手役が発表になった時の翔君をお願いします。
一緒にお好み焼きを作ったりしたのを見てドラマとはいえ、
相手役の女優さんにジャラシ―感じてる翔君が見たいんです』


でした!


Rさんリクエストありがとうございます♡
②の方から描いちゃった( ´艸`)


こんな感じになりました。
いかがでしょうか?


①の方ただいま絶賛妄想中♡
もう少々お待ちくださいませ♪


今回のしやがれ、
私「あぶない刑事」大好きなんで、
めちゃ楽しかった♡

みんな良かったけど、
大宮の爆弾処理最高だった!


大野くんと翔くんの即興も見てみたかったな。
やまの2人なら、
Sな大野くん出てきちゃう?



くろねこ🐾