「ただいま。
・・・あれ?智くん?
もしかしてまた・・・」
「・・・・・」
電気はついてる。
靴もある。
なのにまた、俺の呼びかけに、
愛しの智くんが答えない。
リビングから聞こえるあの音は・・・
「くふふ、やっぱりかっこいいな♡」
「・・・・・」
・・・やっぱり。
今夜も愛しの智くんはブルース・リーに夢中。
んで、また俺が帰ってきたのに気がついてない。
・・・今日はあの子とメールしてないみたい。
まあ、しててもいいんだけど。
・・・さて、どうしようか?
また夢中になってる智くんを見てるってものいいけど、
ちょっと腹減ってるんだよね。
あ!智くんにこの前教えてもらったみじん切り。
夜会でオムライスの作り方覚えたし、
完璧に作って智くんを驚かせてやる!
俺はキッチンに行き、
準備を始める。
まずは、ご飯は冷凍のでいいかな?
たまご、玉ねぎ、
ささみ・・・はないから、ウインナーでいいか。
手を洗って、
エプロンは智くんのを借りちゃおう。
まずは材料を包丁で切る・・・
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
「ん?・・・」
なんか音が聞こえる。
キッチンから?
・・・え?
しょおくん?
いつの間に帰ってきたの?
おいらまたテレビに熱中してて、
しょおくんに気がつかなかったのか。
ってか!しょおくん!
エプロンなんかして何してるの?
こっそり覗きに行く。
料理に夢中なしょおくんはおいらに気づいてないみたい。
出してある材料からして、
作ろうとしてるのは・・・オムライス?
って!
ちょっとまって!
だから何で玉ねぎ横真っ二つにしちゃうの?
この前ちゃんと教えたじゃん!
頭と根のとこをまず落とすって言ったじゃん!
ああっ!あぶない!
何でそんな不安定なまま切るの?
「ああ、そんな!」
「ん?あれ、智くん?
見て!今日は完璧でしょ?
俺だってやればできるんだからね!」
「・・・・・」
ってだから!
左手は猫だって言ったのに!
「あっ!あぶないって!ゆび!」
「大丈夫だよー、
本当にもう智くんは心配性だなぁ・・・」
心配性?
そうじゃないって!
マジで危ないんだって!
しょおくんわかってるの?
この前教えたこと何にも活かせてない!
ごめんなさい、坂本君。
おいらちゃんと教えたつもりなんだけど、
ダメみたい・・・
「・・・しょおくん、それ、みじん切り?」
「ん?そうだよ?だめ?」
「・・・・・」
良いかダメかっと聞かれたら・・・ダメだね。
けど、楽しそうに切ってるしょおくんには言えない。
うわっ・・・ウインナーぶつ切り?
・・・・・
・・・・・
しょおくんのエプロン姿めっちゃかっこいい!
しょおくんがフライパンもってる姿もかっこいい!
ビジュアルは完璧なのに・・・
なのに、フライパンに入ってるそれは、
一体なんだろう・・・
それっぽくはなってるけど、
ケチャップライスの具が、
ゴロゴロすぎやしませんか?
んで、たまごも・・・
ちょっと火加減強くない?
・・・・ああっ
「・・・よしっ!
ま、こんなもんかな?
さ、智くん食べよ!」
「・・・う、うん」
ああ、エプロン姿でお皿を運んでるしょおくんは、
めっちゃかっこいい♡
もう、かっこよくてたまらない!
けど、運ばれてきたこれは・・・
口に入れるの、結構勇気がいる感じだ。
しょおくんがキラキラの瞳でおいらを見つめてる。
感想を聞きたいわけね。
・・・よしっ!いけ!おいら!
ばくん!
「・・・あれ?
美味し・・・い?」
「でっしょ!うまいんだよ!
ほらやればできるでしょ!俺!」
あれ?何でだろ?
普通にうまい!
「すごい!うんまいよ!
しょおくん♡これ!
坂本くんにメールで教えてあげなくちゃ!
見た目は・・・だけど、味は最高だって」
しょおくんの作ったオムライスは、
ドレスをまとってないけど、
本当に美味しい!
夢中で食べてたら・・・
「・・・智くん?」
「・・・ん?」
いつの間にか、
しょおくんがおいらの隣に座って、
おいらの顔を覗いてる。
「・・・ご褒美は?」
「・・・へ?」
「上手に作ったご褒美欲しいな♡
ここに!ほらほら♡」
自分の唇を指でつんつんつついて、
瞳を閉じて待ってるしょおくん。
「んふふ、大変よくできました♡」
しょおくんの唇に、
チュッとキスをすると、
そのまま頭を押さえられた。
「んんっ・・・しょおっ・・!」
「やっぱ、オムライスより、
智くんの方がいいや!」
「え?・・・しょおっ・くん?」
「・・・智くんが悪いんだよ
口いっぱい詰め込んでめっちゃ可愛い・・・くちゅっ♡」
「んあっ・・んっ・しょおく・・・っ」
「智くんを食べていいよね♡?」
「・・・っばか」
そんなこと、聞かなくてもわかるでしょ?
ああ、今夜もキミと・・・
2人だけの秘密の時間。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
今回のリクエストは、
アブナイ夜会から♪
『翔くん、包丁持ってる!あっ危ない!』
珍しく、テレビに夢中で、翔くんが帰ってきたのも気づかず、
ハラハラしてる智くん。
フライパンも持ってる姿はかっこいい♡
エプロン姿もかっこいい♡
でも、手元が心配!
そんな百面相してる智くんを見て、翔くんは・・・♡
でした。
pさんこんな感じになりました。
メッセージでお知らせしたように、
『ちゅうだけじゃやだ!』の続編のような感じにしちゃいました。
坂本くん繋がり♡ということで。
ダメだったかな?| 壁 |д・)
気に入ってもらえたら嬉しいですо(ж>▽<)y ☆
さあて、
次のリクエストは・・・( ´艸`)♪
くろねこ🐾
・・・あれ?智くん?
もしかしてまた・・・」
「・・・・・」
電気はついてる。
靴もある。
なのにまた、俺の呼びかけに、
愛しの智くんが答えない。
リビングから聞こえるあの音は・・・
「くふふ、やっぱりかっこいいな♡」
「・・・・・」
・・・やっぱり。
今夜も愛しの智くんはブルース・リーに夢中。
んで、また俺が帰ってきたのに気がついてない。
・・・今日はあの子とメールしてないみたい。
まあ、しててもいいんだけど。
・・・さて、どうしようか?
また夢中になってる智くんを見てるってものいいけど、
ちょっと腹減ってるんだよね。
あ!智くんにこの前教えてもらったみじん切り。
夜会でオムライスの作り方覚えたし、
完璧に作って智くんを驚かせてやる!
俺はキッチンに行き、
準備を始める。
まずは、ご飯は冷凍のでいいかな?
たまご、玉ねぎ、
ささみ・・・はないから、ウインナーでいいか。
手を洗って、
エプロンは智くんのを借りちゃおう。
まずは材料を包丁で切る・・・
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
「ん?・・・」
なんか音が聞こえる。
キッチンから?
・・・え?
しょおくん?
いつの間に帰ってきたの?
おいらまたテレビに熱中してて、
しょおくんに気がつかなかったのか。
ってか!しょおくん!
エプロンなんかして何してるの?
こっそり覗きに行く。
料理に夢中なしょおくんはおいらに気づいてないみたい。
出してある材料からして、
作ろうとしてるのは・・・オムライス?
って!
ちょっとまって!
だから何で玉ねぎ横真っ二つにしちゃうの?
この前ちゃんと教えたじゃん!
頭と根のとこをまず落とすって言ったじゃん!
ああっ!あぶない!
何でそんな不安定なまま切るの?
「ああ、そんな!」
「ん?あれ、智くん?
見て!今日は完璧でしょ?
俺だってやればできるんだからね!」
「・・・・・」
ってだから!
左手は猫だって言ったのに!
「あっ!あぶないって!ゆび!」
「大丈夫だよー、
本当にもう智くんは心配性だなぁ・・・」
心配性?
そうじゃないって!
マジで危ないんだって!
しょおくんわかってるの?
この前教えたこと何にも活かせてない!
ごめんなさい、坂本君。
おいらちゃんと教えたつもりなんだけど、
ダメみたい・・・
「・・・しょおくん、それ、みじん切り?」
「ん?そうだよ?だめ?」
「・・・・・」
良いかダメかっと聞かれたら・・・ダメだね。
けど、楽しそうに切ってるしょおくんには言えない。
うわっ・・・ウインナーぶつ切り?
・・・・・
・・・・・
しょおくんのエプロン姿めっちゃかっこいい!
しょおくんがフライパンもってる姿もかっこいい!
ビジュアルは完璧なのに・・・
なのに、フライパンに入ってるそれは、
一体なんだろう・・・
それっぽくはなってるけど、
ケチャップライスの具が、
ゴロゴロすぎやしませんか?
んで、たまごも・・・
ちょっと火加減強くない?
・・・・ああっ
「・・・よしっ!
ま、こんなもんかな?
さ、智くん食べよ!」
「・・・う、うん」
ああ、エプロン姿でお皿を運んでるしょおくんは、
めっちゃかっこいい♡
もう、かっこよくてたまらない!
けど、運ばれてきたこれは・・・
口に入れるの、結構勇気がいる感じだ。
しょおくんがキラキラの瞳でおいらを見つめてる。
感想を聞きたいわけね。
・・・よしっ!いけ!おいら!
ばくん!
「・・・あれ?
美味し・・・い?」
「でっしょ!うまいんだよ!
ほらやればできるでしょ!俺!」
あれ?何でだろ?
普通にうまい!
「すごい!うんまいよ!
しょおくん♡これ!
坂本くんにメールで教えてあげなくちゃ!
見た目は・・・だけど、味は最高だって」
しょおくんの作ったオムライスは、
ドレスをまとってないけど、
本当に美味しい!
夢中で食べてたら・・・
「・・・智くん?」
「・・・ん?」
いつの間にか、
しょおくんがおいらの隣に座って、
おいらの顔を覗いてる。
「・・・ご褒美は?」
「・・・へ?」
「上手に作ったご褒美欲しいな♡
ここに!ほらほら♡」
自分の唇を指でつんつんつついて、
瞳を閉じて待ってるしょおくん。
「んふふ、大変よくできました♡」
しょおくんの唇に、
チュッとキスをすると、
そのまま頭を押さえられた。
「んんっ・・・しょおっ・・!」
「やっぱ、オムライスより、
智くんの方がいいや!」
「え?・・・しょおっ・くん?」
「・・・智くんが悪いんだよ
口いっぱい詰め込んでめっちゃ可愛い・・・くちゅっ♡」
「んあっ・・んっ・しょおく・・・っ」
「智くんを食べていいよね♡?」
「・・・っばか」
そんなこと、聞かなくてもわかるでしょ?
ああ、今夜もキミと・・・
2人だけの秘密の時間。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
今回のリクエストは、
アブナイ夜会から♪
『翔くん、包丁持ってる!あっ危ない!』
珍しく、テレビに夢中で、翔くんが帰ってきたのも気づかず、
ハラハラしてる智くん。
フライパンも持ってる姿はかっこいい♡
エプロン姿もかっこいい♡
でも、手元が心配!
そんな百面相してる智くんを見て、翔くんは・・・♡
でした。
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メッセージでお知らせしたように、
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坂本くん繋がり♡ということで。
ダメだったかな?| 壁 |д・)
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さあて、
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